BeOne Medicinesの「BEQALZI™」(ソンロトクラックス)、再発・難治性マントル細胞リンパ腫に対する初かつ唯一のBCL2阻害薬として米国FDAが承認
BeOne Medicinesの「BEQALZI™」(ソンロトクラックス)、再発・難治性マントル細胞リンパ腫に対する初かつ唯一のBCL2阻害薬として米国FDAが承認
BEQALZIは、同クラスの他剤と比べて有効性、忍容性、利便性を向上させる可能性を有し、より高い効力と選択性を備えるよう設計された基盤的なBCL2阻害薬
BEQALZIの承認により、同剤は米国で10年ぶりに承認された新たなBCL2阻害薬となり、MCLを適応として承認された唯一のBCL2阻害薬として、イノベーションの新たな標準を確立することを目指すもの
カリフォルニア州サンカルロス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- BeOne Medicines Ltd.(「BeOne」)(Nasdaq:ONC、HKEX:06160、SSE:688235)は、グローバルなオンコロジー企業です。同社は、米国食品医薬品局(FDA)が、基盤となる次世代BCL2阻害薬である「BEQALZI™ 」(ビー・カール・ジー、ソンロトクラックス)について、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬を含む2ライン以上の全身療法後の再発・難治性(R/R)マントル細胞リンパ腫(MCL)の成人患者の治療薬として迅速承認を付与したと発表しました。BEQALZIは、BCL2阻害を強化するため、より高い効力と選択性を有し、同クラスの他剤と比べて有効性、忍容性、利便性の改善につながる可能性を持つ薬理学的プロファイルを備えるよう設計されました。
テキサス大学MDアンダーソンがんセンターのリンパ腫・骨髄腫科のPuddin Clarke寄附講座教授であり、グローバル主任治験責任医師であるマイケル・ワン医学博士は、次のように述べています。
「米国におけるソンロトクラックスの承認を裏付けるデータは、BTK阻害薬による治療後のマントル細胞リンパ腫に対する基盤となる治療法としての同剤の役割を確認するとともに、治療選択肢が限られ、治療成績が不良な状況でも強固な疾患コントロールをもたらし得ることを示しています。臨床的な観点から、これは有効性と忍容性の両方に裏付けられた重要な新たな選択肢を医師にもたらし、この疾患における治療シークエンスの考え方を大きく変えるものです。」
承認を裏付けるデータ
BEQALZIの迅速承認は、第1/2相試験BGB-11417-201(NCT05471843)から得られた有効性および安全性データに基づくもので、同データは第67回 米国血液学会(ASH)年次総会・展示会で発表されました。同試験では有効性データの独立レビューが行われ、以下の結果が示されました。
- 全奏効率(ORR):52%(95% CI、42~62)
- 完全奏効率(CR):16%(95% CI、9.1~24.0)
- 奏効までの期間中央値(TTR):1.9か月
- 奏効持続期間中央値(DOR):15.8か月(95% CI、7.4か月~NE)、奏効追跡期間中央値11.9か月時点(データはまだ十分に成熟していない段階)
- 安全性:ソンロトクラックス単剤療法は、おおむね良好な忍容性を示しました
この適応症に対する承認の継続は、現在進行中の確認試験CELESTIAL-RRMCL(NCT06742996)で臨床的有用性が確認されることを条件としています。米国FDAはまた、この適応症におけるソンロトクラックスに画期的治療薬指定(BTD)を付与したほか、ファストトラック指定および希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)指定も付与しました。
BeOneの血液領域チーフ・メディカル・オフィサー(CMO)であるアミット・アガルワル医学博士(M.D., Ph.D.)は、次のように述べています。
「BeOneは、B細胞悪性腫瘍を抱える患者の治療方法を革新するため、BCL2阻害の進展と強化をけん引しています。今回のBEQALZIの承認は、マントル細胞リンパ腫の患者にとって重要な前進であり、B細胞悪性腫瘍の標準治療を引き上げることを目的とした基盤となる医薬品を創出するというBeOneの戦略をさらに裏付けるものです。」
BTK阻害薬による治療後の困難なR/R MCL治療環境における新たなBCL2阻害薬の選択肢
MCLは、非ホジキンリンパ腫のまれなサブタイプであり、多くの場合、悪性度が高い疾患です。米国では、毎年約3,300例が新たにMCLと診断されています。1多くの患者が初回治療に反応する一方で、再発は一般的であり、特にBTK阻害薬による治療歴がある場合には、進行後の治療成績が不良となる可能性があります。BEQALZIの迅速承認により、MCLの治療環境に新たな標的機序が導入され、疾患の経過に応じて患者の治療選択肢を拡大することの重要性が改めて示されます。
