-

PHC、ノンフロン -85℃超低温フリーザー「VIP SMART」および「Frostless」シリーズを発売

~操作性や利便性の向上を通じて、研究者の作業効率向上に貢献~

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PHCホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区 東証プライム:6523)傘下のPHC株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 伸朗、以下「PHC」) ライフサイエンス事業部 バイオメディカ事業グループ(製品ブランド:PHCbi)は、このたび、生体試料や医薬品などの安定した長期保存を実現するノンフロン -85℃超低温フリーザー「VIP ECO SMART」(*1)、および「FrostLess」シリーズ(*2)をリニューアルし、新たに「VIP SMART」シリーズ(*3)(品番:MDF-DU703VHES1-PJ/DU503VHES1-PJ)、「Frostless」シリーズ(*4)(品番:MDF-DU700ZHES1-PJ/DU500ZHES1-PJ)として発売いたします。省エネ性能や断熱性能など、現行モデルの優れた基本性能はそのままに、操作パネルの刷新や利便性の向上を通じて、研究者の作業効率向上および貴重な試料の安定保管に貢献します。両シリーズともに700Lタイプと500Lタイプを展開し、700Lタイプは9月より、500Lタイプはその後、順次発売を予定しています。

細胞・遺伝子治療をはじめとする細胞医薬品やワクチンなどの研究開発の進展に伴い、細胞試料や医薬品などの長期保存に使用される超低温フリーザーの需要は年々拡大しています。こうした中、精緻な温度制御や省エネ性能といった基本性能に加え、機器の操作や管理に伴う作業負荷を軽減し、研究者が研究活動により多くの時間を充てられるよう、操作性や利便性に配慮した製品へのニーズが高まっています。

「VIP SMART」シリーズは、自然冷媒や二元冷凍インバーター制御技術などの採用により、超低温フリーザーのカテゴリーにおいて業界トップクラスの省エネ性能を実現した製品です。1日あたりの消費電力量を5.4kWh(*5)に抑え、環境負荷の低減に貢献します。一方、「Frostless」シリーズは、内扉に搭載した真空断熱パネル(VIP)により断熱性能を向上させ、内扉への着霜を抑制することで、研究者の除霜作業の負担軽減に寄与します。

このたびのリニューアルでは、両シリーズの操作パネルのデザインを刷新し、視認性と操作性をさらに向上させました。カラー液晶タッチパネルには、製品の稼働状態を色の違いで表示するカラーインジケーターや、外扉の開閉状態を一目で確認できるアイコンを採用し、直感的でわかりやすい画面表示を実現しました。また、庫内の異常を知らせるアラームが発報された際には、画面に表示される二次元バーコードをスマートフォンで読み取ることで、対処方法を素早く確認できます。さらに、取扱説明書も二次元バーコードからその場で閲覧できるため、迅速な状況確認や対処判断を支援し、研究者の作業効率向上と貴重な試料の安定保管に貢献します。加えて、標準の単相100Vのみならず、単相200Vにも対応するデュアルボルテージ設計(*6)を採用することで、設置環境や運用上のニーズに柔軟に応えます。

PHCは、1977年に超低温フリーザーを国内で発売して以来、約50年にわたり、生体試料や医薬品の安定した長期保存を実現するための冷凍保存技術の開発に加え、操作性や利便性の向上にも取り組んでまいりました。このたびのリニューアルは、研究者の作業負担のさらなる軽減を支援するとともに、多様な運用ニーズに応える製品ラインアップの強化を目的としています。

PHCで代表取締役専務およびライフサイエンス事業部事業部長を務める高魚 力は、次のように述べています。
「当社の超低温フリーザーは、本年創業60周年を迎えるバイオメディカ事業の中核を担う製品の1つで、国内シェア第1位(*7)、グローバルシェア第2位(*8)の地位を確立しています。このたびの『VIP SMART』および『Frostless』シリーズでは、操作性や利便性の向上を目的としたさまざまな改良を施しました。これにより、お客様の作業効率向上や作業負担の軽減に貢献できるものと確信しています。当社は、これからも研究・医療現場の課題に向き合い、その解決に資するソリューションの提供を通じて、最先端のライフサイエンス研究とモダリティ(治療手段)の進化に貢献してまいります。」

(*1)

www.phchd.com/jp/phc/news/2022/1212

(*2)

www.phchd.com/jp/phc/news/2023/0620_2

(*3)

www.phchd.com/jp/biomedical/preservation/ultra-low-freezers/mdf-du703vhes1

   

製品のリニューアルに伴い、シリーズ名の表記を従来の「VIP ECO SMART」から「VIP SMART」に変更しました。

(*4)

www.phchd.com/jp/biomedical/preservation/ultra-low-freezers/mdf-du700zhes1

   

製品のリニューアルに伴い、シリーズ名の表記を従来の「FrostLess」から「Frostless」に変更しました。

(*5)

室温23℃、設定-80℃、MDF-DU703VHES1(100V/60Hz)の実測値

(*6)

単相200Vで使用する場合は、別売の電源コードが必要です。

(*7)(*8)

