-

Visa Direct、クリエイターやギグワーカーの資金アクセスをスピードアップするステーブルコイン決済のパイロットプログラムを開始

新たなVisa Directで、米ドル連動型ステーブルコインの支払いを受取人のステーブルコインウォレットへ直接送金し、資金への迅速なアクセスを試験的に導入

米国、サンフランシスコ&ポルトガル、リスボン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Visa(NYSE:V)は、Web Summitで、企業やプラットフォームが受取人のステーブルコインウォレットへ直接払い出しできる画期的なパイロットプログラムを発表しました。Visa Directを利用する企業の場合、送金原資を法定通貨で拠出でき、受取人はUSDCのような米ドル連動型ステーブルコインでの受取りを選択できるため、グローバルな送金のスピードと利便性が大きく向上します。本取り組みは、価値の安定した手段と資金への迅速なアクセスをクリエイター、フリーランサー、マーケットプレイスに提供することで、通貨の変動や銀行インフラが限られた市場においても、Visa Directの利用範囲を拡大します。

Visaのコマーシャル&マネー・ムーブメント・ソリューション・プレジデントを務めるクリス・ニューカークは、次のように述べています。「ステーブルコイン送金の導入目的は、世界中の誰もが、日単位ではなくわずか数分で資金にアクセスできる真にグローバルな環境を実現することにあります。」「デジタルブランドを築くクリエイター、新たな海外市場へ進出する企業、国境を越えて働くフリーランサーなど、これまでよりも迅速かつ柔軟な資金移動は、すべての人に利益をもたらします。」

Monetizedによる最新調査「Visa 2025 Creator Economy Report」によれば、デジタルコンテンツクリエイターがデジタル決済を好む最大の理由は、資金へのより迅速なアクセスです。また、コンテンツ制作の対価を受け取る手段としてデジタル決済を選ぶ主な理由として、回答者の57%が「即時アクセスが可能であること」を挙げています。

今回のパイロットは、ステーブルコインを活用した決済におけるVisaのイノベーションを一層前進させるものです。9月に開催されたSIBOSで、Visa Directが発表したところによると、企業がステーブルコインを活用して支払い資金を拠出できるパイロットプログラムを発表しました。このパイロットプログラムの実施により、Visaのクライアントおよび世界中の何百万人もの消費者がより柔軟でアクセスしやすい金融サービスを利用できるようになります。

Visa Directステーブルコイン送金の主なポイント:

  • 継続的な利便性:フリーランサーがほぼ即時のスピードでステーブルコインによる送金を受け取ることができるようになります。
  • デジタル時代の国境なき通貨:ステーブルコインにより、銀行サービスに制約のある地域や、米ドル建て口座を利用できない地域にもアクセスを拡大します。
  • 透明性の向上:すべての取引がブロックチェーン上に恒久的に記録され、監査能力・コンプライアンス・受領確認を支援します。
  • 利用範囲の拡大:本パイロットは一部パートナーとともに開始し、クライアント需要の増加と規制枠組みの進展に合わせて、2026年後半にさらなる展開を予定しています。

FAQ

Q:Visa Directステーブルコイン送金パイロットとは?

  • Visa Directの最新パイロットでは、米国内の企業やプラットフォームがカード口座や銀行口座への送金ではなく、利用者や従業員のステーブルコインウォレットに直接払い出しできるようになります。
  • 送金はUSDCなどのUSD連動型ステーブルコインで行います。

Q:ステーブルコイン送金の利点とは?

  • 銀行営業時間や国際送金の遅延を解消し、即時のクロスボーダー送金が可能になります。
  • 米ドルに連動した安定した価値で、取引の予見可能性を高めます。
  • すべての送金がブロックチェーン上に記録され、透明な取引記録となります。
  • 消費者がステーブルコインを保有・利用・換金できる柔軟性があります。

Q:本パイロットプログラムの対象は?

