-

フィーラ・コンソーシアムが勢いに乗る超広帯域無線技術で重要な節目となる成果を達成

フィーラの認定プログラムは、超広帯域無線技術のピンポイントロケーション機能を活用するデバイスの相互運用性において決定的に重要な基本要素

米オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 超広帯域無線(UWB)の普及を推進するためにリーディングイノベーターを結集させる触媒役を務めるフィーラ(FiRa™)・コンソーシアムは本日、市場におけるUWB技術の採用に関して、2つの重要な節目となる成果を発表しました。1つ目は、UWBデバイス間の相互運用性の推進を目指す認定プログラムの初期段階を開始したことです。これと同時にフィーラ・コンソーシアムは、世界の上位携帯電話メーカーすべてに加えて、半導体、ネットワーキング、セキュアアクセス、消費者向け技術の分野における市場リーダー企業を含む会員が、現時点で100組織を超えたことを発表します。

フィーラ・コンソーシアムの理事会議長であるチャーリー・チャンは、次のように述べています。「UWBは急速に、ワイファイやブルートゥースと並ぶ無線ローカル接続技術の柱になろうとしています。私たちが目にしている会員増加の勢いと併せて、当コンソーシアムの認定プログラムが示しているのは、この市場が各種の市場区分でUWBを幅広く導入する準備が整っているということです。」

フィーラ・コンソーシアムの認定プログラムは、UWBのピンポイントロケーション機能とスペーシング機能をめぐるベースライン試験と認定を行うプログラムとして初めてのものとなり、デバイスの相互運用性を促進するために必要となる重要なステップの1つです。これは高精度な測距を実現する次世代型UWBに対するフィーラの構想に欠かせない要素です。この構想は、認定スマートフォンがロケーションタグを見つけ、ドアロックを安全に解除し、あらゆるベンダーのフィーラ認定UWB技術を使用して構築された消費者向け電子製品とシームレスに情報をやり取りすることができるというものです。

すべてのフィーラ認定(FiRa Certified™)デバイスは、フィーラ・デバイス認定プロセスに基づいて、独立した認定試験所(ATL)で試験されます。デバイスは、フィーラのMAC/PHY適合仕様を満たし、そのデバイスが関連するフィーラ仕様に準拠していることを示す必要があります。

フィーラ・コンソーシアムのコンプライアンス&認定ワーキンググループの共同議長であるラインハルト・メインドルは、次のように述べています。「ベンダー間の相互運用性は、あらゆるオープンテクノロジーのエコシステムにとって成長の基盤となります。当コンソーシアムの基本となる認定プログラムは最初の重要なステップであり、UWBの使用を継続的に拡大するためのプラットフォームを構築するに当たり、不可欠な適合性レイヤーを確保するものです。」

メーカーは今後、自社デバイスのMAC/PHY適合性を認定するための取り組みを開始できるようになりました。最初の製品は2021年末までに認定され、さらに多くの製品が2022年に認定される見込みです。フィーラ・コンソーシアムは引き続き、MAC/PHYより上のレイヤーを対象にUWB認定を開発していきます。2022年半ばに次のバージョンを予定しています。

フィーラ・コンソーシアムについて

オレゴン州ビーバートンを本拠地とするフィーラ・コンソーシアムは会員主導の組織として、超広帯域無線(UWB)技術の安全な高精度測距機能とポジショニング機能を使用して、シームレスなユーザー体験の構築と幅広い採用に専心しています。フィーラ・コンソーシアムの詳細については、www.firaconsortium.orgをご覧ください。

© 2021 FiRa Consortium. All rights reserved. FiRa、FiRa Consortium、FiRaのロゴ、FiRa Certifiedのロゴ、FiRaのタグラインは、米国およびその他の国々におけるフィーラ・コンソーシアムまたはそのライセンサー/サプライヤーの商標または登録商標であり、許可なく使用することはできません。その他すべての商標、サービスマーク、製品名、サービス名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Ardavan Tehrani
FiRa Consortium
Marketing Working Group Co-Chair
Telephone: +1 650 842 0799
Email: press@firaconsortium.org

