-

キオクシア株式会社:国際宇宙ステーションでのHPE Spaceborne Computer-2プログラムにキオクシアのSSDを提供

宇宙空間で科学実験を行うHPEのエッジコンピューティングソリューションを支えるキオクシアのフラッシュストレージ

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、Hewlett Packard Enterprise(HPE)が国際宇宙ステーション(ISS)の環境で科学実験を行うHPE Spaceborne Computer-2 (SBC-2) プログラムに参加し、HPE EdgelineやHPE ProLiantサーバーなどのエッジコンピューティングソリューションに堅牢なフラッシュストレージとしてキオクシアのSSDを提供することになりました。

HPE SBC-2はISSで初めて稼働した商用のエッジコンピューティングおよびAI対応システムです。拡大し続ける宇宙探査において、コンピューティングを大幅に進化させ、地球との通信への依存度を減らしていく大きなミッションの一端も担っています。例えば宇宙飛行士がISSで直接データを処理することができれば、生データをその都度地球に送り、そのデータが処理・分析されて送り返されることを待つ必要がなくなり、ISS内で作業を完結することができます。

HPE SBC-2は、リアルタイム画像処理、ディープラーニング、科学シミュレーションなど、さまざまな高性能コンピューティング処理を宇宙空間で実行するために設計されており、堅牢でコンパクトなHPE Edgeline Converged Edge Systemや高性能なHPE ProLiantサーバーなどのHPEのエッジコンピューティングソリューションを組み合わせたものです。HPE SBC-2は、さまざまなデータ処理を行っており、これまでもヘルスケア、画像処理、自然災害からの復旧、3Dプリント、5G、AIなどの進歩に貢献しています。

当社はHPE SBC-2が各種ソリューションを実現するために、KIOXIA RMシリーズ Value SAS SSDやKIOXIA XGシリーズ NVMe™ SSDなどを提供しています。フラッシュメモリを使うSSD は、従来のハードディスクを使うストレージに比べ、可動部品がなく、電磁波の影響も受けにくく、高速なパフォーマンスを得られるため、宇宙空間で必要とされる電力、パフォーマンス、信頼性の要件に適しています。

当社は長年HPEと協力してクラス最高のストレージソリューションを開発しており、当社製品がモバイルからデータセンター、エンタープライズまで、HPEの幅広いソリューションの実現に貢献しています。

*NVMeはNVM Express, Inc.の米国またはその他の国における登録商標または商標です。
*その他記載されている社名・製品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

*本資料に掲載されている情報(製品の仕様、サービスの内容およびお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

Contacts

報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
キオクシア株式会社
営業企画部
高畑浩二
Tel: 03-6478-2404

Kioxia Corporation



Contacts

報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
キオクシア株式会社
営業企画部
高畑浩二
Tel: 03-6478-2404

More News From Kioxia Corporation

キオクシア:高密度・低消費電力3D DRAMの実用化に向けた基盤技術を発表

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、高密度・低消費電力3D DRAMの実用化に向けた基盤技術として高積層可能な酸化物半導体チャネルトランジスタ技術を開発しました。本成果は、米国サンフランシスコで開催されたIEEEの電子素子に関する国際会議IEDM(International Electron Devices Meeting)にて、12月10日(現地時間)に発表しました。本技術を用いることで、AIサーバーやIoT製品など幅広いアプリケーションにおいて低消費電力化を実現する可能性があります。 AI時代を迎え、大容量のデータを処理するために、より大容量かつ低消費電力のDRAMの実現が期待されています。従来のDRAMではメモリセルの微細化が物理限界に近づいており、さらなる大容量化に向けてメモリセルを3次元に積層する研究が進んでいます。メモリセルを積層する際に、従来のDRAMと同様の単結晶シリコンをトランジスタのチャネル材料に使用すると、製造コストが高くなり、かつ、メモリ容量に比例して、メモリセルをリフレッシュするための電力も増加する課題が...

キオクシア:PCIe® 5.0 SSD製品ラインアップを拡充する新製品の発売について

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は「キオクシア(KIOXIA)」ブランドのパーソナル向けSSDの新製品として、「EXCERIA PRO G2 SSDシリーズ」および「EXCERIA G3 SSDシリーズ」を2026年1月下旬より順次販売[注1]を開始します。これにより当社のPCIe 5.0のラインアップを拡充させ、あらゆるユースケースに次世代テクノロジーを提供します。 EXCERIA PRO G2 SSDシリーズは、生成AIの活用、ゲーミングやクリエイティブ制作に求められる高負荷のワークロードを可能にする高性能なシステム構成に向けて設計されており、キオクシアのパーソナル向けSSDラインアップの中で最速のモデルです。最大4TB[注2] [注3]の容量を備え、シーケンシャルリードで最大14,900MB/s、シーケンシャルライトで最大13,700MB/s[注4]を実現しています。これにより、パフォーマンスを重視するPC環境に適しています。さらに、ヒートスプレッダー入りラベルを採用したことで冷却性能の向上も図っています。 EXCERIA...

キオクシア: Googleとのクリーン電力の利用促進に向けた取り組みについて

四日市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、Google LLC(以下、Google)との、中部地方の水力発電所で発電されたクリーン電力の利用を促進する取り組みについて発表しました。この取り組みは、中部電力グループが所有する既存の発電所を活用しており、クリーン電力の発電量を増加させるとともに、脱炭素社会の実現に貢献し、当社及びGoogleの温室効果ガス排出量のネットゼロ化への取り組みに貢献することが見込まれています。 当社は、この取り組みの対象となる水力発電所(以下、本発電所)によって発電されるクリーン電力の購入を開始しています。その電力量は、年間160ギガワット時(GWh)程度を見込んでおり、これは日本の一般家庭約4万軒分に相当します。当社は、2040年度までに再生可能エネルギーの使用比率を100%にし、2050年度までに事業活動による温室効果ガスネットゼロを目標に掲げており、このクリーン電力の利用は、当社の目標達成に貢献する見込みです。また、24時間体制で稼働している本発電所から、当社がクリーン電力を購入し利用することは、Googl...
Back to Newsroom