-

ハサーナとEIG、中東のインフラ・エネルギー転換プロジェクトにおける戦略的協力に関する覚書に調印

EIGの10億米ドル規模の地域特化型ターゲットファンドを通じ、サウジアラビア王国とその周辺地域へ投資を行う共通の目標を推進する

サウジアラビア、リヤド&ワシントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ハサーナ・インベストメント・カンパニー(ハサーナ)と、世界のエネルギーインフラセクターに投資を行う大手機関投資家であるEIGは、EIGの10億米ドル規模の地域特化型ターゲットファンドを通じて中東のインフラ・エネルギー転換プロジェクトにおいて協力する覚書(MoU)に調印しました。ハサーナは、2億5,000万米ドルを配分の上限として、同ファンドのアンカー投資家となることを検討しています。

このMoUは、国内および周辺地域のインフラとエネルギー転換に対する投資のポートフォリオを拡大するという、EIGとハサーナの共通のコミットメントを強調しています。この提携の狙いは、国際投資家の参加を促し、海外からの直接投資を促進することで、サウジアラビア王国が掲げる「ビジョン2030」の目標、ならびにより幅広い地域におけるよりクリーンで持続可能なエネルギーソリューションへの転換を支援することです。

MoUは、ハサーナのサード・ビン・アブドゥルモーセン・アル・ファドリーCEOとEIGのR・ブレア・トーマス会長兼CEOによって調印されました。

アル・ファドリーCEOは次のように述べています。「ハサーナは、世界のエネルギーインフラ分野をけん引するEIGとのパートナーシップを拡大できることを光栄に思っています。今回の合意は、サウジアラビア王国とその周辺地域におけるインフラ投資の拡大とエネルギー転換の促進を支援するという、両社の共通のコミットメントを反映したものです」

トーマス会長兼CEOは次のように話しています。「サウジアラビア王国のパール・パイプライン・プロジェクトでハサーナと提携できたことをうれしく思います。今度は、両社の関係を次の段階に進めることを楽しみにしています」

また、次のように付け加えています。「私たちは、エネルギー転換が今後数十年を定義する投資テーマの1つとなると考えています。社会が求める信頼性の高い、手の届く価格の持続可能なエネルギーシステムを実現する取り組みにおいて、主要な投資家が協力していく必要があります。私たちが約束するのは、まさにそのことです」

EIGのMENA事業部のアブドルアジーズ・アル・グダイミ会長は次のように話しています。「ハサーナとEIGは、これからも中東のエネルギー事情に変化をもたらし続けていきます。革新的なエネルギー転換プロジェクトに資本を投じることで、私たちは持続可能な未来を築き、経済を活性化し、クリーンエネルギーソリューションに対する地域のコミットメントを今後何年にもわたり強化していけるよう努めています」

ハサーナ・インベストメント・カンパニーについて

ハサーナ・インベストメント・カンパニーは、社会保険総合機構(GOSI)の管理運用機関です。運用資産残高1兆2,000億サウジアラビアリヤル(3,200億米ドル)以上の同社は、世界最大級の年金基金を運用しており、国内、地域、グローバルの各資産クラスの分散ポートフォリオを抱えています。

ハサーナは、ポートフォリオが最善の投資成果をあげ、サウジアラビアの全世代の将来の年金ニーズに応じられる体制を整えるために、思慮深いアプローチ、堅牢なプロセス、世界クラスの人材を駆使して長期的に投資を行うことを目指しています。

詳細は、www.hassana.com.saをご覧ください。

EIGについて

EIGは、世界のエネルギーおよびインフラ分野における大手機関投資家であり、2024年6月30日時点で249億ドルを運用しています。EIGは、世界規模でのエネルギーおよびエネルギー関連インフラへの民間投資を専門としています。EIGは42年の歴史の中で、6大陸44か国の414のプロジェクトまたは企業を通じてエネルギー分野に486億ドル以上を投じてきました。EIGの顧客には、米国、アジア、ヨーロッパの多くの大手年金制度、保険会社、寄付基金、財団、政府系ファンドが含まれます。EIGはワシントンDCに本社を置き、ヒューストン、ロンドン、シドニー、リオデジャネイロ、香港、ソウルにオフィスを構えています。詳細は、EIGのウェブサイト(www.eigpartners.com)でご覧ください。

