-

ビザとブレール、機関向け決済におけるプライバシー保護型ステーブルコイン決済を検討

概念実証を通じて、プライバシー保護機能を備えたブロックチェーン・インフラが、機関向け決済フローにおける安全で拡張性の高い決済をどのように支援できるかを検証

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ビザ(NYSE:V)は、ブレール(Brale)との協業を発表しました。両社は、ブレールが発行する米ドル裏付け型ステーブルコイン「SBC」を用い、Canton Network(カントン・ネットワーク)上でステーブルコインベースの決済を検討します。この概念実証では、プライバシー保護機能を備えたブロックチェーン・インフラが、金融機関や決済事業者による機密性の高い決済取引データの閲覧範囲の管理を可能にしながら、より迅速でプログラム可能な決済をどのように支援できるかを評価します。

ビザは2021年にステーブルコイン決済への対応を開始して以降、その機能を継続的に拡大し、VisaNetにおける決済義務を対応するステーブルコインで決済できるようにしています。今回の協業で中心的な焦点となるのは、カントン・ネットワークのプライバシー・アーキテクチャーです。ステーブルコインの採用が広がる中、金融機関は、厳格なプライバシーおよびコンプライアンス要件を満たしながら、ブロックチェーンベースの決済をどのように活用できるかを検討しています。カントンは、多くのパブリック・ブロックチェーン・ネットワークとは異なり、機密性の高い取引情報の閲覧範囲を制限しながら、参加者が共有インフラ上で取引できるよう設計されています。

ブレールとの協業を通じて、ビザは、機関向け決済のユースケースにおける追加のステーブルコイン選択肢として、SBCへの対応を評価する予定です。SBCはカントン・ネットワーク上でネイティブにサポートされており、ブレールとビザは、プライバシー保護型インフラを実際の機関向け決済フローにどのように適用できるかを検証することが可能になります。

「ステーブルコイン決済は、ブロックチェーン・インフラが資金移動の速度と効率をどのように向上させられるかを示してきました」と、ビザの暗号資産部門責任者であるキュイ・シェフィールドは述べました。「ブレールとの取り組みを通じて、プログラマビリティーとプライバシー管理機能の両方を必要とする機関向け決済のユースケースを、カントン・ネットワーク上のSBCがどのように支援できるかを検討しています。今回の協業は、これらの機能を本番環境に導入するために何が必要かを評価するうえで役立ちます。」

「金融機関は、運用面、規制面、プライバシー面の要件を満たすステーブルコイン・インフラをますます求めています」と、ブレールの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるベン・ミルン氏は述べました。「ビザと協力してカントン・ネットワーク上のSBCの活用可能性を探ることは、ステーブルコインベースの決済を実際の決済フローにおいて、より実用的で拡張性の高いものにするための重要な一歩です。」

ビザは、ステーブルコインがグローバル決済における拡張性の高い次世代決済レイヤーを形成すると考えています。このような協業を通じて、ビザは、ブロックチェーン・インフラが金融機関および決済ネットワークに求められるプライバシー、コンプライアンス、相互運用性の基準をどのように支援できるかについて、取り組みを引き続き進めています。

ビザについて

ビザ(NYSE:V)はデジタル決済の世界的リーダーであり、200以上の国と地域で、消費者や加盟店、金融機関、政府機関の間の取引を促進しています。ビザの使命は、革新性、利便性、信頼性、安全性に最も優れた決済ネットワークを通じて世界を結び、個人や企業、経済に繁栄をもたらすことです。ビザでは、世界各国で誰もが受け入れられる経済は、世界中の人々の生活を向上させると信じています。そして、資金移動の未来へのアクセスがその基盤であると考えています。詳細情報については、 Visa.com.

