テレダインFLIRがION M640x次世代戦術クワッドコプターを発表

米国設計・開発・製造のシステムが防衛・公共安全顧客に比類ない能力を提供

米カリフォルニア州サウザンドオークス--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- テレダイン・テクノロジーズ（NYSE：TDY）傘下のテレダインFLIRは本日、ION™ M640x戦術無人航空機システム（UAS）の提供開始を発表しました。米国で設計・開発・製造されたこのUASは、ION M440（Blue sUASの1つ）の能力を元に構築されたもので、軍などの政府機関の顧客に対し、各機関固有のミッションのためのクラス最高水準の能力を提供します。

テレダインFLIRの無人・統合ソリューション担当シニアディレクターのThomas Ramboは、次のように述べています。「当社は実績ある米国本拠のエンジニアリング専門技術を持ち、防衛・公共安全市場に注力してきたことから、お客さまは最も安全で能力の高いUASソリューションを手に入れることができます。ION M640xは、無人機システムとセンサー技術を国内で提供する企業という他に類を見ない当社の地位を土台として構築されており、高解像度の赤外線イメージング機能、スマート対象追跡機能、レーザー照射機能、および業界をリードするサポートとサービスを備えています。」

ION M640xは、同種のUASの2倍の解像度を実現する640x512赤外線センサーと、近赤外線（NIR）レーザー照射機能を搭載しています。NIR照射機能により、オペレーターが関心対象をピンポイントで特定可能となり、他のミッション参加者との間での連携と視認性が向上します。またION M640xは、航空機に検知させて動きを追跡させる対象をオペレーターが指定できるまったく新しいスマート対象追跡機能を備えています。その他、航空中に記録された写真や動画を容易に取得できるSDカードや、3つの周波数帯に対応した無線機能などの新機能を搭載しています。

もう1つのION M640xの主な特徴としてオープン・システム・アーキテクチャーがあり、システムは別個の高性能ミッションコンピューターを利用して高度な自律機能を実現します。また、当機はMAVLINKに準拠しており、米国軍の戦術オープン地上局アーキテクチャー（TOGA）を含む共通地上管制局（C-GCS）との相互運用性を備えています。約4ポンドで背嚢で容易に携帯可能なM640xは、風雨などの過酷な環境での運用に耐えることが確認されています。

ION M640xはION M440を進化させたもので、ION M440は米国の軍・連邦機関への販売用としてBlue sUASプログラムの下で米国国防総省に承認された当初の5つのUASプラットフォームの1つです。M440の開発元はフロリダ州ゲインズビルのAltavianで、FLIRは同社を2020年12月に買収しました。

軍・公共安全組織向け無人機システムの信頼できる提供元としてのテレダインFLIRの長年にわたる評判を活かしたION M640xは、当社の世界クラス水準のサービス、トレーニング、技術サポートに支えられています。

テレダインFLIRについて

テレダイン・テクノロジーズ傘下のテレダインFLIRは、防衛・産業用途のためのインテリジェント・センサー・ソリューションの分野で世界をリードする企業であり、世界全体で計約4000人の従業員を擁しています。1978年創業の当社は、命と暮らしを守るプロがより適切で迅速な意思決定を下せるよう支援する先進的な技術を生み出しています。詳細情報については、www.teledyneflir.comにアクセスするか、@flirをフォローしてください。

テレダイン・テクノロジーズについて

テレダイン・テクノロジーズは、高度なデジタル・イメージング製品・ソフトウエア、計測機器、航空宇宙・防衛用電子機器、エンジニアド・システムを提供する有力企業です。テレダインは主に米国、英国、カナダ、西欧、北欧に事業拠点を置いています。詳細情報については、テレダインのウェブサイトwww.teledyne.comにアクセスしてください。 

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