Power Integrationsは小型電源向けにクラス最高レベルの効率で軽負荷動作を実現する新しい非絶縁型フライバック電源用ICを発表

LinkSwitch-XT2SRはマルチ出力オフライン電源用ICで新しいErP規制に適合

カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- エネルギー効率の高い高電圧電力変換用ICで業界をリードする Power Integrations (NASDAQ: POWI) は本日、オフライン定電圧(CV)非絶縁フライバック電源用ICの LinkSwitch™-XT2SR ファミリーを発表しました。この新しいデバイスは小型オープンフレーム電源としては最大90%という非常に高い電源効率を特長としています。

LinkSwitch-XT2SR ICは無負荷時待機電力5mW 未満で、待機電力電力に関する欧州連合のエネルギー関連製品(ErP)指令の要件を容易に実現します。新しいICは300mW ErP許容範囲内の負荷250 mWを供給するため、家電製品や産業用システムの設計者はスタンバイ モードでより多くのシステム機能を動作させることができ、ユーザー エクスペリエンスと省エネシステムの向上を実現できます。

Power Integrations シニア プロダクト マーケティング マネージャーSilvestro Fimianiは次のように述べています。「パワー グリッドに継続的に接続する用途の数と多様性を考えると、小型電源及び軽負荷時の効率を改善することは必要不可欠です。「LinkSwitch-XT2SR ICは小型家電、スマートロック、センサーベースの環境制御、さまざまな産業用途などの IoT 対応のホーム/ビルディング オートメーション用途の拡張範囲に、幅広く使用されることを期待しています。」

230VACで最大出力15WのLinkSwitch-XT2SR マルチ出力フライバック電源用ICでは、同期整流制御と補助的な低電流のµV_cc出力を内蔵して、MCUに直接、電力を供給することで部品点数を削減できます。高度な保護および安全機能には、ヒステリシス サーマル シャットダウン (OTP) やドレインピンと他のすべてのピンの間で十分な沿面距離により、市場での信頼性が向上しています。また、725V MOSFETは優れたサージ耐性性能を実現する一方で、産業用途や変動する主電源電圧により、追加で安全マージンが必要な地域向けに900V耐圧のラインナップが用意されています。

入手と情報源

LinkSwitch-XT2SR IC の 1,000 個／ロット時の単価はUS$0.50からです。サポート資料は以下のとおりです。

• RDK-962、90～265VAC入力、5V/1.4Aおよび12V / 0.42Aのデュアル出力の12W電源用ハードウェア評価キット
• DER-963、85～265VAC入力、5V/1A出力、5Wの非絶縁フライバック コンバータについて解説するデザインレポート
• DER-998、 90～265VAC入力で、12Vまたは6Vから出力電圧を選択可能な12V/ 1Aまたは6V/1Aの出力電源について詳しく解説するデザインレポート
• LinkSwitch-XT2SR データシートおよび
• こちらのビデオをご覧ください

詳細については、Power Integrationsの販売拠点または次のいずれかの認定国際販売代理店までお問い合わせください。DigiKey、Farnell、Mouser、及び RS Components。または、power.com をご覧ください。

Power Integrations について

Power Integrations, Inc.は高電圧電力変換用半導体技術で業界をリードする革新的企業です。Power Integrationsの製品はクリーン電源エコシステムに欠かせない要素を有しており、再生可能エネルギーの生成を可能にするとともに、ミリワットからメガワットに及ぶアプリケーションにおいて効率的な送電と消費電力抑制に貢献します。詳細については、www.power.comをご覧ください。

Power Integrations、LinkSwitch、及び Power Integrations ロゴは、Power Integrations, Inc.の商標または登録商標です。その他の商標はすべて、それぞれの所有者に帰属します。