ブレール(Brale)について

ブレールは、企業が法定通貨裏付け型デジタル通貨を立ち上げ、運用できるようにする、規制下にあるステーブルコイン・インフラ・プラットフォームです。ブレールは、機関・法人向けユースケースを想定して設計されたモジュール式のAPIベース・プラットフォームを通じて、発行、ミンティング、償還、コンプライアンス管理、トレジャリー管理、ブロックチェーンの相互運用性を網羅するインフラを提供しています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media Contacts
Press@visa.com
Conor Febos
Jackie Dresch

Visa Inc.

NYSE:V


Contacts

Media Contacts
Press@visa.com
Conor Febos
Jackie Dresch

More News From Visa Inc.

ビザ、ステーブルコインの発行・移動・管理プラットフォームを発表

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ビザ(NYSE:V)は、Visa Stablecoin Platform (VSP)を発表しました。これは、金融機関、フィンテック、クリプトネイティブ企業が、ビザが管理する単一の環境を通じてステーブルコイン機能を利用できるように設計された新たな企業向けプラットフォームです。 ビザの幅広い暗号資産戦略を基盤に、VSPは、金融機関、フィンテック、その他の決済事業者がステーブルコインを簡単に利用、保管、償還できるようにします。まずは、Open Standardが先ごろ発表した新しいステーブルコイン「Open USD(OUSD)」に対応します。これには、新たに提供される「Wallet-as-a-Service」を通じたオンチェーン・ウォレット・インフラと、Open USDの発行・焼却を可能にする接続機能が含まれます。 ビザの最高製品・戦略責任者であるジャック・フォレステルは、次のように述べています。「ステーブルコインは、プログラマブルマネーの新たな層を切り開いています。しかし、金融機関をはじめとする多くの事業者に...

ビザ、Visa Destinationsのグローバル提供開始により旅行分野での役割を再定義

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- デジタル決済のグローバル・リーダーであるビザ(NYSE: V)は、世界10か所の主要な旅行先で利用可能な、旅行者の関心や情熱に基づく旅行プラットフォーム「Visa Destinations」の提供開始を発表しました。今回の提供開始により、同社は、急速に成長する体験主導型の旅行経済における自社の役割を再定義します。 この取り組みは、決済の枠を超えてビザの役割を戦略的に拡大し、旅行者が旅先を見つけ、旅を計画し、体験する一連のプロセスにおいて、ビザが中心的な役割を担うことを目指すものです。ビザの調査によると、旅行者は場所だけでなく、関心や情熱、目的、体験に基づいて旅行先を選ぶ傾向を強めています。2025年だけで、米国人旅行者の10人に4人が音楽・スポーツ・芸術フェスティバルを体験するために旅行しました1。大規模な文化イベントは、海外からの旅行者を引き寄せる要因となり、地域経済の活性化を後押ししています。 Visa Destinationsは、モバイルファースト・プラットフォームを通じてVisaカード会員専用に提...

ビザ、「Visa Payments Forum」でインテリジェントかつプログラマブルなコマースを支えるAI、ステーブルコイン、トークン分野の新たなイノベーションを発表

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Visa Payments Forum 2026で、ビザ(NYSE:V)は、顧客が次世代のコマースを実現できるよう支援するために設計された、AI、ステーブルコイン、トークンの新たな機能を発表しました。これらのイノベーションには、ますます高速化、自動化、インテリジェント化するコマース体験に合わせて、信頼、セキュリティー、コントロールも進化させるというシンプルな目標が反映されています。 基調講演では、ビザの最高製品・戦略責任者であるジャック・フォレステルが、人工知能とステーブルコインという2つの根本的な変化が、資金移動のフロントエンドとバックエンドの双方をどのように変革しているか、また、顧客がこうした変革に参画できるようビザがどのように支援しているかを説明しました。 フォレステルは、次のように述べました。「AIはコマースのフロントエンドを変革しています。ステーブルコインはバックエンドを再構築しています。ビザの役割は、エコシステムのすべての参加者にとって、こうした仕組みが安全かつ確実に、グローバル規模で機能する...
Back to Newsroom