AGCバイオロジクスが新規プログラム「AGCellerate」を発表、医薬品原料を短納期・固定価格・数量保証で提供

第一弾となるモノクローナル抗体プロジェクトでは固定価格で1.0kgを11か月で提供

AGCellerate を6月5～8日にボストンで開催されるBIO International conventionで紹介

米ワシントン州シアトル--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- 世界をリードするバイオ医薬品開発製造受託機関（CDMO）であるAGCバイオロジクスは、IND（新薬臨床試験開始申請）の準備が整った有効な原材料をバイオ医薬品開発会社に提供するための新規プログラム「AGCellerate」を発表しました。このプログラムでは、所定の期間とコストで保証量を提供することで、プロジェクトが開発段階から臨床試験に移行する過程を加速します。

このプログラムでは、モノクローナル抗体（mAb）、レンチウイルスベクター、アデノ随伴ウイルスベクター、プラスミドDNA（pDNA）といった素材を使用してバイオ医薬品プロジェクトを支援します。このうち、mAbプログラムは直ちに利用可能で、他の素材を使ったプログラムについては年内に詳細が発表される予定です。

AGCellerate・mAbプログラム

AGCellerate・mAbプログラムでは、臨床研究を開始できる製剤原料が11か月以内に1.0kg提供されます。これにより必要量が短期間に固定価格で確保できるようになるため、開発企業が初期における戦略目標を達成し、最短期間で臨床試験を開始するのに役立ちます。

また、AGCellurateには、AGCバイオロジクスが特許を取得済みのChef-1™プラットフォーム、FDA（米国食品医薬品局）とEMA（欧州医薬品庁）承認済み細胞株（4つの市販医薬品で使用済み）、多様な臨床開発段階にある54の物質も含まれます。

AGCellerateプログラムでは30年の科学的ノウハウを駆使したひな型方式により、最短の製品化を実現します。プロジェクトの迅速な開始と期限どおりの進行を、GMP準拠バイオ医薬品の製造に注力するAGCバイオロジクスの品質サービスと世界的サプライチェーンネットワークが支えます。

AGCバイオロジクスのJB・アグナス最高業務責任者（CBO）コメント「当社パートナーの包括的な目標は、人生を変える治療法を求めている患者さんと家族に前向きな影響を与える製品を作ることに集約できます。この目標は、私たちがAGCバイオロジクスで実現に努めているあらゆる活動の主軸でもあります。AGCellerateは、患者さんにとって重要なマイルストーンの達成を支援するために、想定外の事態を排除した、信頼のおける標準化した医薬品製造を可能とします。

AGCバイオロジクスの新規プログラム「AGCellerate」の 第一弾となるmAb向けプラットフォームは、6月5～8日にボストンで開催される「BIO International Convention」 で披露されます。場所はContract Services Zoneの3365～3369番ブースです。当社の展示会での発表内容は、公式ウェブサイトでご覧ください。

AGCellerateの詳細 および研究段階から臨床試験へプロジェクトを加速する方法については、www.agcbio.com/capabilities/agcellerate-dna-to-ind-drug-substance-cdmo-servicesをご覧ください。

About AGC Biologics

AGCバイオロジクスは、世界をリードするバイオ医薬品開発製造受託機関（CDMO）として、あらゆる段階でお客様とパートナーと連携しながら、最高水準のサービスを提供することに全力を尽くしています。当社が開発・製造を手掛ける世界トップクラスの製品分野には、哺乳類および微生物ベースの治療用タンパク質、プラスミドDNA（pDNA）、メッセンジャーRNA（mRNA）、ウイルスベクター、遺伝子操作細胞などがあります。米国、欧州、アジアにグローバルネットワークを展開するほか、現行医薬品適正製造基準（cGMP）適合施設を米ワシントン州シアトル、コロラド州ボールダーとロングモント、デンマーク・コペンハーゲン、ドイツ・ハイデルベルク、イタリア・ミラノ、千葉に構え、従業員数は全世界で2500人を超えています。イノベーションに継続的に取り組むことで、お客様が抱える最も複雑な課題を専門的に解決する想像力が育成されており、優先審査の対象となるプロジェクトや希少疾患分野における専門知識はその最たる例と言えます。パートナーから信頼を寄せられているAGCバイオロジクスの詳細は、www.agcbio.comをご覧ください。

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