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ルベド・ライフ・サイエンシズ、プラーク型乾癬、アトピー性皮膚炎および皮膚老化を対象としたリード候補薬「RLS-1496」の第1相臨床試験における良好な予備的結果を発表

  • GPX4(選択的グルタチオンペルオキシダーゼ4)モジュレーターとして初のヒト試験である「RLS-1496」の第1相試験は、主要評価項目を達成するとともに、乾癬およびアトピー性皮膚炎において、ターゲットエンゲージメントと臨床的改善との間に統計的に有意な関連性が認められた
  • RLS-1496は、炎症老化(インフラマージング)および加齢に伴う慢性変性疾患を引き起こす病的老化細胞を標的とする、ファーストインクラスの疾患修飾型作用機序を有する薬剤候補である
  • RLS-1496の第2の試験として、日光角化症(前がん性皮膚病変)を対象とした第1b/2a相試験が米国で進行中であり、今年後半の完了が見込まれている
  • ルベドの最高経営責任者(CEO)であるフレデリック・ベディングフィールド3世(MD、PhD、FAAD)は、米国皮膚科学会(AAD)年次総会期間中に開催されるDermatology Innovation Forumにおいて、細胞老化と皮膚に関するパネルのモデレーターを務める予定。同パネルは、3月26日(木)午後1時05分(MT)、デンバーで開催される
  • 本データは、2026年5月13日~16日にシカゴで開催される米国研究皮膚科学会(SID)年次総会において、口頭発表として採択された

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- AI駆動の、老化細胞を標的とする選択的な細胞若返り医薬品の発見および迅速な開発に注力する臨床段階のバイオテクノロジー企業であるルベド・ライフ・サイエンシズ(Rubedo Life Sciences, Inc.、以下「ルベド」)は、プラーク型乾癬、アトピー性皮膚炎および皮膚老化(光老化皮膚)患者を対象と単一施設、漸増投与、無作為化、二重盲検、ビークル対照試験の予備的結果を発表しました。最近完了した欧州連合(EU)で実施された第1相臨床試験は、外用剤RLS-1496の安全性、忍容性、臨床効果、血漿中バイオアベイラビリティおよび薬力学を評価することを目的として設計されたものです。同剤は、ヒト試験で評価された初のGPX4(選択的グルタチオンペルオキシダーゼ4)モジュレーターであるとともに、科学界で新たな治療アプローチとして大きな関心を集めている細胞若返りを特異的に標的とする初の薬剤です。本試験は主要評価項目を達成し、RLS-1496は初期段階における有効性の兆候も示しました。

試験の予備的結果

  • RLS-1496は良好な忍容性が確認され、4週間の試験期間中に重篤な有害事象(AE)は認められず、AEまたは忍容性の問題による投与中止も認められなかった
  • 乾癬患者においては、
    • 試験期間中に明確な用量反応関係(0.1%、0.5%、1.0%)が認められ、すべての用量で良好な忍容性が確認されたことから、今後は1.0%用量のみを評価する予定
    • RLS-1496およびGPX4における用量依存的なターゲットエンゲージメントを確認
    • 中用量および高用量コホートにおいて、RLS-1496による老化細胞の全体的な減少が認められた
    • RLS-1496で治療を受けた一部の被験者では、老化細胞の減少が認められ、これはIL-19やS100A7などの炎症関連因子の減少と関連していた。この減少はビークル群では認められなかった
    • RLS-1496で1か月間治療を受けた被験者において、組織学的評価で表皮厚の平均20%の減少が認められた
    • ターゲットエンゲージメントと乾癬の臨床的重症度の改善との間に、統計的に有意な関連性が認められた
  • アトピー性皮膚炎患者においては、
    • RLS-1496を投与された被験者では、さらに高いレベルのターゲットエンゲージメントおよび顕著な臨床的改善が認められた
    • 1か月の治療後、RLS-1496を投与された被験者の25%で、数値評価スケール(NRS)における掻痒スコアが4ポイント以上の変化が認められた。一方、ビークル群ではNRSで4ポイント以上の変化を示した被験者は認められなかった
  • 光老化に関する初期データでは、
    • 非病変部の光老化皮膚において、用量依存的なターゲットエンゲージメントが認められた
    • 組織学、プロテオミクスおよび空間トランスクリプトミクスの結果から、治療の進行に伴いコラーゲン遺伝子およびタンパク質の発現が増加することが示された。特に、空間トランスクリプトミクスでは真皮線維芽細胞における効果が確認された
    • 空間トランスクリプトミクスの結果から、ケラチノサイトにおいて、治療の進行に伴いSASP因子および炎症性バイオマーカーが減少することが示唆された

