-

PHC、横型自動錠剤包装機「ATC-172KC-PJ」を10月に国内販売開始

~独自に開発した新包装機構を採用、調剤業務のダウンタイム削減と効率化に貢献~

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PHCホールディングス株式会社 (本社:東京都千代田区)傘下のPHC株式会社 バイオメディカ事業部(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 伸朗、以下「PHCbi」)は、この度、中小規模病院および調剤薬局向けに、限られたスペースの有効活用と、調剤業務のダウンタイム削減を目指した横型自動錠剤包装機「ATC-172KC-PJ」(*1)を開発しましたので、お知らせ致します。本製品は、2025年8月2日(土)から3日(日)までつくば国際会議場・つくばカピオで開催される「日本病院薬剤師会関東ブロック 第 55 回学術大会」(日本病院薬剤師会関東ブロック第55回学術大会)に参考出展し、2025年10月に国内で販売開始予定です。

薬剤師の対物業務から対人業務へのシフトや働き方改革が進む中、病院の薬剤部や調剤薬局では、調剤業務の効率化と患者さんの服薬ミス防止のため、自動錠剤包装機による処方薬の一包化の活用が進んでいます。一方、調剤室が手狭な中小規模病院の薬剤部や調剤薬局では、自動錠剤包装機本体に加え、監査用の作業台や制御用PCの設置スペースを確保することが難しい状況がよくあります。さらに、縦型の自動錠剤包装機の多くは、分包中に薬剤を補充出来ず、補充時には分包作業を中断しなければならないため、作業効率が低下するという課題もあります。

このたび開発した「ATC-172KC-PJ」は、PHCbi独自の横型スタイルを継承した、業界でも珍しいデザインの自動錠剤包装機です。本製品は、横型スタイルの特長を活かした省スペース設計により、専用の作業台やPCラックを必要としません。これにより、スペースが限られた中小規模病院や調剤薬局での導入が容易になるだけでなく、分包中の錠剤補充が可能な設計によって、処方量の多い薬局での作業効率向上にも貢献します。

本製品の特長

1. ロータイプ設計により、調剤室の省スペース化を実現
高さ約1mで作業しやすい天面は、作業台やPCの設置場所として自由に活用できます。また、壁際への設置はもちろん、部屋の中央に配置しても視界を遮らず、作業の妨げになりません。

2. 分包中でも錠剤補充が可能。ダウンタイムを最小化し、調剤業務を効率化
天面のスライド板を開けるだけで、錠剤を収納するタブレットケースにアクセスできます。そのため、分包中でもタブレットケースに自由に錠剤を補充でき、分包作業を中断する必要がありません。作業効率を維持し、薬剤師のロスタイム削減に貢献します。

3. 従来機種(*2)より包装速度と精度を高め、調剤業務のさらなる効率化を実現
独自に開発した新包装機構(*3)を採用し、分包速度を縦型自動錠剤包装機に匹敵する毎分52包へと高速化しました。同時に、分包精度も向上し、多忙な調剤現場をサポートします。

この他、見やすく使いやすいタッチパネルモニターの採用に加え、さまざまな形状や大きさの錠剤に対応可能な「オンサイトキャリブレーションタブレットケース(*4)」を使用できるようになります。これらの進化により、従来機種と比べて利便性と作業性が大幅に向上し、薬剤師の作業負荷を一層軽減します。

PHCbiは、1973年に自動錠剤包装機を国内で発売して以来、50年にわたり、国内外の調剤現場の業務効率向上と調剤過誤リスクの低減を目指し、自動化ソリューション開発に取り組んでいます。今回の新製品は、従来機種の横型スタイルの利点を活かしながら、分包速度と精度を向上させ、調剤業務のさらなる効率化を追求して開発しました。

PHC株式会社で取締役及びバイオメディカ事業部長を務める高魚 力は、次にように述べています。
「当社の横型自動錠剤包装機は、他社にないデザインと高い利便性で、長年お客様よりご好評いただいている製品です。今回、包装機構を一新し、従来機種比で分包速度と精度を向上させた新製品は、お客様のご期待にお応えできるものと確信しています。当社は、これからも医療現場のお客様の課題に真摯に取り組み、ニーズに応える新たなソリューションの提供を通じて、医療現場の業務効率化への貢献を目指してまいります。」

【日本病院薬剤師会関東ブロック 第 55 回学術大会 開催概要】

会期:2025年8月2日(土)~3日(日)
会場:つくば国際会議場(PHCbiブース番号:2)
公式サイト:日本病院薬剤師会関東ブロック第55回学術大会

(*1)URL:www.phchd.com/jp/biomedical/pharmacy/atc/atc-172kc
(*2)ATC-200R-PJ
(*3)特許出願中
(*4)URL:www.phchd.com/jp/biomedical/applications/technical-documents/atc

