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スイス拠点のデビオファーム社、「IDEAL日本」新プログラムで日本のがん研究を推進

  • 20年間にわたり日本癌学会と JCA-モーヴルネイ賞を通じて日本の科学者を顕彰してきたデビオファーム社は、この度、その歴史ある支援を新たな「IDEAL日本」イニシアチブへと移行します。
  • 「イノベーション・デビオファーム・アカデミア・ライフサイエンス(IDEAL)」プログラムは、学術研究を財政的および科学的に支援し、革新的な研究成果を患者向けの新しい治療法へとつなげることを目的としています。
  • プロジェクトの第一弾として、国立がん研究センター研究所ゲノム安定性制御研究ユニット と、早期大腸がんの研究を推進するための合意が締結されました。

スイス・ローザンヌ、--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- がんおよび感染症の治療法開発を目指すスイスのバイオ医薬品企業、デビオファーム社(www.debiopharm.com)は、本日、新たに「IDEAL日本」イニシアチブを開始することを発表しました。本プログラムは、日本の研究者に資金的支援を提供し、学術的イノベーションをがん克服のための新しい治療アプローチへとつなげることを目的としています。IDEAL日本は、2004年から2024年までの20年間にわたり、日本癌学会とともに授与してきた "JCA-モーヴルネイ賞" の後継として位置づけられています。デビオファームは、この歴史ある賞を発展的に移行し、がん患者のための新たな治療法につながる前臨床研究を加速させることを目指しています。

デビオファーム社 社長 ティエリー・モーヴルネイは次のように述べています。

私たちのビジョンは、がんの治療法を見つけるために協力することです。長年のスイスと日本のつながりを進化させ、科学的イノベーションを患者のための新薬へと転換する触媒にしたいと考えています。これまでの賞を、腫瘍学における日本の学術研究を実際に支援する"プログラム" へと移行させることで、新たなブレークスルーがもたらされることを期待しています。」

IDEAL日本プログラムの最初のプロジェクトは、国立がん研究センターと締結されました。本プログラムに加わった最初のプロジェクトを通じて、デビオファームは大腸がんを対象とした創薬研究を支援し、特定の遺伝子変異や新規作用機序を探索することで、この悪性疾患を克服することを目指します。

デビオファーム社 最高科学責任者 フレデリック・レビーは、次のように述べています。

「特定の大腸がんの遺伝子変異を解明し、それらの脆弱性を利用して高度な医薬品を開発しようとする国立がん研究センターの取り組みを支援できることを大変嬉しく思います。IDEAL日本プログラムが、腫瘍学における重要な発見研究の道のりを効率的に後押しし、治癒への道を拓くことを願っています。」

IDEAL日本プログラムは、日本癌学会の会員であるすべてのがん研究者に開放されています。申請は年間を通じて簡易かつ迅速なプロセスで行うことができ、採択されたプロジェクトには最長1年間、最大1,000万円の研究資金が提供されます。 期間終了後、デビオファームはプロジェクトの継続終了またはライセンス契約交渉を研究者およびその所属機関と検討します。

デビオファーム社について

デビオファームは、がんおよび細菌感染症におけるアンメットメディカルニーズをターゲットにした革新的な治療法の開発を目指しています。画期的な発見と患者アクセスのギャップを埋めるために、高い可能性を持つ化合物を見出し、臨床開発を行い、その後主要製薬企業と提携して新規医薬品を世界中の患者に届けています。

www.debiopharm.comをご覧ください。

LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/debiopharminternational/

Contacts

デビオファーム社へのお問い合わせ
デビオファーム社 コミュニケーション部門責任者
ドーン・ボナイン(Dawn Bonine)
dawn.bonine@debiopharm.com
電話:+41 (0)21 321 01 11

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