-

エアスパン・ネットワークス、NTIA助成金による業界初の商用Open RAN導入を実現

楽天モバイルにより、日本全国のネットワークでのORAN RU導入向けに選定

テキサス州プレノ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ワイヤレスネットワークソリューションを提供する世界的なリーディングカンパニーであるAirspan Networks Holdings LLC(以下「エアスパン」)は、楽天モバイルの日本全国のモバイルネットワークに展開されるOpen RAN準拠の無線機を提供する企業として選定されたことを発表しました。

今回の成果は、Open RAN(ORAN)の開発を目的とした米国商務省電気通信情報局(NTIA)による助成金の直接支援を受けた、業界初の商用導入となるものであり、エアスパンが楽天モバイルのクラウドネイティブなOpen RANモバイルネットワークにおける戦略的な無線ユニット(RU)プロバイダーとしての地位を確固たるものにするものです。

「NTIAの助成金に関連した初の商用Open RAN導入の一翼を担うことは、エアスパンにとって戦略的なマイルストーンです」と、エアスパン・ネットワークスCEOのグレン・ラクスダルは述べています。「世界でも最も高度で要求の厳しいモバイル市場において、オープンで相互運用可能な無線機を大規模に提供することは、ORANエコシステムが成熟段階に達していることを裏付けるとともに、エアスパンのエンジニアリングチームと製品チームの能力を示すものです。楽天モバイルとの協業は、米国のイノベーションとORANアプローチにより、通信事業者がより柔軟でクラウドネイティブなアーキテクチャを構築し、導入の迅速化、サプライチェーンの多様化、ネットワーク経済性の向上を実現できることを示しています。」

「楽天モバイルは、イノベーション、性能、コスト効率を推進するオープンなマルチベンダーエコシステムに取り組んでいます」と、楽天モバイル共同CEOのシャラッド・スリオアストーア氏は述べています。「エアスパンのORAN無線ユニットを統合することで、相互運用性が高く、容易に統合できるRUを活用し、日本全国のお客様に高品質な音声・データ・デジタルサービスを提供しつつ、クラウドネイティブなOpen RANネットワークを継続的に効率よく強化・拡張する柔軟性を維持できます。」

楽天モバイルは、世界初の完全クラウドネイティブネットワークを展開しており、単一の統合された共通ソフトウエアレイヤーのもと、複数の無線ベンダーによる34万5000を超えるセルを展開する、世界最大のHetNet Open RANネットワークでもあります。技術的な取り組みを超え、業界を変革し、新たな通信時代への道を切り開いています。

今回の導入において、エアスパンのオープンスタンダード準拠の無線機は、他のネットワーク要素とシームレスに連携し、エリアカバレッジと容量の両方の要件を満たすためにミッドバンド周波数帯をサポートします。これにより楽天モバイルは、都市部、郊外、そして多くの地方エリアにわたって効率的なネットワーク提供と全国的な広範なカバレッジを実現するとともに、増加するデータ需要や高度なサービスに対応するための拡張された容量を確保できます。

今回の楽天モバイルでの導入は、政府の戦略的資金提供を受けたORANが、包括的なメリットを提供しつつ、いかに大規模かつ迅速に展開できるかを示す青写真となります。.

エアスパンのワイヤレスソリューションの詳細については、https://airspan.com/ をご覧ください。また、エアスパンは、3月2日〜5日にバルセロナで開催されるモバイル・ワールド・コングレス(MWC)にも出展し、最新のORANおよび5G製品・ソリューションを紹介します。

エアスパンについて
エアスパン・ネットワークス・ホールディングス(Airspan Networks Holdings LLC)は、米国を拠点としグローバルに事業を展開する革新的なワイヤレスネットワークソリューションプロバイダーで、キャリアグレードの5Gおよび高度なワイヤレス接続の提供に注力しています。エアスパンの製品ポートフォリオは、インビルディング、屋外、および空対地の3つの主要ソリューション領域にわたり、公衆・民間ネットワークの双方に向けたDAS、Open RAN、小型基地局向けの市場をリードする製品群を提供しています。エアスパンは、モバイルネットワークオペレーター、ニュートラルホストプロバイダー、企業、公共部門組織、およびその他のテクノロジープロバイダーをサポートし、カバレッジと容量を強化するとともに、迅速かつ効率的な展開を可能にする、信頼性が高くスケーラブルなワイヤレスネットワークの構築を支援します。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Manish Matta
mmatta@airspan.com

Airspan Networks Holdings Inc.


Release Versions

Contacts

Manish Matta
mmatta@airspan.com

More News From Airspan Networks Holdings Inc.

エアスパン・ネットワークス・ホールディングス、リライアンス・ジオへのミモザ売却と融資取引の完了を発表

フロリダ州ボカラトン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- エアスパン・ネットワークス・ホールディングス(NYSE American: MIMO)は、5Gネットワーク向けに画期的で全く新しいソフトウェアとハードウェアのプロバイダーであり、エンド・ツー・エンドのオープンRANソリューションのパイオニアです。エアスパン・ネットワークス・ホールディングス(以下「同社」とも)は、2023年7月22日改定の2023年3月8日付株式買収契約(以下「買収契約」)に基づき、デラウェア州法人で同社の直接完全子会社であるエアスパン・ネットワークス(「ANI」)が、オレゴン州法人であるRadisysコーポレーション(「買主」)へ、ミモザネットワークス株式会社(「ミモザ」)を売却(「取引」)すると以前発表していましたが、2023年8月11日(「発効日」)に売却が完了したことを発表しました。 ANIは本買収契約の条項に従い、ミモザの発行済普通株式の全株を、現金買収総額約6,000万ドル(本買収契約に規定される慣習的調整を条件とする)で買主に売却しました。買収価格は、買収契約締結前の買主...

エアスパン・ネットワークスが2021年フィアース・テレコム・イノベーション・アワーズの2部門で受賞

米フロリダ州ボカラトン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 米国を拠点に5Gネットワーク向けの画期的で破壊的なソフトウエアとハードウエアを提供しているエアスパン・ネットワークス・ホールディングス(NYSE American: MIMO)の子会社であるエアスパン・ネットワークスは、2021年フィアース・テレコム・イノベーション・アワーズのプライベートネットワーク部門とデジタルデバイド部門の2部門で受賞企業に選ばれました。エアスパンは、今年のコンペでイノベーション・アワーズを2つ受賞した唯一の企業です。 イノベーション・アワーズで毎年数百件の応募を受け付けるフィアース・テレコムは、同賞の12部門で今年の受賞者を発表しました。エアスパンは、テキサス州アマリロの低所得層の学生や住民を対象とした「アマリロ・コネクテッド(Amarillo Connected)」デジタルデバイドソリューションと、世界中で数十のプライベートネットワークの導入と連携を後押ししているボックス収容ネットワーク(NIB)ソリューションとしての革新的な5Gスターターキット(5G Starter Ki...
Back to Newsroom