PHC株式会社・バイオメディカ事業部について

1969年に設立されたPHC株式会社は、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(コード番号6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。ライフサイエンス事業を担うバイオメディカ事業部では、事業ブランド「PHCbi」を掲げ、超低温フリーザーやCO2インキュベーターをはじめとした研究・医療支援機器及びサービスの提供を通じて、約110の国と地域における研究者と医療従事者への支援に取り組んでいます。
www.phchd.com/jp/biomedical/about-phcbi

PHCホールディングス株式会社について

PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念に掲げるグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、メディフォード株式会社などを置き、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2024年度のグループ連結売上収益は3,616億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。
www.phchd.com/jp 

以上

Contacts

【製品サービスに関する窓口】
PHC株式会社 バイオメディカ事業部マーケティング部
電話:080-4816-3259  E-mail: masayo.okada@phchd.com

【IR報道関係窓口】
PHCホールディングス株式会社 IR・広報部
電話:03-6778-5311 E-mail: phc-pr@gg.phchd.com

PHC Corporation


Release Versions

Contacts

【製品サービスに関する窓口】
PHC株式会社 バイオメディカ事業部マーケティング部
電話:080-4816-3259  E-mail: masayo.okada@phchd.com

【IR報道関係窓口】
PHCホールディングス株式会社 IR・広報部
電話:03-6778-5311 E-mail: phc-pr@gg.phchd.com

More News From PHC Corporation

PHCbi、In-Lineモニタリング技術を搭載した自動培養装置「LiCellGrowTM」を発売

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PHCホールディングス株式会社 (本社:東京都千代田区)傘下のPHC株式会社 バイオメディカ事業部(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 伸朗、以下「PHCbi」)は、本日、細胞の連続的な代謝変化をリアルタイムに可視化し、測定結果に基づき自動で培養制御を行う自動培養装置「LiCellGrowTM(リセルグロー)(*1)」を発売しましたので、お知らせいたします。なお、本装置は、2026年3月19日(木)から3月20日(金)まで神戸国際会議場および神戸国際展示場で開催される「第25回日本再生医療学会総会」に出展いたします。 細胞遺伝子治療(CGT)は、遺伝性疾患やがんなど、難治性疾患の治療手段として期待され、研究開発が急速に進展しています。しかし、細胞医薬品の製造現場では、患者さんごとに異なる細胞特性や製造工程の影響により、品質の均一化が難しく、製造効率や歩留まりの低下、製造コストの増大といった課題が存在しています。これらの課題を解決するためには、製造工程における品質評価の重要なパラメーターと品質特性を特定し、製造...

PHC、-85℃ ノンフロン デュアル冷却 超低温フリーザー「TwinGuard ECO」シリーズに小型モデルを追加しラインアップを拡充

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PHCホールディングス株式会社 (本社:東京都千代田区)傘下のPHC株式会社 バイオメディカ事業部(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 伸朗、以下「PHCbi」)は、本年9月に製薬企業、研究施設、医療機関向けに発売した-85℃ノンフロン デュアル冷却 超低温フリーザー「TwinGuard ECO(ツインガードエコ)」シリーズ(品番:MDF-DU703VXHS1-PJ[729L]、MDF-DU503VXHS1-PJ[528L])(*1)に、新たに360Lのコンパクトモデル「MDF-DU303VXHS1-PJ」(*2)を追加し、ラインアップを拡充することをお知らせします。本製品の発売は、2026年1月を予定しています。 細胞遺伝子治療やワクチンなどの研究開発の進展に伴い、長期保存する貴重な生体試料や細胞医薬品の品質維持がこれまで以上に重要となっています。そのため、保存機器の故障による試料の品質劣化や損失リスクを低減し、安定した温度環境を長期的に維持できる、高い信頼性を備えた保存機器が求められています。 「Twin...

PHC、ノンフロン 大容量フリーザー付き薬用保冷庫「MPR-N650FH/MPR-N650FSH」を12月に国内で販売開始

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PHCホールディングス(本社:東京都千代田区)傘下のPHC株式会社 バイオメディカ事業部(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 伸朗、以下「PHCbi」)は、製薬企業および研究施設・医療機関向けに、冷却性能と省エネルギー性能をともに向上させた、ノンフロン-30℃大容量フリーザー付き薬用保冷庫「MPR-N650FH/MPR-N650FSH」(*1)を2025年12月より販売開始しますので、お知らせいたします。 近年、細胞医薬品やワクチンなどの研究開発が進展する中で、医薬品の保存要件はますます多様化し、冷蔵保存や冷凍保存において、より厳密な温度管理が求められています。また、気候変動への対応として温室効果ガスの排出削減が喫緊の課題となり、医療・研究現場においても省エネルギー性能に優れた環境配慮型製品へのニーズが高まっています。 「MPR-N650FH/MPR-N650FSH」は、医薬品の品質保持と環境への配慮を両立したフリーザー付き薬用保冷庫です。インバーター制御コンプレッサーと「新サイクルデフロスト」機構などの採用...
Back to Newsroom