Frost & Sullivan 「Global Assessment of Life Science Lab Equipment Market 2025」より

<PHC株式会社 ライフサイエンス事業部について>

1969年に設立されたPHC株式会社は、グローバルに展開する日本発のヘルスケア企業であるPHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)の日本における事業会社です。試料の長期保存や細胞培養に欠かせない研究医療支援機器をはじめ、細胞・遺伝子治療(CGT)領域に向けた新たなソリューション、さらにPOCT機器をはじめとする検査・分析装置、及び体外診断薬を開発・製造・販売しています。これらの製品・ソリューションを通じて約110の国と地域における研究者と医療従事者への支援ならびに、患者さんへの医療サービス向上に取り組んでいます。
www.phchd.com/jp/phc

<PHCホールディングス株式会社について>

PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念に掲げるグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、メディフォード株式会社などを置き、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2025年度のグループ連結売上収益は3,644億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業会社の総称です。
www.phchd.com/jp

 

Contacts

お問い合わせ先
<製品サービスに関する窓口>
PHC株式会社 ライフサイエンス事業部 バイオメディカ事業グループ マーケティング部
電話:080-4816-3259  E-mail:masayo.okada@phchd.com

<IR報道関係窓口>
PHCホールディングス株式会社 IR・広報部
電話:03-6778-5311  E-mail:phc-pr@gg.phchd.com

PHC Corporation


Release Versions

Contacts

お問い合わせ先
<製品サービスに関する窓口>
PHC株式会社 ライフサイエンス事業部 バイオメディカ事業グループ マーケティング部
電話:080-4816-3259  E-mail:masayo.okada@phchd.com

<IR報道関係窓口>
PHCホールディングス株式会社 IR・広報部
電話:03-6778-5311  E-mail:phc-pr@gg.phchd.com

More News From PHC Corporation

PHC、CO2インキュベーターラインアップを刷新・拡充し、新たな製品シリーズとして展開

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PHCホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、東証プライム:6523)傘下のPHC株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 伸朗、以下「PHC」) ライフサイエンス事業部 バイオメディカ事業グループ(製品ブランド:PHCbi)は、このたび、製薬企業および研究施設・医療機関向けに、昨年発売したCO2インキュベーター「MCO-233AICUVHX」(*1)に、6モデル(*2)が加わり、製品ラインナップを拡充して、新たに「MCO-173AIC/MCO-233AICUVシリーズ」を展開いたします。本シリーズでは、操作性・利便性の向上をはじめとする基本性能をシリーズ全体で刷新するとともに、細胞培養環境のさらなる安定化を図るため、独自の加湿制御機能を搭載した「MCO-173AICUVHX-PJ」を「MCO-233AICUVHX」の小型モデルとしてラインアップに追加しました。今回発売する6モデルは、本年6月に販売を開始する予定です。 細胞遺伝子治療をはじめとする細胞医薬品の研究開発が進展する中、細胞の品質と安全...

PHC、エプレディア「E1000 Dxデジタルパソロジーソリューション」を病理ホールスライド画像診断補助装置(クラスII)として薬事承認を取得

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PHCホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、以下「PHCHD」)傘下のPHC株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 伸朗)は、エプレディア 「E1000 Dxジタルパソロジーソリューション」(以下「E1000 Dx」)について、日本国内における管理医療機器(クラスⅡ)の製造販売承認を取得し、2026年4月16日より販売開始しますのでお知らせいたします。 エプレディアは、「精密ながん診断を向上させる」理念のもと、がん診断の初期段階における解剖病理学分野で業界をリードしてきました。昨今、がん罹患数増加に伴い、がん診断において重要な役割を果たす病理検査室では作業工程の迅速化とコスト削減が求められています。日本においては病理医の不足に加え、地域による病理医の偏在が課題となり、今後増加が見込まれる病理検体に対応するためには、病理診断業務を支援するツールの導入が必要とされています。 E1000 Dxは、検査室で既にお使いの検査機器やソフトウエアとの互換性を有するデジタルパソロジーソリューションです。自動化...

PHCbi、In-Lineモニタリング技術を搭載した自動培養装置「LiCellGrowTM」を発売

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PHCホールディングス株式会社 (本社:東京都千代田区)傘下のPHC株式会社 バイオメディカ事業部(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 伸朗、以下「PHCbi」)は、本日、細胞の連続的な代謝変化をリアルタイムに可視化し、測定結果に基づき自動で培養制御を行う自動培養装置「LiCellGrowTM(リセルグロー)(*1)」を発売しましたので、お知らせいたします。なお、本装置は、2026年3月19日(木)から3月20日(金)まで神戸国際会議場および神戸国際展示場で開催される「第25回日本再生医療学会総会」に出展いたします。 細胞遺伝子治療(CGT)は、遺伝性疾患やがんなど、難治性疾患の治療手段として期待され、研究開発が急速に進展しています。しかし、細胞医薬品の製造現場では、患者さんごとに異なる細胞特性や製造工程の影響により、品質の均一化が難しく、製造効率や歩留まりの低下、製造コストの増大といった課題が存在しています。これらの課題を解決するためには、製造工程における品質評価の重要なパラメーターと品質特性を特定し、製造...
Back to Newsroom