Power Integrations の BridgeSwitch BLDC モーター ドライバ IC ファミリーが 400 W に拡張

効率 99.2% で、ヒートシンクを必要とせず、ソフトウェア認証にかかる時間と経費の削減を実現する高電圧ハーフブリッジ モーター ドライバ

カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- 優れたエネルギー効率を持つ電力変換用高耐圧 IC で業界をリードする Power Integrations (Nasdaq: POWI) は本日、BridgeSwitch™ 統合型ハーフブリッジ (IHB) モーター ドライバ IC ファミリーを 400 W まで拡張することを発表しました。BridgeSwitch IC は、ハイサイド及びローサイドの高性能 FREDFET (高速リカバリー ダイオード フィールド効果トランジスタ) 及び損失ゼロの電流検出機能を備え、ブラシレス DC (BLDC) モーター ドライブ用途において、最大 99.2% のインバータ効率を実現します。この業界をリードする効率性能と 分散サーマル フットプリントによりヒートシンクが不要になり、システムコストを削減し、軽量化を可能にします。

この 400 W 対応の新しいBridgeSwitch ICとなる BRD1167 と BRD1267 は、最大 1.33 A RMS、11.5 A DC 出力ピーク電流を実現します。これらは、他の BridgeSwitch ファミリーと同様に、自己給電方式、省スペース実装対応のInSOP-24C パッケージを採用しています。これらのデバイスは、単相または多相、高電圧、同期または非同期のモーターを駆動でき、すべての汎用 MCU 及びモーター制御アルゴリズムをサポートします。すべての BridgeSwitch IC は、サイクルバイサイクルのハードウェアベースの過電流保護、過電圧/低電圧保護、及び過熱保護の各機能を搭載します。これにより、多くの保護機能に関するソフトウェア コンポーネントを排除できるため、IEC 60335 及び 60730 の認定が簡素化され、時間とコストの削減につながります。

他の BridgeSwitchファミリーの IC と同様に、この新たに拡張された BRD1167 デバイスと BRD1267 デバイスは、内蔵のデバイス保護、システム監視、及びモーター マイクロコントローラーと最大 3 台の BridgeSwitch デバイス間の通信を可能にする堅牢なシングルワイヤの予防保全インターフェイスを備えています。各 BridgeSwitch デバイスは、ハイサイドとローサイドのカレント リミットを個別に設定できるため、モーター巻線のオープンやショートからシステムを保護することを可能にし、そのためのマイクロコントローラや外付け回路の機能が不要になります。

シニア プロダクト マーケティング マネージャである Cristian Ionescu-Catrinaは、次のように述べています。「BridgeSwitch は、単相または多相のインバータ設計向けの拡張性の高いソリューションです。400 W に拡張された電力容量により、レンジ フード、コンプレッサー、ファン、ポンプなどの RMS 電流が大きく、温度条件が厳しい用途をサポートできるようになりました。」

BRD1167 と BRD1267 の BridgeSwitch IC サンプルは、2020 年 5 月から提供を開始します。10,000 個単位の単価は $1.72 からです。BridgeSwitch BLDC モーター ドライブ IC ファミリーの技術サポートは、Power Integrations ウェブサイト (https://motor-driver.power.com/bridgeswitch) を参照してください。

Power Integrations について

Power Integrations, Inc. は、高耐圧電力変換用半導体技術で業界をリードする革新的企業です。Power Integrations の製品は、クリーン電源エコシステムに欠かせない要素になっており、再生可能エネルギーの生成を可能にするとともに、ミリワットからメガワットに及ぶ用途で効率的な電力伝送と電力消費を実現します。詳細は、www.power.com をご覧ください。

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