SPIE、第17回 「年間プリズム・アワード」でフォトニクス業界最高の新製品を発表

産業界に焦点を当てたこの賞でレーザー、生物医学、量子技術、センサー、カメラ、そしてイメージングなどの分野におけるイノベーションを表彰

米ワシントン州ベリンガム--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 光学・フォトニクスの国際学会であるSPIEは1月29日、業界を焦点を当てたプリズム・アワードで、最高評価の新しい光学およびフォトニクス製品を表彰しました。協会が主催する「SPIEフォトニクス・ウェスト」の会期中に開催されたガライベントの一部である第17回プリズム・アワード では、革新的な製品を市場に投入している企業に対する表彰が行われました。

毎年授与されるSPIEプリズム・アワードは、フォトニクス産業および関連する産業全体にわたる急成長、エキサイティングな最新の開発、豊富な技術革新を反映するものです。今年の年次式典では、カメラやイメージングシステム、センサー、レーザー、量子技術、生物医学光学ソリューションといった分野の重要な課題に革新的かつ創造的なソリューションを提供するさまざまな老舗企業や新興企業が表彰されました。さらに、SPIEは、職場内、社会全体、または環境にポジティブな影響を及ぼした、特定の社会・環境問題に焦点を当てたプログラムに対して企業を表彰する、第2回SPIEカタリスト・アワード受賞者も発表しました。

最終候補者と受賞者は、テクノロジーの商業化と資金提供分野全体にわたる知識と洞察力を有する国際審査団によって選出されました。9か国からの著名な審査員には、政府機関の代表者、企業の幹部、学術研究者、業界のリーダーが含まれています。ガライベントのプレゼンターとして、ルミネートのスジャータ・ラマヌジャン氏、エドモンド・オプティクスのケイティ・シュワーツ氏、チューリッヒ工科大学のウルスラ・ケラー氏、NKTフォトニクスのバジル・ガラベット氏、シンギュラー・フォトニクスのシャヒーダ・イマニ氏、ノータル・ビジョンのニシャント・モハン氏、ルダ・オプティカルのケイト・メディカス氏、トォーラブズのジェニファー・ケーブル氏、インペリアル・カレッジ・ロンドンのジェシカ・ウェイド氏が登壇しました。

SPIEのCEOであるケント・ロッチフォードは、「毎年、SPIEプリズム・アワードでは、光学およびフォトニクス技術の幅広い革新的製品が紹介されます。最終候補者・受賞者企業は、これらの光学・フォトニクス関連製品を市場に投入することにより、世界中で人々の生活に影響を及ぼす革新的なテクノロジーを提供します。これらの企業を直接讃えることができ、大変嬉しく思っています」と述べています。

各受賞カテゴリー、受賞者、および受賞製品は以下のとおりです。

• 生物医学：Norlase、 LINX
• カメラとイメージング システム：NIL Technology、metaEye ^TM 超小型カメラ
• レーザー：Scantinel Photonics GmbH、狭線幅ハイブリッド統合レーザー
• 光学材料およびコンポーネント：Omega Optical、DeepUV ^TM 透過型回折格子
• 量子技術：Leonardo DRS（Daylight Solutions）、Stretto^®
• センサー：FlulDect GmbH、SpheroScan ^® Explorer
• ソフトウェア：HyperSpectral Corp.、SpecAI
• テストと測定：Quartus Engineering Inc.、OptiQuiver
• 触媒：SCHOTT AG、100%水素光学ガラスの製造

プリズム賞と2025年の受賞者の詳細については、公式ウェブサイト（www.photonicsprismaward.com/）をご覧ください。

SPIEについて

光学・フォトニクスの国際学会であるSPIEは、エンジニア、科学者、学生、ビジネス専門家を集め、光関連の科学と技術の前進に取り組んでいます。1955年に設立された当学会は、業界をリードするカンファレンスと展示会、SPIEデジタル・ライブラリーにおけるカンファレンス紀要、書籍、学会誌の出版、キャリア向上の機会を通じて世界の構成員とつながり、関係を構築しています。SPIEは過去5年間に、奨学金、教育リソース、旅費助成金、寄贈品、公共政策の開発といった啓発と支援を通じて国際光学コミュニティに2,500万ドル以上を提供しました。 www.spie.org.

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