アジア太平洋地域のテクノロジー・サービス支出、AIが需要をけん引し第2四半期に大幅増、「ISGインデックス™」で判明
アジア太平洋地域のテクノロジー・サービス支出、AIが需要をけん引し第2四半期に大幅増、「ISGインデックス™」で判明
総合市場は50%増、XaaSは57%急増、マネージド・サービスも18%増
シドニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アジア太平洋地域では、第2四半期にテクノロジー・サービス支出の伸びが大幅に加速し、AI導入を追い風に、成長率は過去5年近くで最高となりました。AIを中核とする世界的なテクノロジー調査・アドバイザリー企業Information Services Group(ISG、Nasdaq:III)が発表した業界の現状に関する最新レポートで明らかになりました。
年間契約額(ACV)が500万米ドル以上の商業アウトソーシング契約を対象とするAsia Pacific ISG Index™によると、第2四半期の総合市場(クラウド型XaaSとマネージド・サービス)のACVは50.5%増加し、過去最高の76億米ドルに達しました。この伸び率は、同地域の四半期成長率としては2021年第4四半期以来最高で、プラス成長は2四半期連続となりました。
「アジア太平洋市場では、明らかに勢いが戻ってきています」とISG Asia Pacificのパートナー兼地域責任者であるマイケル・ゲイルは述べました。「企業がAI導入を支えるインフラストラクチャー・サービスを求める中、クラウド需要の伸びは引き続き加速しています。一方、マネージド・サービスも底堅さを示しており、四半期ACVが10億米ドルに達したのは1年半ぶりです。」
AIにけん引され、クラウド型サービスへの支出は前年同期比57%増の66億米ドルに急増しました。これは同分野では過去5年近くで最も高い伸び率です。一方、マネージド・サービスは18%増の10億米ドル強となり、前四半期比でも30%増加しました。
XaaS分野では、Infrastructure-as-a-Service(IaaS)のACVが59%増の58億米ドルに急増し、Software-as-a-Service(SaaS)のACVも49%増の8億1,800万米ドルへと大きく伸びました。
マネージド・サービスでは、アプリケーション開発・保守(ADM)サービスと、インフラストラクチャー・サービスおよびADMサービスを組み合わせたサービスへの旺盛な需要を背景に、ITアウトソーシング(ITO)のACVが46%増の8億1,000万米ドルとなりました。一方、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)は小幅に減少し、3%減の1億2,900万米ドルとなりました。業界特化型サービスは大幅に伸びたものの、カスタマー・エンゲージメント・サービスの低調さを補うには至りませんでした。エンジニアリング・研究開発(ER&D)サービスは、AIの影響でソフトウエア・エンジニアリング・サービスへの需要が弱まったため、53%減の8,550万米ドルに大幅に落ち込みました。
第2四半期に締結されたマネージド・サービス契約は54件で、前年同期比23%減となりました。
業種別では、同地域の比較的小規模ないくつかの業種が第2四半期に力強い伸びを示しました。小売業と消費財(CPG)はいずれも3桁の伸び率となり、ビジネス・サービスとヘルスケア/医薬品も、それぞれ50%を超える伸びとなりました。アウトソーシング市場における同地域の2大業種では明暗が分かれ、銀行・金融サービス・保険(BFSI)が3%増となった一方、製造業は7%減少しました。
地域別では、同地域の比較的小規模なアウトソーシング市場が最も高い伸びを示し、東南アジア市場は3桁の伸び、中国市場は100%近い増加となりました。大規模市場も堅調に成長し、日本市場は21%増となりました。同地域最大の市場であるオーストラリア/ニュージーランドは12%増となり、5四半期連続の減少に終止符を打ちました。一方、インドは45%減でした。
上半期の実績
アジア太平洋地域では、上半期の総合市場のACVが29%増の143億米ドルとなりました。XaaS分野のACVは32%増の125億米ドルとなり、総合市場の87%を占めました。マネージド・サービスのACVは10%増の18億米ドルでした。
XaaS分野では、IaaSとSaaSのACVはいずれもほぼ同程度の伸びを示し、IaaSは32%増の110億米ドル、SaaSは31%増の15億米ドルとなりました。
マネージド・サービスでは、ITOのACVが5.5%増の12億米ドル、BPOのACVが9%減の2億6,100万米ドルとなった一方、ER&DのACVは65%増の3億3,500万米ドルでした。上半期に締結されたマネージド・サービス契約は115件で、前年同期比9%減となりました。
2026年グローバル予測
ISGは、マネージド・サービスの世界売上高成長率に関する通年予測を2.1%に据え置きました。同時に、AIインフラストラクチャーとソフトウエア・サービスへの旺盛な需要が続いていることを踏まえ、クラウド型XaaSの成長率に関する従来予測を500ベーシス・ポイント引き上げ、30%としました。
ISGインデックスについて
ISGインデックス™は、世界のテクノロジーおよびビジネス・サービス業界に関する市場インテリジェンスの権威として広く認知されています。95四半期連続で、金融アナリスト、企業の購買担当者、ソフトウエア/サービスプロバイダー、法律事務所、大学、メディア向けに、最新の業界データとトレンドを詳細に提供してきました。
2026年第2四半期のグローバルISGインデックスの結果は、7月9日のウェブキャストで発表されました。ウェブキャストの録画を視聴し、プレゼンテーション資料をダウンロードするには、こちらのウェブページをご覧ください。
ISGについて
ISG(Nasdaq:III)は、AIを中核とする世界的なテクノロジー調査・アドバイザリー企業です。世界のトップ100企業のうち75社を含む900を超えるクライアントから信頼されるパートナーとして、ISGはテクノロジーおよびビジネス・サービス分野を長年リードしてきました。現在はAI活用の最前線に立ち、組織がオペレーショナル・エクセレンスと成長の加速を実現できるよう支援しています。2006年に設立された同社は、独自の市場データと調査、プロバイダー・エコシステムに関する深い知見と管理力、世界各地の1,500人の専門家が連携して生み出す専門性で知られています。これらを通じて、クライアントがテクノロジー投資の価値を最大化できるよう支援しています。
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Erik Arvidson, Matter Communications for ISG
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