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ISGインデックス™:アジア太平洋地域のテクノロジーサービス市場、AI需要を追い風に第1四半期で2桁成長

XaaS需要の18%増を受け、総合市場16%成長

マネージドサービスは2%増と持ち直し、4四半期続いた減少に歯止め

シドニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- グローバルにAIを軸とするテクノロジー調査・アドバイザリー企業であるInformation Services Group(ISG)(ナスダック:III)が発表した最新の業界レポートによると、アジア太平洋地域のテクノロジーサービス支出は第1四半期に2桁成長を記録しました。AIを背景としたクラウド・インフラサービス需要の拡大がこれを後押しし、マネージドサービスも緩やかな増加に転じました。

年間契約額(ACV)が500万米ドル以上の商業アウトソーシング契約を対象とするAsia Pacific ISG Index™によると、マネージドサービスとas-a-service(XaaS)を合わせた総合市場のACVは、前年同期比16%増の71億米ドルとなりました。同地域が過去2年間で2桁成長を記録したのは、今回が3四半期目になります。2025年第4四半期比でも、市場は15%拡大しました。

XaaS支出は18%増の過去最高63億米ドルに達し、この分野としては過去2年間で最高値を記録しました。AIへの関心が引き続き高まるなか、Infrastructure as a Service(IaaS)の需要は19%増の過去最高56億米ドルに達し、Software as a Service(SaaS)も15%増の過去最高6億7500万米ドルとなりました。アジア太平洋地域のXaaS支出の伸びは、米州やEMEAに比べて緩やかで、過去18カ月の四半期平均成長率は13.5%となっています。

一方、マネージドサービスのACVは1.9%増の7億9100万米ドルとなり、4四半期ぶりにプラスに転じました。この間、同セグメントでは前年同期比の下落率は四半期平均で23%に上っていました。2025年第4四半期比では、ACVは8%減となりました。同セグメントでは、IT outsourcing(ITO)が32%減の4億900万米ドルへと落ち込みました。Business process outsourcing(BPO)は14%減の1億3300万米ドルとなる一方、エンジニアリングサービスは前年の2200万米ドルから2億4900万米ドルへと大きく伸びました。

第1四半期に締結されたマネージドサービス契約は計61件で、前年同期比では7%増となった一方、前四半期比では6%減となりました。このうち、500万米ドルから900万米ドルの小規模案件数は、前年同期比19%増となりました。

ISGアジア太平洋地域担当パートナー兼リージョナルリーダーのマイケル・ゲイル氏は、次のように述べています。「アジア太平洋地域では引き続きクラウドファーストの傾向が強く、デジタルトランスフォーメーションとAIが、インフラおよびソフトウェアサービスへの需要を押し上げています。マネージドサービスは今四半期に持ち直したものの、2024年に何度か見られた年間換算10億ドル規模の水準には、なお戻っていません」

業種別・地域別の実績

第1四半期には、この地域の中小規模業種の一部でマネージドサービス支出が大幅に増加しました。特に運輸、ヘルスケア、ビジネスサービスはいずれも前年比100%超の伸びを示しました。一方、主要業種では、銀行・金融サービス・保険(BFSI)が4%増となったものの、製造業は横ばい、通信は前年比60%減と大幅な落ち込みとなりました。

地域別では、規模の小さい市場である東南アジア、中国、韓国のマネージドサービス市場が、いずれも前年比で3桁台の成長を記録しました。ただし、主要市場が全体の足を引っ張る形となり、インドが9%減、オーストラリア・ニュージーランドが33%減、日本が54%減となりました。

ISG AI Index™を新たに発表

ISGは先週、ISG AI Index™の立ち上げを発表しました。これは、AIがグローバルなテクノロジーおよびビジネスサービス分野に与える影響を測定する、初めてのベンチマークとなります。初回の調査結果は、先週木曜日に開催されたISG Indexの説明会で発表されました。その結果によれば、AIの影響が最も大きかったのはInfrastructure as a Service(IaaS)で、160%増を記録しました。Software as a Service(SaaS)は53%増となった一方、マネージドサービスは0.3%増とほぼ横ばいにとどまりました。市場規模加重ベースでは、総合ISG AI Indexは算出開始となった2022年12月以来、77%上昇しています。なお、2022年12月はChatGPT 3.0の公開直後であり、現在のAI時代の始まりにあたります。詳細は、こちらのウェブページをご覧ください。

2026年グローバル予測

ISGは、XaaS売上高成長率の通期見通しを1月時点から予測を400ベーシスポイント引き上げ25%とする一方、マネージドサービスの年間成長率見通しは2.1%に据え置くと発表しました。こうした見通しは、AI需要の堅調さを背景にXaaSの成長が引き続き加速するとともに、企業がAI投資の原資を確保するためコスト削減を優先することでマネージドサービスの成長は「安定的」に推移するという、ISGの見方を反映したものです。

ISGインデックスについて

ISGインデックス™は世界のテクノロジーおよびビジネスサービス業界に関する市場インテリジェンスの権威として広く認知されています。同社は94四半期連続で、金融アナリスト、企業の購買担当者、ソフトウエア/サービスプロバイダー、法律事務所、大学、メディア向けに、最新の業界データとトレンドを詳細に提供してきました。

2026年第1・四半期のグローバルISGインデックスの結果は、先週のウェブキャストで発表されました。ウェブキャストの再視聴およびプレゼンテーション資料のダウンロードは、こちらのウェブページをご覧ください。

ISGについて

ISG(ナスダック:III)はグローバルにAIを軸とするテクノロジー調査・アドバイザリー企業です。ISGは世界のトップ100企業のうち75社以上を含む900を超えるクライアントから信頼されるビジネスパートナーであり、テクノロジーおよびビジネスサービス分野で長年にわたり業界をリードしてきました。現在はAIの活用を通じて、組織のオペレーショナル・エクセレンスと成長加速を支援する最前線に立っています。2006年に設立された同社は、独自の市場データとリサーチ、プロバイダー・エコシステムに関する深い知見と管理力、そして世界に点在する1500人の専門家が連携して提供する専門性を強みに、クライアントのテクノロジー投資価値の最大化を支援しています。

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