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RoslinCT、ピーター・マティソン教授とアレクサンダー・ヴォス氏を新たに非業務執行取締役に任命

スコットランド、エディンバラ&ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 細胞・遺伝子治療開発製造受託機関(CDMO)の優良企業であるRoslinCTは、ピーター・マティソン教授(名誉MB BS、PhD、FRCP、FRCPE、FMedSci、FRSE、FRSA)とアレクサンダー・ヴォス氏を新たに非業務執行取締役に任命したことをお知らせいたします。

ピーター・マティソン教授は、高等教育、医学研究、組織的リーダーシップにおいて、類まれな経験を豊富にお持ちです。現在、2018年よりエディンバラ大学の学長である同氏は、エディンバラ大学、香港大学、ブリストル大学で医学の名誉教授職も務められています。同氏の輝かしい経歴には香港大学学長(2014~2018年)、ブリストル大学医学・歯学部長(2008~2014年)などが含まれます。マティソン教授は、高等教育分野への多大な貢献を評価され、2023年の新年栄誉賞でナイトの称号を授与されました。さらには、腎臓協会、教育振興・支援評議会(CASE)、スコットランド財政会議、ニューバトル・アビー・カレッジ・トラストなど、数多くの外部役員や評議員を歴任。また、自己免疫疾患や腎移植の臨床領域において名誉顧問腎臓専門医として在任された期間も特筆すべきキャリアです。ブリストルで重要な研究グループを率い、特にアフリカでの医学教育や臨床研究に幅広く貢献されました。臨床試験、研究室での研究、社会的な事柄を網羅した327の著作があり、英国内外の学術的キャリアを牽引されています。

アレクサンダー・ヴォス氏は、バイオ医薬品と細胞・遺伝子治療を専門に30年の経験を持つバイオテクノロジーのリーダーです。McKinsey & Coに入社後、Genzyme Therapeutics Europeで経営幹部を歴任。MediService AGのCEO、PAION AGの副CEO兼COOを務め、PharmaCell BVをLonzaへの売却に導きました。また、VarmXとVectorYのCEOを務め、これらの企業の戦略策定と多額の資金調達に貢献されました。現在、複数のバイオテクノロジー企業の取締役を務めるほか、BioGeneration Venturesのベンチャーパートナーでもあります。スタンフォード大学で薬学の修士号とMBAを取得。革新的な治療法を開発し、投資家に成功をもたらしてきた実績ある同氏のリーダーシップは、RoslinCTにとってかけがえのないものです。ヴォス氏のバイオテクノロジー戦略開発、運営、M&Aのスキルは、取締役会の既存の強みを補ってさらに完全なものへと導くでしょう。

「ピーター・マティソン教授とアレクサンダー・ヴォス氏を取締役に迎えることができ、大変嬉しく思います」とRoslinCTグループのジェフリー・ハミルトン・フェアリー取締役会長は述べています。「ピーター卿のアカデミック・リーダーシップにおける豊富な経験と医学研究・教育の推進における実績、そしてヴォス氏の戦略的洞察とバイオテクノロジーおよび細胞・遺伝子治療における豊富な経験は、RoslinCTの使命と完全に一致するものです。当社が最先端の細胞・遺伝子治療の開発・製造を続けていく上で、両氏の専門知識の結集は大きな力となるでしょう」

「会社にとっても、細胞・遺伝子治療の分野にとっても、このようなエキサイティングな時期にRoslinCTに加えていただけることを光栄に思います」とピーター・マティソン卿は述べています。「命を救う治療を世界中の患者さんに届けるというRoslinCTの革新的な取り組みに貢献できることを楽しみにしています」

アレクサンダー・ヴォス氏は「RoslinCTの歩みに加えていただき、細胞・遺伝子治療を進歩させるという使命のサポートができることを大変嬉しく思います。同社は画期的な科学の最前線にあり、その成功の継続に貢献させていただけるのが心から楽しみです」と続けました。

RoslinCTについて

RoslinCTは、先進的な細胞・遺伝子治療に特化した世界有数の開発・製造受託サービス機関(CDMO)です。2006年に設立された当社は、1997年にRoslin研究所で行われた羊のドリーのクローニングという画期的な技術を基盤に、最先端の科学を活用してヒトの医薬品開発を進めてきました。この分野での目覚ましい実績とともに、当社は重要なマイルストーンを達成しています。その中には、臨床グレードのヒト多能性幹細胞を世界で初めて製造したことも含まれます。RoslinCTはまた、パートナーとの協力により、主要な遺伝性疾患に対する初のCRISPR遺伝子編集細胞療法製品を開発し、初期開発から商業化までこぎつけました。

スコットランドのエディンバラとマサチューセッツのホプキントンに22のcGMP細胞治療処理専用スイートを構え、RoslinCTは革新的なプロセスと分析的な開発、自己および同種プロセス用の多種細胞のcGMP臨床および商業製造、cGMP、iPSC細胞株の開発、遺伝子編集、そして分化を提供しています。

RoslinCTは、カスタマイズされたCDMOソリューションにより、パートナーが開発から商業化までを効率的に進め、命を救うための細胞・遺伝子治療を世界中に提供することを可能にします。RoslinCTは、GHO Capitalのポートフォリオ企業です。当社のサービスについての詳細は、 www.roslinct.com をご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

For Media Enquiries:
Katerina Tsita
Senior Marketing Manager, RoslinCT
E-mail: katerina.tsita@roslinct.com

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