-

レゴケム・バイオサイエンスとIksuda Therapeuticsが抗体薬物複合体を開発するためのライセンス契約を拡大

  • 拡大契約によりIksudaは最大6件の標的を対象にレゴケム・バイオサイエンスの次世代ADCプラットフォームを利用可能に
  • またIksudaはレゴケム・バイオサイエンスの新しいペイロードの利用が可能となり、腫瘍環境で活性化されるペイロード(2020年の契約で利用可能)を補完

英ニューカッスル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 治療指数を高めた新世代の抗体薬物複合体(ADC)の開発を手掛けるIksuda Therapeuticsは本日、レゴケム・バイオサイエンス(LCB)との共同研究およびライセンス契約を拡大し、LCBの専有的ADCプラットフォーム技術を活用して、追加的なADCプログラムを追求すると発表しました。

Iksudaは2020年4月、LCBのADCリンカー/トキシンプラットフォームを使用した3件のADCプログラムについて、世界的な開発および商業化のライセンスを取得しました1。このたびの拡大契約に従い、Iksudaはさらに3件の標的について権利を取得し、LCBのADCプラットフォーム技術を使用した潜在的ADCのプログラムの総数は6件となります。またIksudaは、LCBが最近発見した革新的な新規DNA修飾ペイロードも利用できることになります。このペイロードは、腫瘍環境で活性化されるLCBの専有的なDNAトキシン(昨年のライセンス契約に含まれる)を補完するものです。

Iksuda Therapeuticsの最高経営責任者(CEO)であるデイブ・シンプソン博士は、次のように述べています。「複数の標的を対象とする昨年のライセンス契約を締結して以来、LCBとの提携関係は成功を収めてきましたが、当社はその間に、LCBのプロドラッグ・ペイロード技術の差別化された利点を活用し、2つのADC候補を決めて、前臨床開発を進めています。私たちは、新しいペイロードを含むようにLCBとの契約を拡大し、当社の研究を拡げることで、次世代のベストインクラスのADCを追求できることに感激しています。本契約の結果として、成長を続けるIksudaのADCパイプラインにおいて新たな候補を発見できるものと期待しています。」

LCBのCEO兼社長であるYong-Zu Kim博士は、次のように述べています。「当社は昨年の4月と5月にそれぞれ締結したマルチターゲットADCプラットフォームライセンスおよびLCB73(CD19 ADC)製品ライセンスの各契約を通じ、Iksudaとの強力な提携関係を築きました。この提携はLCBのADCプラットフォーム技術の優越性と、(以前はLCB73として知られていた)IKS03の革新的なADC薬としての潜在的競争力を確認するものとなり、今回の拡大ライセンス契約の締結につながりました。当社は、LCBが関連するすべてのADC候補を速やかに臨床の場に提供すべく、引き続きIksudaと密接に協力していきます。」

Iksudaは最近、セルトリオン、ミレー・アセット・キャピタルとその子会社、プレミア・パートナーズが共同で主導した4700万ドルの資金調達ラウンドを完了したと発表しました。この資金調達ラウンドは、IKS03を含め、Iksudaの主力ADC資産の発展と、そのペイロード・プラットフォーム技術の拡大を支えるものです。このたびのLCBとの拡大契約により、新しいクラスのペイロードの研究開発が実現し、腫瘍環境で活性化されるIksudaの専有的なProtein Alkylating(ProAlk、タンパク質アルキル化)ペイロード・プラットフォーム(ゲッティンゲン大学からライセンスを取得)が充実します。

IksudaのADCプログラムは、治療選択肢が現時点で限られていて、再発率が高い腫瘍を標的としています。当社の医薬品開発パイプラインは、腫瘍環境で活性化されるプロドラッグ・ペイロードと、新規の専有的なPermaLink®プラットフォームを含む安定した複合体化技術の組み合わせにより、安全性と効能を向上させることを中心に据えています。

  1. プレスリリース: LCBとIksudaがマルチターゲット共同研究契約を締結(2020年4月16日)

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Zyme Communications
Lorna Cuddon
+44 (0) 7811 996 942
lorna.cuddon@zymecommunications.com

Iksuda Therapeutics



Contacts

Zyme Communications
Lorna Cuddon
+44 (0) 7811 996 942
lorna.cuddon@zymecommunications.com

More News From Iksuda Therapeutics

Iksuda Therapeuticsが4700万ドルの資金調達ラウンドを完了

英ニューカッスル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 治療指数を高めた新世代の抗体薬物複合体(ADC)の開発を手掛けるIksuda Therapeutics(Iksuda)は本日、ミレー・アセット・キャピタルとその子会社、セルトリオン、プレミア・パートナーズが共同で主導した4700万米ドル(約3400万英ポンド)の資金調達ラウンドを、アシュフォーズの助言を受けて完了したと発表しました。調達資金はIksudaの主力となるADC資産の発展と、ペイロードおよび複合体化のプラットフォーム技術の拡大を支えるものとなります。 Iksudaの前臨床段階の主力候補IKS03は、B細胞がんに対するベストインクラスのCD19標的化ADC候補です。今回の投資により、IKS03はヒト初回投与第1相臨床試験に進むことが可能となります。また本資金はIKS04およびIKS012を含め、早期段階にある当社プログラムのIND申請を加速させるためにも使用します。 IksudaのADCプログラムは、治療選択肢が現時点で限られていて、再発率が高い腫瘍を標的としています。当社の医薬品開発パイプライン...

Iksuda Therapeuticsが新世代世代の抗体薬物複合体の開発に向けゲッティンゲン大学とライセンス契約を締結

英ニューキャッスル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 機能強化した新世代の抗体薬物複合体(ADC)の開発を手掛けるIksuda Therapeutics(Iksuda)は本日、腫瘍環境で活性化される新規クラスのプロドラッグ・ペイロードを開発するための世界的な独占的権利をゲッティンゲン大学より取得するためのオプション権を行使したと発表しました。このオプション権行使は、一連のペイロードをADCフォーマットで成功裏に実証した提携を受けてのものです。この非常に強力で選択的な一連のペイロードは、ADCの開発において、タンパク質をアルキル化する斬新な細胞毒性を持つ強力な新規クラスとなります。Iksudaは今後、開発と商業化を前進させ、チューニング可能な一連のペイロードを当社のADCパイプラインとペイロードの「武器庫」に組み込み、高い未充足ニーズの血液がんや固形がんに伴う標的候補に対するベストインクラスのADC治療薬の創出に取り組みます。 ゲッティンゲン大学との提携は、ペイロードの「武器庫」を拡充し、標的抗原に応じてADCの設計を最適化するというIksudaのコミットメ...
Back to Newsroom