-

MSCI、ポートフォリオ・カスタマイゼーション・ソリューションを開始し、ポートフォリオマネージャーによる顧客ニーズに合わせたSMAのカスタマイズが可能に

定量的投資ソリューションにより、投資アドバイザーは効果的な税務管理やオーダーメイドの戦略等、高まる投資家ニーズへの対応が可能に

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界の投資コミュニティーに重要な判断支援ツールとサービスを提供する大手企業のMSCI(NYSE:MSCI)は、定量的投資ソリューション (QIS)を開始すると発表しました。これはポートフォリオマネージャーがセパレートリー・マネージド・アカウント(SMA)のポートフォリオを効率的かつ大規模にカスタマイズする支援を行うためのツールです。

MSCIのQISを活用することにより、マネージャーは顧客それぞれの価値や投資目標に合ったポートフォリオを、迅速かつ効果的に構築することができます。SMAを取り扱うマネージャーは、税金にかかるニーズのほか、ポートフォリオから特定の企業・産業を除外する、ESGや好みに合ったスタイルを取り入れるといったカスタマイズが可能です。

QISツールには、セパレート・アカウント・マネジメントのためにポートフォリオを構築するサービスが含まれ、資産運用会社の株式ポートフォリオマネージャーや投資アドバイザーが、それぞれ異なるシナリオ(クローズモデルトラッキング、タックスニュートラル、税務上の欠損金の最大化等)をもつ顧客の税務上の取り扱いを管理することができます。また、顧客の投資目的に基づいたトレードの提案が日次更新されるサービスもあります。 

MSCIのQISにより、ポートフォリオマネージャーは独自の税務戦略テンプレートにアクセスし、現在の顧客の税金やエクスポージャーを検討して、様々な制約や目的を選択適用することが可能となります。

クラウドベースのテクノロジーを通じて、QISはMSCIの税金最適化ツールをMSCI指数、ESG格付け、二酸化炭素排出量、ファクターモデルとつなげることにより、ポートフォリオマネージャーは顧客の要望に沿ったポートフォリオを効率的に実現することが可能となります。

アセットマネージャーはSMAの高まるニーズに応えなければなりません。SMAの要望を実現することは、非常に労働集約的で様々な技術システムや技術チームの統合が必要となり、オペレーショナルリスクを生み出すおそれがあります。

MSCIの株式ポートフォリオマネジメントおよび株式ファクター部門の責任者であるマーク・カーバーはこう述べています。「ビジネスのあらゆる面でカスタマイズが求められる時代を迎えているなか、ポートフォリオマネージャーは様々な投資目的を比較検討しながら顧客ごとのニーズに対応するといった課題に日々直面しています。投資戦略に関する顧客の好みをポートフォリオに反映するにせよ、納税額を管理するにせよ、MSCIのQISはポートフォリオマネージャーに顧客ニーズを判断するだけでなく、より短期間で幅広いカスタマイズの要望に応えることにより、資産運用の競争力をより効果的にあげることができるのです」

MSCIについて

MSCIは、グローバルな投資コミュニティに意思決定支援ツールおよびサービスを提供する大手企業です。リサーチ、データ、テクノロジーにおける50年以上の専門的経験をもとに、リスクとリターンの主な要因をクライアントが理解し分析できるよう、そしてより自信のある効率的なポートフォリオの構築を支えることで、より優れた投資判断を可能にしています。同社は、クライアントが用いることで投資プロセスにおける知見を得、透明性を改善できるよう、業界をけん引するリサーチによる強力なソリューションを生み出しています。

このプレスリリースには、1995年証券民事訴訟改革法で定める将来予測に関する記述が含まれています。将来予測に関する記述は、将来の出来事または成績に関するものであり、実際の結果や成績が大きく異なるものとなるリスクがあり、過度に依拠するべきものではありません。結果または成績に影響する可能性のあるリスクは、MSCIのアニュアルレポートで12月31日が締め日となった最直近会計年度のSECへの10-K様式の申告書としてまとめてあります。MSCIは、いかなる将来予測に関する記述の更新を行いません。ここに示す情報は、一切の投資助言ではなく、そうしたものとして依拠されるべきではありません。MSCIは、適切なライセンスなく、その商品またはサービスを利用する権利またはライセンスを認めません。MSCIは、ここに示す情報に関する商品適格性、特定目的適合性またはその他に関し一切の明示的、暗示的表明を行わず、法で認められる最大限の限度においてあらゆる責任から免責となります。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media Inquiries
PR@msci.com
Melanie Blanco +1 212 981 1049
Julie Mansmann +1 917 815 6375
Calum MacDougall +44 7876 836 759
Tina Tan +852 2844 9320

