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ベイジーン、オシペルリマブ(BGB-A1217)の臨床開発プログラムに関する最新情報を公開

カリフォルニア州、サンカルロス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- グローバルながん領域専門の製薬企業であるベイジーン(NASDAQ:ONC、HKEX:06160、SSE:688235)(BeOne Medicines Ltd.へ社名変更予定)は、肺がんの治療薬候補として開発していた抗TIGIT抗体「オシペルリマブ(BGB-A1217)」の臨床開発プログラムを中止することを発表しました。

独立データモニタリング委員会は、計画的無益性解析の結果に基づき、進行中の第3相AdvanTIG-302試験(NCT04746924)の中止を勧告しました。全体的な有効性および安全性のデータ評価により、本試験が主要評価項目である全生存期間を達成する可能性は低いと判断されました。新たな安全性上の懸念は確認されませんでした。慎重な検討の結果、当社は本試験を中止する決断に至りました。

「私たちは、最も有望で臨床的に差別化された候補に資源を集中するため、臨床開発プログラムを評価し、慎重に優先順位の見直しを行っています。私たちの使命は揺らぎません。世界中のがん患者にとって、より手頃で利用しやすい革新的な治療法を発見・開発することに全力を尽くしていきます」と、ベイジーンの固形がん担当最高医療責任者(CMO)であるマーク・ラナサ医学博士は述べました。「本研究の実現に協力していただいた研究責任者の皆様、患者の皆様、そして支援スタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。」

本試験の結果は後日公表予定となっており、抗TIGITの作用に関する科学的理解の向上に活用されます。

ベイジーンについて

ベイジーン(BeOne Medicines Ltd.へ社名変更予定)は、がん患者にとってより安価で利用しやすい革新的な治療法を発見・開発するグローバルながん領域専門の製薬企業です。当社は広範な製品ポートフォリオを有し、社内の専門技術や提携により、多様な新規治療薬の開発を推進しています。また、私たちは、必要としているより多くの患者さんが、医薬品にアクセスできるよう、状況の根本的改善にも全力を尽くしています。成長を続けている当社のグローバル・チームは世界6大陸にまたがり、1万1千人以上の社員を擁しています。ベイジーンについての詳細は、www.beigene.comをご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、1995年米国私募証券訴訟改革法およびその他の連邦証券法の意味における将来見通しに関する記述が含まれており、これには、AdvanTIG-302試験の結果が抗TIGIT作用の科学的理解を深めることに貢献する可能性に関する記述、ならびに「ベイジーンについて」という項に記載されたベイジーンの計画、取り組み、目標、志向に関する記述などが挙げられます。実際の結果は、将来見通しに関する記述で示された内容と大きく異なる可能性があり、その要因として、ベイジーンが自社の医薬品候補の有効性および安全性を証明できるか否か、医薬品候補に関する臨床試験の結果が、今後の開発や販売承認を裏付けるものとならない可能性、規制当局の対応が、臨床試験の開始、時期、進捗や販売承認に影響を及ぼす可能性、ベイジーンが、承認された医薬品および承認取得後の医薬品候補において商業的成功を収められるための能力、ベイジーンが自社の医薬品および技術に関して知的財産権を取得し、継続的に保護するための能力、ベイジーンが医薬品の開発、製造、商業化、その他のサービスにおいて第三者に依存すること、ベイジーンが規制当局の承認取得や医薬品の商業化における限られた経験、ベイジーンが事業運営のための追加資金を確保し、医薬品候補の開発を完了させ、利益を上げ、維持するための能力、およびベイジーンの最新の年次報告書(フォーム10-K)の「リスク要因」セクションでより詳しく説明されている事項や、ベイジーンが米国証券取引委員会(SEC)に提出したその後の書類に記載された、潜在的なリスク、不確実性、その他の重要な要因に関する記述など、さまざまな重要な事項が挙げられます。本プレスリリースに記載されているすべての情報は、本プレスリリースの日付時点のものであり、法的に義務付けられている場合を除き、ベイジーンはこれらの情報を更新する義務を負いません。

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