-

Esriとデジタル・アース・アフリカが持続可能な成長を支援するために提携

合意により、環境モニタリングとリスク低減のために衛星画像分析へのアクセスを拡大

米カリフォルニア州レッドランズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ)-- 気候変動により、アフリカ大陸の広範な地域で、食料不足、強制退去、自然災害のリスクが増大しており、影響を受けやすい人々がとりわけ深刻な事態に直面しています。しかし、アフリカの幾つかの国は既に革新を行い、技術分野における次の大きな急成長を推進しており、社会的・経済的格差を縮めるソリューションを生み出している企業があります。データ科学を使用して、このような課題に取り組む現地組織を支援すべく、ロケーション・インテリジェンスの世界的リーダー企業であるEsriは、デジタル・アース・アフリカと了解覚書(MOU)を締結しました。

本提携は、ガバナンスと商取引における持続可能性を促進・支援することを目的としており、無償のオープンソースの衛星画像やその他の形式の地球観測データを基に、技術ソリューションを創出して提供します。アフリカの組織は、Esriの地理情報システム(GIS)ソフトウエアを使用して、画像データを分析し、パターンを発見したり、将来の結果を予測したりできます。この充実したコンテンツは、アフリカの地理データや画像のほか、Esriとパートナーのソリューションを提供する包括的なクラウドベースのプラットフォームであるアフリカ・ジオポータルからアクセスできます。

Esriの創設者で社長のジャック・デンジャモンドは、次のように述べています。「私たちは、デジタル・アース・アフリカと提携し、使用可能な地球観測データの利用を拡大できることを誇りに思います。この契約は、アフリカ大陸で起きている持続可能な成長に向けた重要な活動を支えるものです。」

収集された衛星画像は、科学的調査で求められる一貫性と精度の基準を満たせるように、処理する必要があります。デジタル・アース・アフリカは大陸全体のために、このデータが分析に対応できるようにします。GISが、地図やアプリなどを作成するためのツールと機能を提供することで、これらの画像を実用的なデータに容易に変えられるようにします。

デジタル・アース・アフリカのマネジングディレクターのThembi Xaba博士は、次のように語っています。「私たちは地球観測データを意思決定に利用できる製品を作っています。当組織のプラットフォームとサービスにより、アフリカの政府、業界、意思決定者は大陸全体の変化を追跡できるので、ユーザーは将来のために計画改善の手立てを得ることができます。」

Esriとデジタル・アース・アフリカの提携により、40年分の画像が利用可能になります。その目的は、洪水、干ばつ、土壌や沿岸の侵食による短期的・長期的リスクについて理解・認識することです。画像レイヤーとデータレイヤーを使用して、農業、森林被覆、陸塊、水の利用可能性と質、人間の居住地内の変化をモニタリングできます。

これらはすべて、新新規ユーザーも経験豊富なユーザーも、アフリカ・ジオポータルを通じて、設定済みアプリや高度なツールを使って利用できます。この提携により、EsriのArcGISオンライン・ソフトウエアが利用可能になるため、コストや技術的スキルの必要性など、貴重な地球観測データにアクセスする際の一般的な障壁を取り除く上で役立ちます。コミュニティー向けGISプラットフォームであるアフリカ・ジオポータルは、ツール、データ、学習を通じて、デジタル・アース・アフリカによるものなど、コンテンツを見つけやすくし、その利用率を高めることができます。

アフリカ大陸の組織が豊富な画像を利用して、地域の課題を克服できるよう、Esriとデジタル・アース・アフリカが支援している状況の詳細については、deafrica.africageoportal.comをご覧ください。

Esriについて

地理情報システム(GIS)ソフトウエア、ロケーション・インテリジェンス、マッピングの世界的市場リーダーのEsriは、顧客がデータの潜在力すべてを活用して業績や事業成果を改善する手助けをしています。1969年に米国カリフォルニア州レッドランズに設立されたEsriのソフトウエアは、フォーチュン500企業、政府機関、非営利組織、大学など、世界全体で計35万を超える組織に、また米州、アジア太平洋、欧州、アフリカ、中東の計20万を超える機関に導入されています。Esriは、6大陸100カ国以上に現地サポートを提供する地域事業所、国際的販売業者、パートナーを有しています。地理空間情報技術に対する先駆的取り組みにより、Esriのエンジニアはデジタル変革、モノのインターネット(IoT)、高度アナリティクスに対する最も革新的なソリューションを構築しています。当社サイトのesri.comをご覧ください。

