男性の外見への関心が高まる、36%が「自分をできるだけ良く見せること」を5年前より重視、NIQ調査
男性の外見への関心が高まる、36%が「自分をできるだけ良く見せること」を5年前より重視、NIQ調査
NIQの新たな分析で外見・加齢への意識変化が明らかに、購買データは男性向け商品以外にも商機を示唆
シカゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界の消費者インテリジェンス分野をリードするNielsenIQ(NYSE:NIQ)は、男性の36%が、美容やスキンケアを含め、自分をできるだけ良く見せることを5年前より重要だと考えていることを示す調査結果を発表しました。半数を超える54%は、同じ期間に、上手に年齢を重ねることの重要性が増したと答えています。
一方、美容ブランドの商機は、男性向けとして販売されている商品だけにとどまらない可能性があります。西欧10市場では、全ジェンダー向けとして位置付けられたスキンケアの売上高が前年比7%増となった一方、男性向けスキンケアは横ばいでした。こうした結果は、男性のニーズや買い物行動、実際に選ぶ商品を理解するには、ブランドが従来の商品ポジショニングの枠を超えて視野を広げるべきであることを示唆しています。
NIQはレポート「The Permission Gap: The Global State of Male Beauty,」で、社会的期待、世代間の違い、購買行動が、さまざまな市場やカテゴリーで男性の美容への関わり方をどのように形作っているかを分析しています。
主な調査結果
- 外見と年齢の重ね方をより重視男性の36%は、美容やスキンケアを含め、自分をできるだけ良く見せることが5年前より重要だと回答しています。上手に年齢を重ねることについても、54%が同様に回答しています。
- 市場によって関心に大きな差外見に対する男性の意識は、市場によって大きく異なります。特にインド(69%)、メキシコ(63%)、アラブ首長国連邦(UAE、57%)、ブラジル(51%)などの市場では外見への関心が強く、男性が「自分をできるだけ良く見せることは5年前より現在の方が重要だ」と答える傾向が他市場より強く見られます。これに対し、米国(37%)、英国(22%)、ドイツ(17%)では、同様の回答をした男性の割合が相対的に低く、美容への関わり方や消費者の優先事項に地域差があることが分かります。
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若い世代は外見と個性を結び付けるミレニアル世代の男性の42%とZ世代の男性の40%は、自分の個性が外見や購入するものに表れることに同意しており、ベビーブーマー世代の28%を上回っています。
世界的に外見への関心が高まっていることが消費者意識からうかがえる一方、購買行動は市場によって異なる場合があります。NIQの小売データとショッパー・データは、こうした傾向がNIQの測定対象市場でどのようにカテゴリーの成長につながっているかを、さらに詳しく示しています。- 一部カテゴリーでは男性がすでに女性より多く支出2026年6月までの1年間に、英国、フランス、スペイン、イタリア、ドイツの5か国平均で、オンラインのフレグランス支出の約51%を男性が占めました。米国、カナダ、オーストラリアでは、今回の分析対象となったパーソナル・ケア・カテゴリーのうち、男性購入者の平均支出額が女性購入者の平均支出額を上回ったのはシェービングとフレグランスだけだったこともNIQは明らかにしています。
- スキンケアの成長は男性向け商品にとどまらない西欧10市場では、全ジェンダー向けとして位置付けられたスキンケアの売上高が前年比7%増となった一方、男性向けスキンケアは横ばいでした。57か国では、男性向けを明確にうたうブランドの売上高が3%増となり、美容・パーソナル・ケア全体の7%増を下回りました。
フレグランスは、男性の支出がすでに定着している分野です。一方、NIQのオンライン・スキンケア分析では、男性が成分や効果に重点を置くブランドの商品を購入しており、その中にはダーマコスメやKビューティーも含まれることが示されています。例えば、肌の老化を気にする買い物客は、「男性向け」という表示を探すことなく、その悩みに対応する商品を検索する可能性があります。ブランドは、消費者がこのカテゴリーの商品を購入するに至るさまざまな経路と、男性が実際に選ぶ商品を理解する必要があります。
「男性の間で、自分をできるだけ良く見せることへの関心が高まっており、実際の購入はすでに幅広い美容カテゴリーに及んでいます。ブランドにとっての商機は、単に男性向け商品を増やすことではなく、購買の背景にあるニーズを理解し、そのニーズが従来の商品カテゴリーの枠を超えて及ぶ領域を見極めることにあります。『男性向け』と表示された商品だけに注力するブランドは、より広い美容市場の買い物客や商機を見落とす可能性があります」と、NIQのグローバル・ビューティー・パーソナル・ケア部門シニア・バイスプレジデントのタラ・ジェームズ・テイラーは述べています。
美容ブランドにとって、これらの調査結果は、従来のジェンダー別ポジショニングにとらわれないことの重要性を浮き彫りにしています。男性の優先事項の変化を理解し、どこで買い物をするかを把握し、関連する商品情報を入手しやすくすることで、ブランドは美容・パーソナル・ケア市場全体で買い物客のニーズにより的確に応えられます。
レポートの詳細は The Permission Gap: The Global State of Male Beauty をご覧ください。
よくある質問
NIQは男性の美容について何を報告していますか?
