フリアーシステムズがCOVID-19の皮膚温スクリーニングを改善するためのFLIR Screen-ESTソフトウエアを発表

FLIR Screen-ESTは皮膚温スクリーニングに使用するフリアー製赤外線画像カメラで使用する場合に利用可能で、人の出入りの多いエリアで以前にも増して迅速なソリューションとなる

米バージニア州アーリントン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- フリアーシステムズ（NASDAQ: FLIR）は本日、フリアー製のTシリーズ、Exxシリーズ、Aシリーズの赤外線画像カメラ向けにFLIR Screen-EST^TMソフトウエアを発表しました。このソフトウエアは、入り口、チェックポイント、その他の出入りの多いエリアで個人を対象に、推奨されるソーシャルディスタンス（社会的距離）指針に従いながら、2秒以下で皮膚温上昇のスクリーニング検査を実施するための自動測定ツールとなります。

フリアーの社長兼最高経営責任者（CEO）であるジム・キャノンは、次のように述べています。｢世界中の政府と企業は、包括的なフロントラインスクリーニングプログラムの一環としての放射測定赤外線画像カメラの使用を含め、COVID-19に絡む公衆衛生と安全を確保するための新プロセスの開発に奮闘しています。今回のFLIR Screen-ESTソフトウエアを使えば、これらの組織はフリアー製赤外線カメラを使用した場合にフロントラインスクリーニングのスピードと精度を向上できます。｣

FLIR Screen-ESTの手法

FLIR Screen-ESTソフトウエアは、中核体温に最も密接に関連している表面部位である各人の涙管近くの皮膚温測定を自動で実施できるようデザインしています。本ソフトウエアをTシリーズ、Exxシリーズ、Aシリーズのカメラと使用すれば、フリアーシステムズの既存の撮影中スクリーニングモードと比べて50パーセント迅速に個人スクリーニングを実施することで、スループットを向上できます。ソフトウエアがベースライン平均値よりも高く設定された閾値を超える皮膚温を検出すると、Screen-ESTが操作者に通知を行い、被験者の観察モニターに表示するか聴取できるサウンドを鳴らします。その後、検査を受けた個人は第2次医療スクリーニングに振り向けられることになります*。

皮膚温スクリーニング向け温度測定ソリューションの設計・製造で20年近くの経験によって磨き上げられたScreen-ESTは、スクリーニング場所で皮膚温サンプルを自動的に取り、平均皮膚温のベースラインを決定します。その後、検査日を通じて追加のサンプルを取ります。この相対温度スクリーニング手法は、自然な生物学的・外的環境因子によって引き起こされる通常の体温変動を説明することに役立ち、これにより絶対体温のアラームシステムに影響を及ぼし得る不正確な測定値の件数を低減できます。

FLIR Screen-ESTソフトウエアはウィンドウズのラップトップとデスクトップで使用できます。フリアー製赤外線画像カメラにプラグアンドプレイ方式で接続して、数分でインストールと削除が可能です。これは、操作者が容易に場所を変えたり、施設の保守や機械の点検などその他の目的でカメラ迅速に取り外したりと、さらなる柔軟性をもたらします。

Tシリーズカメラ向けFLIR Screen-ESTソフトウエアは本日から世界中で、FLIR.comとフリアーの公式販売業者から限定販売し、価格は595米ドル、595ユーロ、499ポンド（英国）となります。Exx、Aの両シリーズ向けScreen-ESTソフトウエアは今月内に提供します。詳細情報についてはwww.flir.com/screen-estをご覧ください。

* フリアー製カメラはフロントライン皮膚温スクリーニングに用途が限定されます。これらのカメラは熱、ウイルス、何らかの特定疾患を検出するものではありません。皮膚温の上昇を示す人は誰でも、医療グレードの装置で医療従事者による第2次スクリーニングを受けて、診断してもらう必要があります。

フリアーシステムズについて

1978年に設立されたフリアーシステムズは、防衛、産業、商業用途のためのインテリジェントなセンサーソリューションに注力する世界をリードする産業技術企業です。フリアーシステムズのビジョンは「世界の第六感」となることであり、プロフェッショナルが人命や生活を守るために詳細な情報に基づいた意思決定を行う助けとなる技術を作り上げています。詳細情報については、www.flir.comをご覧になり、@flirをフォローしてください。

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