-

ニューラプティブ・セラピューティクス、末梢神経損傷患者を治療するための新規手法となるNTX-001のIND申請をFDAが承認と発表

  • 末梢神経損傷の補助療法として変革をもたらす可能性を持つNTX-001は、専有システムを使用して切断神経を再接合
  • ニューラプティブは上肢急性単神経切断末梢神経損傷の患者でNTX-001の安全性と有効性を標準治療と比較して評価する第2相多施設ランダム化対照試験を実施へ

フィラデルフィア--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 末梢神経損傷(PNI)の治療における未充足ニーズに対処するための新規の治療薬と医療用製品の開発に専心する臨床段階のバイオテクノロジー企業であるニューラプティブ・セラピューティクス(以下、「ニューラプティブ」)は本日、急性単神経切断PNI患者でのNTX-001に対する当社の新薬臨床試験開始届(IND)を米国食品医薬品局(FDA)が承認したと発表しました。

ニューラプティブのエグゼクティブバイスプレジデントで研究開発担当ヘッドのEvan Tzanisは、次のように述べています。「当社初のINDが承認されたのは喜びであり、今年後半の臨床試験開始に期待しています。私たちは、末梢神経損傷を治療すべく、ニューラプティブのNTX-001を臨床の場へと前進させるに当たり、治験責任医師らと協力していきたいと思います。」

手術が必要となる末梢神経損傷は一般的で、米国で毎年60万人以上に発生しており、神経損傷の約80%は上肢で発生しています。ニューラプティブの第2相試験では、上肢における神経損傷で、NTX-001の安全性と有効性を現在の標準治療と比較して評価します。NTX-001は米国で、FDA 505 (b) (2)の枠組みによって開発が進められていますが、本製品に含まれる成分は既存の承認済み医薬品の中に存在するため、開発プログラムを簡素化できる可能性があります。

ニューラプティブの常勤会長であるIvan Grgel(MD)は、次のように述べています。「従来のインターベンションは、損傷の48~72時間後に発生する不可逆的な変性を防ぐことができません。当社は、NTX-001がこの変性プロセスを軽減ないし防止することで神経の回復を速める可能性を備えており、この種の神経損傷が一般的にもたらす障害を患者が避けられると考えています。当社は、NTX-001が画期的な治療薬となり、医師がPNIの修復を受ける患者に提供できるようになると期待しています。」

ニューラプティブ・セラピューティクスについて

ニューラプティブは、患者とその治療に当たる外科医のために、神経修復の臨床転帰を改善するための革新的な新規治療薬を創り出しています。当社のフランチャイズ治療薬製品であるNTX-001は、外傷性損傷を受けたか再建手術を受ける適格患者にとって、神経の感覚/機能回復の質とスピードを高める潜在力があります。ニューラプティブは自社パイプラインを迅速に前進させ、持てる能力を活用して臨床段階の企業へと移行していきます。当社にはニュー・レイン・ヘルスケア・インベスターズがFund 18を通じ、またベン・フランクリン・テクノロジー・パートナーズが投資しています。当社はペンシルベニア州フィラデルフィアに本社を置き、コロラド州ボルダー近くに事業所を構え、コロラド州オーロラのコロラド大学アンシュッツ医療センターに外科系橋渡し医療施設を有しています。詳細情報についてはwww.neuraptive.comをご覧ください。

ニュー・レイン・ヘルスケア・インベスターズについて

ニュー・レインはベンチャーキャピタルや早期成長段階を対象とするファンドマネジャーとして、新しい送達形態や潜在的な新用途/適応症など、新しい方法で使用される実証済みの分子に着眼した投資戦略を持っています。ニュー・レインはこの手法により、科学的根拠に基づいてリスクを制限して、開発と戦略実行に集中します。これまで行った投資には、アルツハイマー病、眼科疾患、呼吸器疾患の治療薬、分子腫瘍診断薬の各分野が含まれます。ニュー・レインのパートナー、アソシエイト、アドバイザーは、知識豊富な元業界幹部で、事業/投資/取引経験の確固たる実績を有しています。ニュー・レインは取引決定の相当な専門性と豊富な事業経験を組み合わせることで、状況に適合させて適切な取引をまとめ、ポートフォリオ企業と協力して各社製品の価値最大化を達成できます。詳細情報についてはwww.newrhein.comをご覧ください。

