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血液がん:AOPヘルスが、米国血液学会(ASH)第65回年次総会で発表する真性多血症患者における新知見を発表

SAN DIEGO--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- AOPオーファン・ファーマシューティカルズGmbH(AOPヘルス)は、低リスクの真性多血症患者(PV)において、ロペグインターフェロン・アルファ-2bの個別に最適化された投与レジメンが治療効果に及ぼす影響を評価した解析結果を発表しました。1これらの新たなデータは、低リスクPV患者の中には、高用量のロペグインターフェロン・アルファ-2bを必要とし、また、それに耐性がある患者がいること、また、最適用量は患者によって大きく差があることを示しています。

アブストラクトの筆頭著者であるウィーン医科大学(オーストリア)のHeinz Gisslinger教授とその研究チームは、大規模試験PROUD-PVおよびその延長試験であるCONTINUATION-PVの低リスクPV患者コホートにおいて本解析を実施しました。その目的は、体格指数などの様々なベースライン特性や、個々に最適化されたロペグインターフェロン・アルファ-2bの投与量が、12、24、72か月時点で血液学的完全奏効(CHR:血球数が正常に戻った状態)に及ぼす影響を検討することでした。1

「この解析結果は、データの厚みを増し、医療従事者の治療決定を支援し得る臨床的に適切かつ重要なエビデンスを追加するものです」と、Gisslinger教授は結論付けています。

1 Gisslinger H et al. Individualized dosing of ropeginterferon alfa-2b ensures optimal response in patients with low-risk polycythemia vera (PV)(低リスク真性多血症(PV)患者における至適奏効を確実にするロペグインターフェロン・アルファ-2bの個別化投与). ASH 2023、Abstract #4563(https://ash.confex.com/ash/2023/webprogram/Paper173499.html

真性多血症について
真性多血症(PV)は、赤血球、白血球、血小板の慢性的増加を来す、骨髄における造血幹細胞の希少がんです。この疾患は血栓症や塞栓症などの循環障害のリスクを高め、その症状は生活の質の低下をもたらし、長期的には骨髄線維症への進行や白血病への移行の可能性があります。PVの根底にある分子機序は現在も集中的な研究がなされていますが、現時点の結果では、骨髄の造血幹細胞に一連の後天的変異が生じること、中でも最も重要なことは悪性クローンを構成するJAK2の変異型であることが指摘されています。

PV治療の重要な目標は、正常な血球数(ヘマトクリット値45%未満)の達成、生活の質の改善、疾患進行の遅延です。

AOPヘルスについて
AOPヘルス・グループは、オーストリアのウィーンに本社を置くAOPオーファン・ファーマシューティカルズGmbH(「AOPヘルス)を含む複数の企業で構成されています。AOPヘルス・グループは、希少疾患と救命救急診療の統合治療におけるヨーロッパの草分けです。過去25年間で、AOPヘルス・グループは、ウィーンの本社、ヨーロッパ全土および中東の子会社および駐在員事務所、ならびに世界中のパートナーを通じて、統合治療ソリューションのプロバイダーとして確立しました。このような発展は、一方では研究開発への継続的な高水準の投資、他方ではすべての利害関係者、特に患者と家族、そして治療に当たる医療従事者のニーズに対して常に一貫した実践的な姿勢で臨むことによって実現してきました。

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Member of the AOP Health Group
Isolde.Fally@aop-health.com
+43-676-500 4048

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