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プロメガ、法科学的DNA解析におけるスタッター・アーチファクトを最小限に抑える「Paradyme™ 27GY STR System」を発売

「Reduced-Stutter Polymerase」技術により、より鮮明な電気泳動図が得られ、混合物の分析をより迅速かつ正確に行うことができる

ウィスコンシン州マディソン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- プロメガは、同社の「Reduced-Stutter Polymerase(RSP)」を採用した、初の市販となる短鎖反復配列(STR)解析キット「Paradyme™ 27GY STR System」を発売しました。プロメガが開発したこの新規酵素は、法科学的DNA解析において最も一般的な交絡アーチファクトを大幅に低減します。その結果、スタッター・シグナル強度が8分の1に低減し、より鮮明な電気泳動図が得られます。これにより、number-of-contributors (NoC)の判定に対する信頼性が向上し、混合サンプルにおける微量のDNA提供者の検出精度も高まります。最終的には、より高い信頼性をもって混合サンプルの解析を迅速に行えるようになり、より複雑な混合サンプルの解析も可能になるため、ラボがより多くの事件を解決し、手つかずの案件の削減につながります。

「これは、スタッターをその発生源で事実上排除する、初の法科学的STR解析キットです」と、プロメガ(Promega Corporation)の遺伝的アイデンティティ部門シニア・ディレクターであるティム・クプファーシュミットは述べています。「混合物のデコンボリューションを簡素化することで、Paradyme™ 27GY STR Systemは、解析担当者が研究者に提供できる成果に根本的な変革をもたらすでしょう。」

本キットは、Spectrum CE SystemおよびSpectrum Compact CE Systemでの使用を想定して設計されています。プロメガは、8色蛍光検出STR解析が可能なキャピラリー電気泳動装置を開発・発売した最初のメーカーです。

法科学的DNA解析におけるスタッターの低減

スタッターは、数十年にわたり法科学的DNA解析における大きな課題として立ちはだかってきました。Taqポリメラーゼを使用してDNAを増幅する際、酵素が反復配列上で時折滑ってしまうことで、元の断片よりも短い新たな断片が生成されることがあります。サンプルをキャピラリー電気泳動装置で解析すると、得られた電気泳動図には、本来のピークよりも反復配列が1つ少ない、あるいは時には1つ多い余分なピークが現れます。サンプルに複数の提供者のDNAが含まれている可能性がある場合、これらの余分なピークは解析上の課題となります。あるピークがスタッターによるものなのか、それとも微量のDNA提供者の対立遺伝子によるものなのかを判断することは困難です。

Paradyme™ 27GY STR Systemに含まれる酵素は、法科学的DNA解析でよく見られる反復DNA配列の増幅中に生じる「スリッページ」を最小限に抑えるよう設計されています。この酵素は、現行のシステムと比較してスタッター・シグナル強度を平均8倍低減し、多くの場合、装置のベースラインノイズから検出不能なレベルにまで抑えます。これにより、法科学の事件捜査において不確実性を引き起こす根本的な要因が最小限に抑えられます。その結果、ラボは複雑な混合サンプルについても決定的な結果を提供し、事件捜査やデータベース向けのより正確なプロファイルを作成し、サンプル解析の所要時間を短縮することが可能になります。

プロメガは、2024年に開催された「ヒト識別に関する国際シンポジウム(International Symposium on Human Identification)」で、この新規に設計された酵素を初めて公開しました。

Paradyme™ 27GY STR Systemのメリット

Paradyme™ 27GY STR Systemは、23の常染色体STR遺伝子座、アメロゲニン、および主要なY-STR遺伝子座を含む8色蛍光マルチプレックスであり、米国および海外の犯罪科学捜査研究所で採用されているCODISコア遺伝子座要件および拡張CODISフレームワークに対応しています。

Paradyme™ 27GY STR Systemのメリットは以下のとおりです。

  • スタッター・シグナル強度が平均で8分の1に低減され、増幅時により鮮明なプロファイルが得られる
  • データ編集作業が減り、解析にかかる時間が短縮
  • スタッターの低減およびY-STR遺伝子座の改善により、NoC判定の精度が向上
  • より複雑な混合サンプルにおいても判定の信頼性が高まり、解析担当者の負担やテクニカルレビューに対する2次的な労力が軽減
  • 混合サンプルにおける微量のDNA提供者の検出精度が改善
  • 短縮型アンプリコン8色素マルチプレックスを用いることで、劣化したサンプルから増幅できる遺伝子座の数が増加
  • 増幅の成功やサンプル品質のトラブルシューティングについて、より的確な評価を可能にする品質指標ピーク

プロメガは、Paradyme™ 27GY STR Systemの導入を検討しているフォレンジック組織に対し、包括的なサポートを提供しています。各研究所は、社内での評価や現行の化学試薬との比較について、現地のプロメガ担当者にお問い合わせいただけます。導入支援に関しては、プロメガが法科学の専門家を派遣し、現場での最適化、カスタマイズされたバリデーション、および化学試薬や機器に関する実践的な研修をサポートします。これまでに、世界中で200件以上の法科学分野のお客様向けのバリデーションプロジェクトを完了させています。

Paradyme™ 27GY STR Systemに関する詳細については、www.promega.com/ParadymePRをご覧ください。

プロメガについて

プロメガ(Promega Corporation)は、ライフサイエンス業界に向けて革新的なソリューションと技術サポートを提供するリーディングカンパニーです。同社は、4,000点超の製品ポートフォリオを通じて、細胞生物学、DNA、RNAおよびタンパク質解析、医薬品開発、個人識別、ならびに分子診断など、幅広い分野にわたるライフサイエンス業務を支援しています。これらのツールおよび技術は、過去45年間にわたり活用分野を拡大してきており、現在では、学術研究や政府機関による研究、法医学、製薬、臨床診断、ならびに獣医診断、農業および環境分野の検査を行う研究室において、科学者や技術者により使用されています。プロメガは、米国ウィスコンシン州マディソンに本社を置き、世界16か国に拠点を有するとともに、50社超の販売代理店を展開しています。詳細についてはpromega.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Penny Patterson
VP, Corporate Affairs
Promega Corporation
Phone: (608) 274-4330
E-mail: penny.patterson@promega.com

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