MSCI Global Client Services
EMEA Client Service + 44 20 7618.2222
Americas Client Service +1 888 588 4567 (toll free)
Asia Pacific Client Service + 852 2844 9333

MSCI Inc

NYSE:MSCI


Contacts

Media Inquiries
PR@msci.com
Melanie Blanco +1 212 981 1049
Julie Mansmann +1 917 815 6375
Calum MacDougall +44 7876 836 759
Tina Tan +852 2844 9320

MSCI Global Client Services
EMEA Client Service + 44 20 7618.2222
Americas Client Service +1 888 588 4567 (toll free)
Asia Pacific Client Service + 852 2844 9333

More News From MSCI Inc

MSCI、公開市場とプライベート エクイティを統合した画期的な指数を発表

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- MSCI(NYSE:MSCI)は、公開市場と幅広いプライベート エクイティ市場を、単一の一貫したフレームワークに統合した革新的な日次インデックスであるMSCI All Country Public + Private Equity Index(MSCIオールカントリー・パブリック+プライベート・エクイティ・インデックス)を発表しました。これは、投資家が株式エクスポージャー全体を評価し、ポートフォリオ全体のパフォーマンスを測定する方法に大きな変化をもたらします。 プライベート市場の投資ポートフォリオへの統合が進むにつれ、プライベート エクイティはポートフォリオ全体のアロケーションの中核を成すようになり、分散投資、長期的なリターンの可能性、そして公開市場では捉えきれない経済セグメントへのエクスポージャーに貢献しています。投資家ポートフォリオの構造変化を反映し、この指数は公開市場とプライベート市場にわたるグローバル株式のパフォーマンスを追跡するための新たな基準を確立します。 先進国および新興国市場における上場株式の...

MSCI、ベア・ペティットが社長を退任し、引退することを発表

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界の投資コミュニティーに重要な判断支援ツールとサービスを提供する大手企業のMSCI(NYSE:MSCI)は、社長兼最高執行責任者(COO)で取締役会メンバーでもあるC.D. ベア・ペティットが、25年にわたる上級幹部としての活動を経て、来年退任する意向を当社に伝えたことを発表しました。ペティットは2026年3月1日まで社長および取締役を務め、その後も一定期間、円滑な移行のためにアドバイザーとして当社にとどまる予定です。 ペティットは2000年にMSCIに入社し、顧客カバレッジ、マーケティング、インデックスの担当など数々の上級幹部職を歴任しました。2015年にCOO、2017年に社長に就任し、すべてのプロダクトとオペレーションを統括しました。2023年には取締役会に加わりました。 MSCIの会長兼最高経営責任者(CEO)であるヘンリー・フェルナンデスは、次のように述べています。「ベアは昔からの私のビジネスパートナーであり、MSCIの戦略と成功を形作るうえで極めて重要な役割を果たしてきました。長年にわたる多大な...

MSCI、プライベート資産向けのグローバル分類基準を発表

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- プライベート資産は、機関投資家による配分の拡大やプライベートウェルスからの資金流入の増加を背景に、急速に成長しています。一方で、この業界は透明性の欠如により依然として制約を受けており、エクスポージャーの効果的な分類、パフォーマンスの測定、戦略の共有を行うための共通システムが存在していません。 MSCIはこの課題に対応するため、プライベート市場に秩序、比較可能性、および一貫性をもたらすことを目的とした独自の資産分類フレームワーク「MSCI PACS」を発表しました。プライベート企業、不動産、インフラなど、幅広いプライベート資産を対象とするPACSは、投資ライフサイクル全体において、ポートフォリオ戦略やパフォーマンスを効果的にベンチマーク、分析、共有するために活用できる詳細な分類を提供します。 MSCI PACSは、プライベート資産のために特別に設計されたグローバル分類体系です。これは、世界中の公開企業を分類・比較するために活用されている世界産業分類基準(GICS®)1など、MSCIが長年にわたって基準やツールを...
Back to Newsroom