将来見通しに関する記述についての注記

本プレスリリースには、臨床試験開始の時期に関する当社の記述など、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー条項の意味における「将来見通しに関する記述」が含まれています。将来見通しに関する記述は過去の事実でも将来の業績の保証でもありません。これらの記述は今後の当社事業、今後の計画と戦略、予想される出来事や動向、経済その他の将来状況に対する当社の現時点での見解、予想、仮定のみに基づくものであり、内在的な不確実性、リスク、状況変化の影響を受けます。それらの不確実性、リスク、状況変化は予想が困難であり、多くは当社が制御できないものです。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Investor Relations Neuraptive Therapeutics, Inc
IR@neuraptive.com

Evan Tzanis
Phone: +1-484-787-3203

NEURAPTIVE THERAPEUTICS

Details
Headquarters: Wayne, PA
CEO: Robert (Bob) Radie
Employees: 8
Organization: PRI


Contacts

Investor Relations Neuraptive Therapeutics, Inc
IR@neuraptive.com

Evan Tzanis
Phone: +1-484-787-3203

More News From NEURAPTIVE THERAPEUTICS

ニューラプティブ・セラピューティック、NTX-001の第2相トップライン中間結果を2024年米国手外科学会(ASSH)年次総会でプレゼンテーションすると発表

ペンシルベニア州チェスターブルック--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 末梢神経損傷の新しい治療法に重点的に取り組む大手バイオ製薬企業であるニューラプティブ・セラピューティックは、現在進行中の第2相NEUROFUSE試験の中間トップライン結果を、9月19日から21日までミネアポリス(ミネソタ州)で開催される2024年米国手外科学会(ASSH)年次総会でプレゼンテーションする予定であることを発表しました。急性単一切断末梢神経損傷の治療におけるNTX-001の安全性と有効性:第2相無作為化対照試験と題された発表は、トップ10ベストペーパーに選ばれ、9月19日(木)の学術論文セッションでワシントン大学のデビッド・ブローガン博士により発表されます。 本プレゼンテーションでは、急性期の単一離断の上肢末梢神経損傷患者を対象にNTX-001の安全性と有効性を評価するNEUROFUSE試験の24週間の分析の中間結果が発表されます。NTX-001は、標準的な外科的修復と併用することで機能回復の速度と持続性を改善するように設計された薬物と医療機器を組み合わせたものです。これらの...

ニューラプティブ・セラピューティクスがNTX-001のFDA画期的治療薬指定を取得、修復が必要な末梢神経損傷治療用のNTX-001の開発進展に関する最新情報を提供

ペンシルバニア州チェスターブルック--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ニューラプティブ・セラピューティクスは、NTX-001が画期的治療薬指定を取得したことを発表しました。これにより、修復を必要とする末梢神経損傷患者のための治療法開発が促進されると考えられます。今回の指定は、第II相試験であるNEUROFUSE試験の結果およびFDAとの数回にわたるやり取りを受けて決まったものです。NTX-001は、神経修復の分野において画期的治療法となる可能性があります。 ニューラプティブは、2025年初頭にNTX-001の第III相ピボタル試験を開始する準備を進めています。本プログラムは、修復が必要な末梢神経損傷患者を対象とした、NTX-001の有効性と安全性を評価する単一の無作為化二重盲検プラセボ対照試験で構成されます。この単一の第III相試験の最終プロトコルは現在FDAと協議中です。これは、第II相NEUROFUSE試験における24週間後の有望な結果を受けたものです。ニューラプティブは、48週間の全データを含む全結果が数週間以内に得られると見込んでおり、今後開催され...

ニューラプティブ・セラピューティクス、NTX-001に関する第2相NEUROFUSE研究における24週間の良好なデータを発表し、以前に発表した概念実証の12週間データを補強

ペンシルバニア・ウェイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 神経修復と再生のパイオニアであるニューラプティブ・セラピューティクスは、NTX-001に関して進行中のNEUROFUSE研究から得られた新しい24週間データを喜んで発表します。これは、以前に発表した、2024年1月の12週間データ概念実証結果に続き、当製品のステータスをさらに確実とするものです。 複数施設、無作為化、評価者盲検で実施された第2a相NEUROFUSE研究から得られた最新データにより、切断された末梢神経の補助治療としてのNTX-001の持続的な安全性と有効性が強調されます。24週時点で、NTX-001は依然として有望な安全性プロファイルを示し、治療による有害事象の発生率は標準治療よりも低く留まっています。 有効性については、NTX-001はMichigan Hand Questionnaire(MHQ)が実施した標準治療のみの場合との比較において、手の機能と症状に関して統計的に有意な改善を示し、8週間および24週間の間隔で臨床および統計的に有意な変化が確認されました。 数値疼痛評価スケ...
Back to Newsroom