「本試験において良好な安全性および忍容性が確認されたことを喜ばしく思います。さらに、組織学的評価、細胞レベルでの評価、バイオマーカーおよび臨床評価など複数の指標において、プラーク型乾癬、アトピー性皮膚炎および光老化皮膚において極めて有望かつ臨床的に意義のある結果が示され、当社の期待を上回る予備的結果となりました」と、ルベドの最高経営責任者(CEO)であるフレデリック・ベディングフィールド3世(MD、PhD、FAAD)は述べました。「試験期間が短く、症例数も限られている第1相の皮膚科試験において臨床的効果が認められることはまれであり、すでに確認されている臨床的変化およびバイオマーカーの変化を踏まえ、本治療の可能性に大きな期待を抱いています。」

ベディングフィールド博士は、3月26日(木)午後1時05分(MT)にデンバーで開催される米国皮膚科学会(AAD)年次総会期間中のDermatology Innovation Forum(DIF)において、細胞老化と皮膚に関するパネルのモデレーターを務め、その場で本結果を先行紹介する予定です。本試験の追加結果は、2026年5月13日~16日にシカゴで開催される米国研究皮膚科学会(SID)において、口頭発表で報告される予定です。

RLS-1496の第2の試験として、日光角化症(前がん性皮膚病変)を対象とした第1b/2a相試験が米国で進行中であり、今年後半の完了が見込まれています。両試験において、すべての被験者は対象疾患に関連する病変部の皮膚に加え、光老化皮膚についてもRLS-1496による治療を受けています。これらの試験から、ルベドは約70名の被験者を対象とした加齢皮膚の治療に関する大規模なデータセットの取得を見込んでいます。

ルベドの最高科学責任者(CSO)兼創業者であるマルコ・クアルタ(PhD)は、次のように述べました。「本試験は、老化した病的細胞を標的とし、健常細胞の再生を促進するセノセラピューティクス(老化細胞標的治療薬)の中でも、包括的に評価された最初期の試験の一つであり、また、GPX4モジュレーターとして初のヒト試験でもあります。初期結果から、本薬剤は想定どおりの作用機序で機能していることが示されており、4週間の試験としては臨床的にも想定を上回る結果が得られています。本試験の今後の包括的な結果、および日光角化症を対象とした進行中の試験の結果に大きな期待を抱いています。」

RLS-1496およびGPX4モジュレーションについて

ルベドのリード候補薬であるRLS-1496は、外用および経口投与向けに開発が進められており、生物学的老化プロセスに関連する慢性変性疾患および各種疾患・病態を引き起こす病的老化細胞(「エイジド」細胞)を選択的に標的とする、ファーストインクラスの疾患修飾型GPX4モジュレーターとなる可能性があります。これには、免疫・炎症(I&I)、皮膚科領域および皮膚老化、代謝症候群(肥満、糖尿病、肝線維症)、サルコペニア、および神経変性疾患が含まれます。

特定の病的細胞において、老化はGPX4の不均衡と関連しています。GPX4の調節は細胞をフェロトーシス(プログラムされた細胞死の一種)に対して感受性を高め、これは老化細胞のアキレス腱であると考えられています。フェロトーシスに感受性のある「老化細胞」においてGPX4を調節することで、RLS-1496はこれらの細胞を除去し、疾患の抑制に寄与するだけでなく、健常細胞が正常に機能することを支援し、組織恒常性を回復させる可能性があります。RLS-1496は、病的な老化細胞において選択的なフェロトーシスを誘導する選択的セノリティック作用にとどまらず、ストレスを受けた周辺細胞において重要な「レドックスリセット」を誘導する修復的モジュレーターとしても機能する可能性があり、慢性炎症の原因を効果的に除去するとともに、健全な組織恒常性の再構築を積極的に促進することが期待されます。

RLS-1496は、ルベド独自のAI駆動型創薬プラットフォーム「ALEMBIC™」を活用しており、病的老化細胞内の標的を特定するとともに、これらの標的に対する選択的細胞若返り医薬品を開発します。

ルベド・ライフ・サイエンシズについて

ルベド・ライフ・サイエンシズは、慢性の加齢関連疾患を引き起こす老化細胞を標的とした革新的な選択的細胞若返り医薬品の幅広いポートフォリオを開発している臨床段階のバイオテクノロジー企業です。当社独自のAI駆動型創薬プラットフォーム「ALEMBIC™」は、肺疾患、皮膚疾患、腫瘍疾患、神経変性疾患、線維症およびその他の慢性疾患の進行において重要な役割を果たす病的細胞および老化細胞を選択的に標的とする、新規のファーストインクラスの低分子化合物の開発を進めています。当社のリード候補薬であるRLS-1496(ファーストインクラスの疾患修飾型GPX4モジュレーターとなる可能性のある薬剤)は、現在、第1相臨床試験段階にあります。ルベドの経営陣は、化学、AI技術、長寿科学およびライフサイエンス分野における業界リーダーおよび初期のパイオニアで構成されており、大手製薬企業および主要バイオテクノロジー企業における医薬品開発および商品化の豊富な経験を有しています。同社は米国カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、イタリア・ミラノにも拠点を構えています。詳細については、www.rubedolife.com をご覧ください。

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