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オムディア(Omdia),東南アジアのスマートフォン出荷台数、2026年第2四半期に23%減し、2014年以来最低水準と発表

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- オムディア(Omdia)の最新調査によると、東南アジアのスマートフォン市場は2026年第2四半期に前年同期比23%減となり、出荷台数は1,930万台と、四半期ベースで2014年以来の最低水準に落ち込んだ。一方、出荷台数が大幅に減少したにもかかわらず、市場規模(金額ベース)は比較的底堅く、平均販売価格(ASP)が前年同期比31%上昇して342ドルとなったことを受け、66億ドルに達した。

各ブランド、販売数量の維持と価格維持の間で分かれる

  • Samsung社は値上げにもかかわらず、市場シェアを拡大「Galaxy A07」と「A17」は発売後に値上げされ、通常は発売後に価格が下落する傾向とは逆の動きとなった。これにより、200~299ドルの価格帯全体に占める同社のシェアは、2025年第2四半期の18%から2026年第2四半期には32%に上昇。また、競合各社が取り扱いを縮小する中、300ドル未満の市場全体でもシェアを拡大した。
  • Xiaomi社は、上位5社の中で2番目に高い43.5%のASP増加率を記録する一方、出荷台数は21%減少。
    この増加は、「Redmi Note 15」を含む既存モデルの発売後の価格上昇と、「17T」や「Redmi A7 Pro」などの新モデルが前モデルと比較してより高い発売価格で投入されたことの両方を反映。同社の100ドル未満の出荷台数は69%減少した一方、100~199ドルの価格帯では55%増加。
  • TRANSSION社は、エントリーレベル市場への露出が最も高い状態を維持。
    2026年第2四半期の100ドル未満の出荷台数は47%減少した一方、100~199ドルの出荷台数は12%増加し、同グループで出荷台数が最も多い価格帯となった。「Infinix Hot 70」や「Tecno Spark 50 4G」などの新モデルも、置き換えられたモデルよりも大幅に高い価格で発売された。
  • OPPO社は最も低い価格帯からほぼ完全に撤退
    2026年第2四半期の100ドル未満の出荷台数は96%減少。この減少分を一つ上の価格帯で補うことはできず、100~199ドルの端末の出荷台数も25%減少したことから、上位5社の中で最大の出荷台数減少率となった。
  • vivo社は、ほとんどの市場でエントリーモデルの価格を100ドル超に引き上げ。
    2026年第2四半期の100ドル未満の出荷台数は88%減少し、同社の総出荷台数に占める割合は、前年同期の32%からわずか5%に低下。

市場縮小の大半を100ドル未満の価格帯が占める

「エントリー市場の出荷台数の多くが、価格改定の連鎖によって、より高い価格帯へと吸収されています」と、オムディア(Omdia)のシニア・アナリスト、Sheng Win Chow氏は述べた。「あるモデルの価格を改定すると、各社は自社製品同士の競合を避けるため、ポートフォリオ内の他の端末についても位置付けを見直す必要が生じることが少なくありません。しかし、100ドル以上の出荷台数も全体で2%減少しており、より高い価格帯が、押し出された出荷台数のすべてを吸収したわけではないことが分かります。その多くは上位価格帯へ移行するのではなく、市場から完全に離脱しています。」

100~199ドルの価格帯は、エントリー市場に残る需要を最も多く取り込み、総出荷台数に占める割合は32%から39%に上昇。この底堅さの多くは、従来であれば100ドル未満で競合していた端末が値上げされ、より高い価格帯へ移行したことによるものだ。

値引きの縮小も、価格帯間のシフトを後押しし、これまで東南アジアの100ドル未満の出荷台数の多くは、当初はより高い価格で発売されたモデルの大幅な値引きによるものだ。2026年第2四半期にはこの傾向が逆転し、各社は新モデルをより高い価格で投入しただけでなく、Samsung社の「Galaxy A07」および「A17」シリーズ、Xiaomi社の「Redmi Note 15」シリーズなど、既存端末についても発売後に価格を引き上げた。

東南アジアのスマートフォン市場、2026年は25%減の見通し

「東南アジアは、少なくとも過去7年間で最大の年間減少率に向かっています」と、オムディア(Omdia)のリサーチ・マネージャー、Le Xuan Chiew氏は述べた。「オムディア(Omdia)は、2026年の同地域のスマートフォン出荷台数が前年比25%減の7,530万台になると予測しています。端末価格の上昇が出荷台数をさらに圧迫することから、上半期に見られた低迷は下半期も続く見通しです。インドネシアやフィリピンなど、エントリーモデルやオープンマーケットの小売チャネルへの依存度が高い市場では、より大幅な減少が予想されます。

下半期には、メモリーコストの上昇圧力がさらに強まる見通しです。2026年上半期に出荷された端末のメモリーコストには、現在の市場価格ではなく、それ以前の調達価格の平均が反映されています。このため、現時点の利益率には、メモリーコストの上昇がまだ完全には反映されていません。低コストで調達した在庫がなくなるにつれ、各社は現在のメモリー価格上昇の影響を全面的に受けることになります」

東南アジアのスマートフォン出荷台数と年間成長率
オムディア「Smartphone Market Pulse」:2026年第2四半期

メーカー

Q2 2026
出荷台数(百万台)

Q2 2026
市場シェア

Q2 2025
出荷台数(百万台)

Q2 2025
市場シェア

年間
成長率

Samsung

3.9

20%

4.3

17%

-11%

Xiaomi

3.7

19%

4.7

19%

-21%

TRANSSION

3.4

18%

4.6

18%

-25%

OPPO

3.1

16%

5.2

21%

-41%

vivo

2.0

11%

2.8

11%

-26%

その他

3.1

16%

3.4

14%

-7%

合計

19.3

100%

25.0

100%

-23%

 

 

 

注:Xiaomiの推定値にはサブブランドPOCOが含まれ、OPPOにはrealmeが含まれますがOnePlusは除外されます。四捨五入により、パーセンテージが100%にならない場合があります。

。
出典:Omdia Smartphone Horizon Service(セルイン出荷台数)、2026年8月

 

オムディア(Omdia)について

オムディア(Omdia)は、テックターゲット社(TechTarget, Inc.)の傘下事業部門であり、ナスダック上場企業インフォーマ・テックターゲット(Informa TechTarget、Nasdaq: TTGT)の名称で事業を展開するテクノロジー分野の調査・コンサルティンググループです。当社はテクノロジーマーケットに関する深い知見を保有しており、その基盤は各業界のリーダーとの実態に基づく意見交換と数十万件に及ぶデータポイントにあります。当社のこうしたマーケットインテリジェンスこそが、お客様の戦略的優位性に貢献いたします。研究開発から投資利益率(ROI)に至るまで最大のビジネスチャンスを抽出し、テクノロジーの進歩を促進いたします。。

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