注記:EIGの地域特化型ファンドは現在、以下の国および地域の投資家のみが利用可能です:アブダビ・グローバル・マーケット、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、バハマ、バーレーン、ベルギー、バミューダ、ブラジル、イギリス領バージン諸島、ブルネイ、カナダ、ケイマン諸島、チリ、中国、コロンビア、コスタリカ、キプロス、チェコ、デンマーク、ドバイ国際金融センター、エクアドル、欧州経済領域(EEA)参加国、エルサルバドル、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、グアテマラ、ガーンジー、香港、アイスランド、インド、 インドネシア、アイルランド、イタリア、日本、ジャージー、クウェート、レバノン、リビア、リヒテンシュタイン、マレーシア、マーシャル諸島、メキシコ、モナコ、モロッコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、オマーン、パナマ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、カタール、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、南アフリカ、韓国、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、トルコ、ウクライナ、アラブ首長国連邦、英国、ウルグアイ、ベトナム。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media Contacts
Sard Verbinnen & Co.
Kelly Kimberly / Brandon Messina
+1 212-687-8080
EIG-SVC@sardverb.com

EIG



Contacts

Media Contacts
Sard Verbinnen & Co.
Kelly Kimberly / Brandon Messina
+1 212-687-8080
EIG-SVC@sardverb.com

More News From EIG

EIG、Transportadora de Gas del Perú(TgP)の持分49.87%を取得

ワシントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- EIGは、運用する投資ビークルを通じ、カナダ年金制度投資委員会からTransportadora de Gas del Perú S.A.(以下「TgP」)の持分49.87%を取得しました。 TgPは、長期コンセッションのもとで、ペルーの発電量の約40%を支える主要な天然ガスと天然ガス液のパイプラインを運営しています。 EIGのインフラ部門のグローバル責任者を務めるマット・ハートマンは次のように述べています。「本取引の完了により、TgPとEIGのパートナーシップが新たな章を歩み出せることとなり、うれしく思います。EIGは、TgPの運営の卓越性と長期的な安定性を支援し、ペルー全域の顧客とステークホルダーに価値を提供することを最優先にしています。」 EIGについて EIGは、グローバルなエネルギーおよびインフラ分野を投資対象とする主要な機関投資家であり、2025年9月30日現在の運用資産は243億米ドルです。EIGは、世界規模でエネルギーおよびエネルギー関連インフラに対するプライベート投資に特化しています。43年の歩...

EIG傘下のミッドオーシャン・エナジー、ペトロナスからLNGカナダの持分を取得へ

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界のエネルギーおよびインフラ分野の主要機関投資家であるEIGが設立・運営する液化天然ガス(LNG)企業、ミッドオーシャン・エナジー(以下「ミッドオーシャン」)は、カナダにおけるペトロナスの主要事業体の20%持分取得に関して、最終契約を締結したと発表しました。 本取引には、カナダにおけるペトロナスの上流投資を保有するノースモントニー・アップストリーム・ジョイント・ベンチャー(NMJV)の20%持分と、LNGカナダ・プロジェクトにおけるペトロナスの25%参画持分を保有するノースモントニーLNGリミテッド・パートナーシップ(NMLLP)の20%持分が含まれます。 LNGカナダはカナダ初のLNG輸出プロジェクトであり、競争力のある供給コストでアジアにLNGを供給する戦略的に重要な開発案件です。LNGカナダは今年初めに最初のLNGカーゴを出荷しました。 NMJVは、80万エーカーを超える鉱物権益を保有し、53兆立方フィートの埋蔵量およびコンティンジェント資源量を有するパートナーシップです。 本取引の完了後、ミッドオーシャ...

EIGのミッドオーシャン・エナジー、 ハント・オイル・カンパニーからのペルーのLNG株式15%追加取得を完了

ワシントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界のエネルギーおよびインフラ分野の大手機関投資家であるEIGが設立・管理している液化天然ガス (LNG)会社である米ミッドオーシャン・エナジー(「ミッドオーシャン」)は、以前発表したハント・オイル・カンパニー(「ハント」)からのペルーLNG(「PLNG」)の株式15%の追加取得を完了したことを発表しました。 ミッドオーシャンのPLNGに対するシェアは今回の取得で35%に達しました。一方ハントは引き続きPLNGの運営を継続します。 PLNGは、ペルーのリマから170キロ南にあるパンパ メルチョリタにある南米唯一のLNG輸出施設を所有・運営しています。PLNGの資産は、処理能力4.45mmtpaの天然ガス液化プラント、1290mmcf/日の容量を備えた408キロメートルにわたるパイプライン、13万立法メートルの貯蔵タンク2基、1.4キロメートルの海上ターミナル、最大19.2mmcf/日の能力を持つトラック積載施設で構成されています。PLNGはハントによって運営されており、ラテンアメリカに2つしかないLNG生産施設...
Back to Newsroom