パース・バイオサイエンシズ、Evercode MAXを発売し、研究者がより多くの細胞と検体を柔軟に解析可能に
パース・バイオサイエンシズ、Evercode MAXを発売し、研究者がより多くの細胞と検体を柔軟に解析可能に
新たなモジュール式プラットフォームにより、研究者は費用対効果を最適化しつつ、検体数と細胞数をより自在に調整可能に
シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 拡張性と利用しやすさを備えたシングルセル・シーケンシング・ソリューションの主要プロバイダーで、キアゲングループ傘下のパース・バイオサイエンシズは、同社の主力シングルセル・シーケンシング・プラットフォーム「Evercode」のモジュール式構成「Evercode™ MAX」の顧客向け出荷を開始したと発表しました。従来と同じ装置不要のワークフローで、研究者は既存の予算内で最大2.5倍の細胞数を最大2倍の検体数にわたって解析できます。あるいは、同じ実験を総コスト約半分に抑えて実施することも可能です。
Evercode MAXでは、検体のバーコード化とライブラリ調製がそれぞれ独立したキットになっており、研究者は実験内容に応じてキット構成を組むことができます。Evercode MAXは、Whole Transcriptome、WT FFPE、TCR、BCR、CRISPR Detectに対応しています。最大384検体、200万細胞に対応する構成が用意されており、研究者は、生物学的変動を特徴づけるために検体数の増加を優先することも、希少な細胞集団や細胞状態の微妙な違いを識別するために検体あたりの細胞数の増加を優先することもできます。
こうした柔軟性は、費用対効果の面にも及びます。Evercode MAXにより、1回の実験でより多くの検体と細胞を扱えるため、検体あたりのコストを最大58%削減できます。また、研究者は目標とする細胞数に合わせてライブラリー調製の処理能力を調整し、未使用のライブラリー調製反応分を今後の実験用に確保しておくこともできます。これにより、検体ごとにシーケンシングする細胞数を自ら決めながら、購入した試薬をより有効に活用できます。
ランドクイスト研究所の任期付き助教で、最近Evercode MAXを採用したニコラス・イェンジョフスキー博士は、「Evercode MAXを表す言葉は、『柔軟性』の一言に尽きます。私たちが計画している実験では、実質的に1回分の費用で2回の実験ができる計算でした。そのため、採用を決めるのは簡単でした」と述べています。
パースの共同創業者兼最高技術責任者(CTO)であるチャーリー・ロコは、「Evercode MAXは、お客様からのフィードバックを直接反映して生まれた製品です。シングルセル研究を大規模化する際の優先事項は研究室によって異なり、検体数を増やしたい場合もあれば、細胞数を増やしたい場合や、予算を抑えたい場合もあります。Evercode MAXなら、1つの要素にしか対応できないキットで妥協することなく、研究者自身が何を優先するかを決められます」と述べています。
Evercode MAXは、既存のEvercodeキットと同じv4ケミストリーを採用しており、高感度な遺伝子および転写産物の検出、効率的なシーケンシング、細胞回収の向上を特長としています。
Evercode MAXの詳細については、10月20日~24日にカナダ・モントリオールで開催される米国人類遺伝学会(ASHG)の年次大会で、パースのブース(801)にお立ち寄りいただくか、Evercode MAXの製品ページをご覧ください。
パース・バイオサイエンシズについて
キアゲングループ傘下であるパース・バイオサイエンシズは、人々の健康と科学研究の進歩を加速させることを使命とする、世界的なライフサイエンス企業です。前例のないスケールと容易さでシングルセル・シーケンシングを実施できるよう研究者を支援する同社の先駆的なアプローチは、がん治療、組織修復、幹細胞治療、腎疾患および肝疾患、脳の発達、そして免疫システムといった分野において、画期的な発見を可能にしてきました。
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