リンパ腫研究財団(Lymphoma Research Foundation)の最高経営責任者を務めるメーガン・グティエレス氏は、次のように述べています。
「再発・難治性マントル細胞リンパ腫とともに生きる人々にとって、病勢が進行するたびに、残された治療選択肢に対する不安や疑問が生じる可能性があります。米国FDAによるソンロトクラックスの承認は、米国のマントル細胞リンパ腫コミュニティーにとって大きな前進であり、他の利用可能な治療法を使い尽くした患者とその家族に新たな希望をもたらします。このような進歩は、この疾患における継続的な研究とイノベーションがなぜ極めて重要であり続けるのかを明確に示すものです。」
薬事および開発に関する追加情報
BEQALZIは、中国においてもR/R MCLの治療薬として承認されています。また、BTK阻害薬を含む少なくとも1つの全身療法を受けたことのある慢性リンパ性白血病(CLL)/小リンパ球性リンパ腫(SLL)の成人患者の治療薬としても承認されています。R/R MCLにおけるソンロトクラックスの第1/2相試験データは、欧州医薬品庁(EMA)およびその他の薬事当局でも審査中です。
米国FDAはまた、原発性マクログロブリン血症(WM)を対象としてソンロトクラックスにファストトラック指定を付与したほか、WM、多発性骨髄腫、急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群の成人患者の治療を目的として希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)指定を付与しました。
さらに、ソンロトクラックスは現在、CLLの治療薬候補として、ザヌブルチニブを含む他の治療薬との併用で研究が進められており、更新データは2026年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表される見込みです。
BEQALZI™(ソンロトクラックス)について
BEQALZI™(ソンロトクラックス)は、独自の薬物動態および薬力学プロファイルを備えた、基盤的な次世代B細胞リンパ腫2(BCL2)阻害薬であり、ベストインクラスとなる可能性があります。初期開発段階の非臨床試験および臨床試験において、ソンロトクラックスは、半減期が短く薬物蓄積を伴わない、極めて強力かつ特異的なBCL2阻害薬であることが示されています。ソンロトクラックスは、慢性リンパ性白血病(CLL)を含む幅広いB細胞悪性腫瘍において有望な臨床活性を示しており、単剤療法およびザヌブルチニブを含む他の治療薬との併用療法として開発が進められています。ソンロトクラックスの広範なグローバル開発プログラム全体で、これまでに2,200人を超える患者が登録されています。
適応症
BEQALZI™(ソンロトクラックス)は、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬を含む2ライン以上の全身療法後の再発・難治性(R/R)マントル細胞リンパ腫(MCL)の成人患者の治療に適応されるBCL-2阻害薬です。
この適応症は、奏効率および奏効持続期間に基づき、迅速承認制度の下で承認されています。この適応症に対する承認の継続は、確認試験において臨床的有用性が検証および記述されることを条件とする場合があります。
重要な安全性情報
禁忌
BEQALZIは、腫瘍崩壊症候群(TLS)のリスクが増加する可能性があるため、投与開始時および用量漸増期には、強力なCYP3A阻害薬との併用が禁忌です。
警告および使用上の注意
- 腫瘍崩壊症候群(TLS):BEQALZIは、急速な腫瘍縮小およびTLSに一致する血液生化学検査値の変化を引き起こす可能性があります。これらは重篤または生命を脅かす可能性があり、迅速な管理を要する場合があります。TLSは、初回投与の最短4時間後、用量増量時、または治療中断後の再開時に発生する可能性があります。推奨される用量漸増に従った患者の7%で、検査上または臨床的なTLSが発生しました。すべての患者についてTLSリスクを評価し、十分な水分補給および尿酸降下薬を含む予防措置を開始してください。TLSリスクの高い患者では、静脈内水分補給を伴う入院を検討し、頻回のモニタリングを実施してください。血液生化学検査値を厳密にモニタリングし、異常を速やかに管理してください。TLSが発生した場合はBEQALZIの投与を中断し、再開時には処方情報の用量変更ガイダンスに従ってください。
- 重篤な感染症:BEQALZIは、致死的または重篤な感染症を引き起こす可能性があります。重篤な感染症は患者の14%に発現し、グレード3~4の感染症は17%に発現しました(致死的:2.6%)。最も多くみられたグレード3以上の感染症は肺炎(10%)でした。感染症の徴候および症状をモニタリングし、適切に治療してください。予防的抗微生物薬および免疫グロブリンの使用を検討してください。重症度に応じて、BEQALZIの投与を中断するか、用量を減量するか、投与を完全に中止してください。