Deb Spitler
FiRa Consortium
Marketing Working Group Co-Chair
Telephone: +1 949 439 5908
Email: press@firaconsortium.org

FiRa Consortium



Contacts

Ardavan Tehrani
FiRa Consortium
Marketing Working Group Co-Chair
Telephone: +1 650 842 0799
Email: press@firaconsortium.org

Deb Spitler
FiRa Consortium
Marketing Working Group Co-Chair
Telephone: +1 949 439 5908
Email: press@firaconsortium.org

More News From FiRa Consortium

FiRaコンソーシアムがFiRa Core 4.0仕様 と認証プログラムを発表

オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- FiRa®コンソーシアムは、Core 4.0仕様と認証プログラムを発表しました。これは、超広帯域(UWB)技術の開発における重要な節目となります。今回のアップデートにより、FiRaが定義するユースケースを満たすために必要なIEEE 802.15.4-2024の機能が完成します。これらの更新はFiRaの性能も強化し、シームレスな相互運用性を実現するとともに、さまざまなアプリケーションで高精度かつ安全な測距や測位の新たな可能性を開きます。 FiRa Core 4.0仕様と認証プログラムの主な特徴 FiRa Core 4.0仕様には、機能拡張やエコシステムの継続的な成長を支援するアップデートが含まれています。 UL-TDoA – この機能により、UL-TDoAアンカーで構成されたインフラストラクチャが資産(UL-TDoAタグ)を追跡できるようになります。この設計は、タグとインフラストラクチャ間の相互運用性を確保し、タグ設計の簡素化や消費電力の最適化を実現します。また、柔軟な設計により、容易かつカスタマイズ...

FiRaコンソーシアム、FiRa Core 3.0仕様と認証プログラムを発表

オレゴン州、ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- FiRa®コンソーシアムは、超広帯域(UWB)技術の開発における重要な節目となる、Core 3.0仕様と認証プログラムのリリースを発表しました。これらのアップデートにより、UWBの機能が強化され、シームレスな相互運用性が実現し、さらに、多様な用途における高精度かつ安全な測距や位置決めの新たな可能性が広がります。 FiRa Core 3.0仕様と認証プログラムの特徴 FiRaはCore 3.0仕様において、UWBの主要な3つの機能を導入しました。UWBシステムの効率性と多様性を向上させるための改良点は以下の通りです。 ハイブリッドUWBスケジューリング(HUS):FiRa MACおよびFiRa UCI技術仕様に詳述されているこの機能は、FiRaのさまざまな機能を組み合わせて確実に連携させる必要性がある高度なUWBアプリケーションを可能にします。これにより、公共交通システムなどの複雑な環境で最適な性能が確保されます。 専用データ転送:この改良ではUWBを使用した専用のデータ転送を可能にし、測距操作とは...

フィーラ・コンソーシアム、フィーラ2.0技術仕様を発表

米オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- フィーラ(FiRa®)・コンソーシアムは、大きな進歩を遂げた技術仕様であるフィーラMAC、PHY、UCI技術仕様バージョン2.0が利用可能になったと発表しました。この技術仕様では、ハードウェア、RF通信、超広帯域無線(UWB)測距プロトコル、測距デバイスの動作が規定されています。この最新の仕様は、チップセット、デバイス、サービスインフラをまたいで相互運用可能なUWBエコシステムの実現に向けて、一歩前進したことを示しています。 このフィーラ2.0技術仕様は、様々なユースケースで使われている製品に関して、UWB技術が実現できることを開発者が理解するための手引きとなっています。これらの仕様では特に3つの新しいユースケースに焦点を当てています。 追跡されない屋内ナビゲーション – UWB対応のスマートフォンやタブレットユーザーが、モール、空港、博物館、その他屋内のあらゆる場所で、ロケーションプライバシーを保ちながら、センチメートルレベルの精度で、リアルタイムにルートを見つけることができます。 人やモノを見...
Back to Newsroom