NIQのレポート The Permission Gap: The Global State of Male Beautyでは、男性の外見や加齢に対する意識と購買行動のつながりを分析しています。男性の36%は、美容やスキンケアを含め、自分をできるだけ良く見せることが5年前より重要だと回答し、54%は上手に年齢を重ねることについて同様に回答しています。
外見に対する男性の意識は市場によってどのように異なりますか?
自分をできるだけ良く見せることが5年前より重要だと答えた男性の割合は、インドで69%、メキシコで63%、UAEで57%、ブラジルで51%に達します。これに対し、米国では37%、英国では22%、ドイツでは17%で、各地域の優先事項を理解する重要性が浮き彫りになっています。
世代によって意識はどのように異なりますか?
若い男性には、外見や購買を自己表現と結び付ける傾向がより強く見られます。NIQによると、ミレニアル世代の男性の42%とZ世代の男性の40%は、自分の個性が外見や購入するものに表れることに同意しており、これに対し、ベビーブーマー世代では28%です。この結果は、外見や購買に対する全般的な意識を示しています。
男性向けに特化して販売される商品は、美容市場全体より速く成長していますか?
いいえ。NIQのグローバル分析によると、男性向けに特化して販売されるブランドの売上高は2026年5月までの1年間に3%増となり、美容・パーソナル・ケア全体の7%増を下回りました。西欧10市場では、全ジェンダー向けスキンケアの売上高が7%増となった一方、男性向けスキンケアの売上高は横ばいでした。この結果は、ブランドが商機を把握するには、「男性向け」という表示の枠を超えて視野を広げるべきであることを示唆しています。ただし、この成長のうち男性購入者によるものがどの程度かは、データからは分かりません。
レポートから男性の美容関連の購入について何が分かりますか?
フレグランスは、男性の支出先として定着している分野です。2026年6月までの52週間に、英国、フランス、スペイン、イタリア、ドイツの5か国平均で、オンラインのフレグランス支出の約51%を男性が占めました。また、NIQのオンライン・スキンケア分析では、男性が成分や効果に重点を置くブランドの商品を購入しており、その中にはダーマコスメやKビューティーも含まれることが示されています。購入目的は自分用の場合も贈答用の場合もあります。
これは美容ブランドと小売業者にとって何を意味しますか?
これらの調査結果は、従来のジェンダー別ポジショニングにとどまらず、男性のニーズを理解する重要性を示しています。男性の優先事項と実際の購買を併せて分析することで、ブランドと小売業者は複数のカテゴリーにまたがる商機を見いだし、市場や買い物客のグループごとにアプローチを調整できます。
なぜ一部の調査結果では特定の国や地域が取り上げられているのですか?
このレポートは、それぞれ地理的な対象範囲が異なる複数のNIQデータセットを組み合わせています。調査結果は世界各地の市場における消費者意識を捉え、小売データとショッパー・データはNIQの測定対象となっている特定市場の売り上げと購買パターンを示します。これらを組み合わせることで、男性の意識の変化と買い物行動についての知見が得られます。
これらの数値の出典は何ですか?
すべての数値は、NIQのレポート The Permission Gap: The Global State of Male Beauty(2026年)に掲載されています。出典には、「NIQ Health & Wellness Survey」、「NIQ Consumer Life 2025」、「NIQ Digital Purchases」、「NIQ Omnisales」、「NIQ Omnishopper Panel」、「SPG Monthly」が含まれます。調査結果ごとに対象地域と集計期間が異なり、出典の詳細はレポートに記載されています。
NIQについて
NielsenIQ(NYSE:NIQ)は、消費者インテリジェンス分野をリードする企業であり、消費者の購買行動に関する最も包括的で信頼性の高い理解を提供するとともに、新たな成長機会を明らかにしています。比類のないグローバルデータ基盤と、消費者および小売に関する精緻な測定データに、数十年にわたるAIモデリングの専門知識を組み合わせることで、NIQは、複雑なデータを確信を持った行動につなげる意思決定システムを構築しています。
90か国以上で事業を展開するNIQは、世界人口の約82%と世界の消費支出7.4兆ドル超をカバーしています。クラウドベースのプラットフォーム、高度な分析、およびAI主導のインサイトを通じて、NIQは「The Full View™」を提供し、ブランドおよび小売事業者が、消費者が何を購入し、なぜ購入するのか、そして次に何をすべきかを理解できるよう支援しています。
詳しくは www.niq.com をご覧ください。
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