Copyright © 2022 Esri. All rights reserved. Esri、Esriの地球ロゴ、ArcGIS、The Science of Where、esri.com、@esri.comは、米国、欧州共同体、その他の一定の司法管轄におけるEsriの商標、サービスマーク、登録商標です。本リリースで言及した他の企業・製品・サービスは、各所有者の商標、サービスマーク、登録商標である場合があります。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Jo Ann Pruchniewski
Public Relations, Esri
Mobile: 301-693-2643
Email: jpruchniewski@esri.com

Esri



Contacts

Jo Ann Pruchniewski
Public Relations, Esri
Mobile: 301-693-2643
Email: jpruchniewski@esri.com

More News From Esri

エスリ、IUCNの自然教育グローバルイニシアチブを支援

カリフォルニア州レッドランズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 位置情報システム(GIS)テクノロジーの世界的リーダーであるエスリは、2025年の国際自然保護連合(IUCN)世界自然保護会議において、IUCNおよびその教育・コミュニケーション委員会との共同イニシアチブを発表し、自然に基づく教育(NbE)を世界的に支援するために、データ、地図、GISテクノロジーへのアクセスを拡大することを発表しました。 エスリは、新しいNbEジオポータルの開発を支援するために、1,000万ドル相当の現物寄付を行います。このジオポータルは、世界中の学生、教師、そしてIUCN自然保護活動家が、地図や地理科学を通して地球を理解・探求するとともに、重要な自然保護ソリューションをめぐって協力し、今後の自然保護活動のキャリアで求められる技術スキルを習得できるようにします。現在、協議と設計のパイロット段階にあるこの新しい取り組みは、今年10月にアブダビで開催されたIUCN世界自然保護会議で加盟国が採択した、環境学習と行動を促進するというIUCNのNbEの目標を支えます。 このコラボレーシ...

エスリ、ArcGISにおける生成AI活用の推進に向けて、AWSと戦略的協業契約を締結

カリフォルニア州レッドランズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 地理情報システム(GIS)技術と地理空間AI技術の世界的リーダーであるエスリは、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と戦略的協業契約(SCA)を締結し、生成AIを地理空間ソリューションやワークフローに統合する取り組みを強化します。エスリの地理空間AIプラットフォームであるArcGISと、AWSのスケーラブルなクラウドインフラを組み合わせることで、組織はAWSの先進的なクラウド機能とArcGISの高度なマッピングおよび空間解析ツールを利用しつつ、エンタープライズ規模の地理空間AIソリューションを、より効率的かつ信頼性の高い方法で展開できるようになります。 AWSのWWPSグローバルISVセールスおよびGTM担当ディレクターであるエイミー・ベルチャー氏は、次のように述べています。「AWSのクラウド機能とエスリの地理空間分野の専門知識を組み合わせることで、顧客は高度なロケーション・インテリジェンスを通じて複雑な課題を解決できるようになります。今回の戦略的合意によって、組織が地理空間データを大規模に活...

エスリと国連人口基金(UNFPA)、戦略的パートナーシップを延長し、2030年国勢調査ラウンドを支援

カリフォルニア州レッドランズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 位置情報インテリジェンスの世界的リーダーであるエスリは、2030年国勢調査ラウンドの支援に向けて、国連人口基金(UNFPA)との戦略的パートナーシップを延長したことを発表しました。2020年国勢調査ラウンドにおける成功を基盤として、今回のパートナーシップでは、地理情報システム(GIS)技術を国勢調査業務のあらゆる段階に統合することを目的としています。GISを活用することで、各国の統計局および国勢調査機関は、より信頼性の高い位置情報付きデータにアクセスでき、計画・収集・公開プロセスの迅速化と効率化が可能になります。 「国勢調査プロジェクトでは、国全体を地図化する作業が必要になる場合も少なくありません」と、エスリのグローバル事業開発マネージャー、リンダ・ピーターズは述べています。「GISは国勢調査のあらゆる段階で欠かせないものになりつつありますが、多くの国の統計機関にとってその導入はまだ新しい取り組みです。当社は、このような大規模で信頼性の高いデータ収集と情報共有を可能にするリソースを提供できるこ...
Back to Newsroom