- 好中球減少症:BEQALZIは、好中球減少症を含む重篤または重度の血球減少症を引き起こす可能性があります。グレード3または4の好中球数減少は患者の18%に認められ(グレード4:6%)、発熱性好中球減少症は全患者の1.7%に発現しました。治療期間を通じて全血球算定をモニタリングしてください。重症度に応じて、治療を中断するか、用量を減量するか、BEQALZIの投与を完全に中止してください。
- 胚・胎児毒性:BEQALZIを妊婦に投与すると、胎児に害を及ぼす可能性があります。胎児への潜在的リスクについて患者に助言してください。投与開始前に妊娠状態を確認してください。女性患者には治療中および最終投与後1週間にわたり有効な避妊法を使用するよう助言し、妊娠可能な女性パートナーを持つ男性にも、治療中および最終投与後1週間にわたり有効な避妊法を使用するよう助言してください。
有害反応
最も多くみられた有害反応(15%以上)は、肺炎(16%)および疲労(16%)です。最も多くみられたグレード3~4の臨床検査値異常(15%以上)は、リンパ球数減少(29%)および好中球数減少(18%)です。
薬物相互作用
- 強力または中等度のCYP3A阻害薬:併用によりBEQALZIの曝露量が増加します。BEQALZIの投与開始時および用量漸増期には、強力なCYP3A阻害薬の使用を避けてください。1mgおよび2mgの用量では中等度のCYP3A阻害薬の使用を避け、その他すべての用量では併用時にBEQALZIの用量を減量してください。用量変更については、承認済みの添付文書を参照してください。
- 強力または中等度のCYP3A誘導薬:併用によりBEQALZIの曝露量が低下します。併用を避けてください。
特定集団
授乳:女性患者には、BEQALZIによる治療中および最終投与後1週間は授乳しないよう助言してください。
有害反応の疑いを報告するには、BeOne Medicines(1-877-828-5596)またはFDA(1-800-FDA-1088もしくはwww.fda.gov/medwatch)までご連絡ください。
詳細は、 米国処方情報全文 をご覧ください。
BeOneについて
BeOne Medicinesは、世界中のがん患者に向けた革新的な治療法の発見および開発に取り組むグローバルなオンコロジー企業です。当社は、血液がんおよび固形がんにわたるポートフォリオを有し、社内体制および提携を通じて、多様な新規治療薬パイプラインの開発を加速しています。同社は、6大陸にわたり拡大を続けるグローバル・チームを有し、科学的卓越性と卓越したスピードを原動力に、これまで以上に多くの患者に治療を届けることを目指しています。
BeOneについての詳細は www.beonemedicines.com をご覧ください。 LinkedIn 、 X 、 Facebook や Instagram をフォローしてください。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法およびその他の連邦証券法の意味における将来の見通しに関する記述が含まれています。これには、ソンロトクラックスの潜在的な利点、ソンロトクラックスの臨床開発、薬事上のマイルストーン、申請および承認に関するBeOneの見通し、ならびに「BeOneについて」の項目に記載されたBeOneの計画、コミットメント、抱負および目標に関する記述が含まれます。実際の結果は、さまざまな重要な要因により、将来の見通しに関する記述で示されたものと大きく異なる可能性があります。これらの要因には、BeOneが医薬品候補の有効性および安全性を実証する能力、医薬品候補の臨床結果がさらなる開発または販売承認を裏付けない可能性、臨床試験の開始・時期・進行および販売承認に影響を及ぼす可能性のある規制当局の措置、上市済み医薬品、および承認された場合の医薬品候補について商業的成功を収めるBeOneの能力、BeOneが医薬品および技術に関する知的財産の保護を取得し維持する能力、医薬品開発、製造、商業化およびその他のサービスを第三者に依存していること、規制当局の承認取得および医薬品の商業化に関するBeOneの経験が限られていること、事業運営のための追加資金を調達し、医薬品候補の開発を完了し、収益性を達成・維持するBeOneの能力、ならびにBeOneの最新の定期報告書の「リスク要因」と題する項目でより詳しく論じられているリスク、およびBeOneが米国証券取引委員会(SEC)にその後提出する書類に記載される潜在的なリスク、不確実性、その他の重要な要因に関する記述が含まれます。本プレスリリースのすべての情報は、本プレスリリースの日付時点のものであり、BeOneは法律で義務付けられる場合を除き、かかる情報を更新する義務を負いません。
BeOneのメディア関連資料は、当社の ニュースルーム をご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Contacts
Investor Contact
Liza Heapes
+1 857-302-5663
ir@beonemed.com
Media Contact
Kyle Blankenship
+ 1 667-351-5176
media@beonemed.com


