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パース・バイオサイエンシズの「ギガラボ」が、マウント・サイナイ研究者によるアルツハイマー病およびパーキンソン病の最大規模シングルセル・データセット生成を支援へ

研究者たちは、神経変性疾患における選択的スプライシングのメカニズムの理解を目指す

シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- パース・バイオサイエンシズは、アルツハイマー病およびパーキンソン病患者の細胞における選択的スプライシング現象の理解を目的とした、世界最大級のシングルセル・データセットの作成において、マウント・サイナイ・アイカーン医科大学の研究者を支援する取り組みを発表しました。この研究の初期段階では、神経変性疾患の患者から採取された1000以上の末梢血単核球(PBMC)サンプルに由来する1000万個以上におよぶ細胞のトランスクリプトーム・プロファイルが解析されます。この解析によって蓄積されるデータは、これらの疾患の理解、検出、治療の方法を大きく変え得る発見の基盤となります。

この研究の主導者であり、マウント・サイナイの機能ゲノミクス研究室主任研究員およびロナルド・M・ローブ・アルツハイマー病センターの主要メンバーであるTowfique Raj博士は、次のように述べています。「神経変性疾患に関するこれまでの研究は、疾患の診断に関わるゲノムの基盤に焦点を当ててきましたが、病理や疾患の進行をさらに促進する可能性のある転写後の現象に注目した研究はほとんどありませんでした。私たちは、シングルセル・レベルで選択的スプライシング現象を大規模に観察し、疾患の発症、進行、重症度に寄与する別の要因を特定できることに大きな期待を寄せています。この規模の研究は、神経変性疾患をより深く理解するための基盤となるモデルの開発にとって極めて重要なものとなっています。」

Raj博士が率いるマウント・サイナイの研究チームは、アルツハイマー病、パーキンソン病、ならびに筋萎縮性側索硬化症(ALS)を含む神経変性疾患の分子的メカニズムの解明に取り組んでいます。

マウント・サイナイのチームはこの研究で、アルツハイマー病またはパーキンソン病の診断を受けた患者から提供される保存済みPBMCを用いて、ハイスループット・プロファイリングを実施する予定です。研究者たちは、1000以上のサンプルをプロファイリングすることで、シングルセル全トランスクリプトームのレパートリー・データを取得します。マウント・サイナイで準備されたサンプルは、その後、パースの「ギガラボ」へ送付されます。ギガラボは、大規模なシングルセルRNAシーケンシング・データセットの生成を目的として設計された最先端の施設です。また、パースのエバーコード・ケミストリーを活用することで、高品質な大規模シングルセル・データセットを迅速に生成することが可能です。

「ギガラボの力を提供することで、Raj研究室が推進している意義深い研究を支援できることを大いに嬉しく思います」と、パース・バイオサイエンシズの最高技術責任者であるチャーリー・ロコ博士は述べています。「ギガラボによって実現されるスピードとスケールは、研究をさらに加速させ、これまでにない速さで新たな知見を得ることを可能にします。」

パース・バイオサイエンシズについて

パース・バイオサイエンシズは、人々の健康と科学研究の進歩を加速させることを使命として世界的に活動するライフサイエンス企業です。研究者が、今までにない規模と容易さでシングルセル・シーケンシングを行えるよう支援しています。その先駆的なアプローチが、がん治療、組織の修復、幹細胞治療、腎臓および肝臓疾患、脳の発達、免疫システムといった分野での画期的な発見を可能にしています。

共同設立者のアレックス・ローゼンバーグとチャールズ・ロコがワシントン大学で開発したテクノロジーにより、パースは1億ドル以上の資本を調達し、その技術は世界中で2500社以上の顧客に利用されています。同社の拡大し続ける製品ポートフォリオには、Evercode™ Whole Transcriptome、Evercode™ TCR、Evercode™ BCR、Gene Select、データ解析ソリューションのTrailmaker™などがあります。

パース・バイオサイエンシズは最近、シアトルの活気あるサウスレイクユニオン地区で拡張を行い、新本社と最先端の研究所を構えました。詳細情報については、 https://www.parsebiosciences.com/ をご覧ください。

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Kaitie Kramer, VP Marketing
kkramer@parsebiosciences.com

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