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武田薬品が2022年度ISPE年間優秀施設賞を2部門で受賞

幹細胞治療製品のための画期的な「受注生産」工程がサプライチェーン部門賞を受賞

ドイツのジンゲンにおけるワクチン製造施設が、製造工程におけるデジタル技術の応用を評価するファーマ4.0部門賞を受賞

今回の受賞は、当社の患者さん中心主義が自社の製造・供給工程の全体に浸透していることを示す

大阪 & 米マサチューセッツ州ケンブリッジ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 武田薬品(TSE:4502/NYSE:TAK)は本日国際製薬技術協会(ISPE)による2022年度年間優秀施設賞(FOYA)のサプライチェーン部門とファーマ4.0部門で最優秀賞を授与されたと発表しました。サプライチェーン部門では、患者さん中心主義の新たなサプライチェーンを同種間葉系幹細胞治療製品で構築したことで受賞しました。またファーマ4.0部門では、ドイツのジンゲンにある当社のワクチン製造施設が評価されて受賞しました。

武田薬品のグローバルマニュファクチャリング&サプライオフィサーであるトーマス・ウォスニフスキーは、次のように述べています。「当社の製造に対する姿勢は、患者さんのニーズに応えるという当社の揺るぎない約束を原動力としています。今回の受賞は、この使命をさらに固めるものであり、画期的な治療薬を開発・提供するために当社の最先端施設で行っている革新活動を示すものです。当社は、ISPEによるFOYAを2つの部門で受賞したことを光栄に思います。今後も大きな期待をもってデジタル変革をさらに進めていきます。」

FOYAのサプライチェーン部門は、業務のスピード、ロバスト性、応答性の向上を目指した原則、システム、管理ツールの新規適用を評価するものです。今回の受賞は、当社初の同種間葉系幹細胞治療製品のサプライチェーンマネジメントプログラムを全面的に見直し、中でも製造完了後わずか72時間で患者さんに投与するための取り組みが評価されました。同種間葉系幹細胞治療製品は保存期間が短く、シームレスなコールドチェーン輸送が必要であるため、スピードが極めて重要です。武田薬品は、クラウドベースのコントロールタワープラットフォームを導入し、エコシステム(病院、輸送企業、工場、事業部)をつないで、「受注生産」プロセスを実現しました。本プラットフォームにより、医療機関はウェブポータル経由で製造枠を直接予約した後、エンドツーエンドの可視化およびサプライチェーンの各段階での通知により、最終製品の配送状況を追跡することができます。

ISPEはファーマ4.0部門において、高度なデジタル技術の革新を、医薬品製造施設における安全性、製品の品質、生産性の面での成績向上につなげたことを示した施設を表彰しています。ドイツのジンゲンにある武田薬品のワクチン製造施設は、最先端の工程設備を導入して建設したもので、主要部に高度なデジタル技術が重層的に組み込まれています。武田薬品はさらに、マサチューセッツ工科大学(MIT)工学部との委託共同研究を実施し、日常業務における検査精度の向上と誤判定率の低減を目的としたアプリケーションを開発しています。

ISPEの年間優秀施設賞プログラムについて

2004年に創設された年間優秀施設賞(FOYA)は、新規の革新的技術を活用して製品の品質を向上させ、高品質の医薬品を製造する際のコストを削減し、プロジェクトデリバリーで前進を見せた最先端のプロジェクトを表彰しています。FOYAプログラムは、薬学および製薬業のためのプラットフォームとして、技術や最先端手法の新たな応用法の開発状況を共有しながら、設備の設計・建設・稼働における成果を紹介します。詳細情報についてはhttps://ispe.org/facility-year-awardsをご覧ください。

武田薬品について

武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。詳細については、https://www.takeda.comをご覧ください。

留意事項

本留意事項において、「ニュースリリース」とは、本ニュースリリースにおいて武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国1933年証券法に基づく登録又は登録免除の要件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本ニュースリリースは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品及びその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、us及びour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。

将来に関する見通し情報

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医療情報

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