  • 国際企業、マーケットプレイス、クリエイターやフリーランサーのプラットフォーム、フィンテック企業、本人確認(KYC)やマネーロンダリング防止(AML)の要件を満たし、対応するステーブルコインウォレットを持つ受取人に適しています。

Q:今回の発表が9月の発表と異なる点とは?

  • 9月には、Visa Directは、法定通貨だけではなくステーブルコインを活用して支払いを事前に拠出できる「プリファンディング・パイロット」を発表しました。これはトレジャリー(資金管理)機能のバックエンド面でのイノベーションです。
  • 一方、今回は、消費者などの最終受取人にステーブルコインで直接支払うことができ、デジタルドルを直接ウォレットに送金できるようになります。

Q:金融機関や企業は、これらの支払いをステーブルコインまたは法定通貨のいずれで資金化しますか?

  • クライアントは、法定通貨で資金を拠出します。

Q:より多くのパートナーがアクセスできるようになる時期は?

  • Visaは現在、一部のパートナーのオンボーディングを進めている段階です。アクセスの拡大は2026年を予定しており、グローバル展開の進展に合わせて、クライアントに対し参加意向の表明を促しています。
  • また、Visaはブロックチェーンのパワーと、世界をリードするデジタル決済ネットワークの信頼性や到達力を結びつけながら、デジタル決済の発展をリードしていきます。

ビザについて

Visa(NYSE:V)は、世界を代表するデジタル決済のリーダーとして、200を超える国と地域で、消費者、販売者、金融機関、政府機関の間の取引を仲介しています。当社の使命は、最も革新的で、便利で、信頼性が高く、安全な決済ネットワークを通じて世界をつなぎ、個人、企業、経済の成長を促すことにあります。すべての人がどこでも参加できる経済こそ、資金移動の未来を支える基盤であると信じています。詳細は、Visa.com をご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media Contacts
Jackie Dresch - jdresch@visa.com
Conor Febos – febos@visa.com

Visa Inc.

NYSE:V


Contacts

Media Contacts
Jackie Dresch - jdresch@visa.com
Conor Febos – febos@visa.com

More News From Visa Inc.

ビザ、顧客口座から資金が流出する前に、金融機関が不正を阻止できるよう支援する「A2A Protect」の機能強化版を発表

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- デジタル決済の世界的リーダーであるビザ(NYSE: V)は、顧客口座から資金が流出する前に銀行が口座間(A2A)決済における不正を阻止できるよう、リアルタイムのリスク・インサイトを提供するA2A Protectの機能強化版を発表しました。機能を拡充した同ソリューションでは、新たな統合型不正スコアを導入します。これは、ビザがフィーチャースペースの技術を組み込んで市場に投入する初のソリューションであり、より迅速かつ明確なシグナルを金融機関に提供し、不要なアラートを減らしながら、より多くの不正を検知できるよう支援します。 口座間(A2A)決済が世界的に急速に拡大する中、A2A取引は2028年までに5兆8,000億件を超え、2024年比160%増になると予測されています1。A2A Protectは、先進的なAIと高度な転移学習を活用し、銀行がA2A取引に関する世界規模の重要なリスク・インサイトに即座にアクセスできるようにします。モデルが銀行自身の取引データを学習して知見を蓄積するまで何か月も待つ必要も、他行がコン...

ビザ、組織がサイバーセキュリティーにおける新たなAI時代への対応を進める中、顧客と業界への支援を拡大

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ビザ(NYSE:V)は、組織が脆弱性をより効果的に特定・修正できるよう支援するため、サイバーセキュリティー・ポートフォリオの強化を発表しました。ビザは、オープンソースかつモデル非依存のフレームワークであるVisa Vulnerability Agentic Harness (VVAH)の進化版を発表し、組織が攻撃経路の発見から解消までの時間を指す平均適応時間(Mean Time to Adapt、MTTA)を大幅に短縮できるよう支援しており、一部のケースでは、解消に要する時間が数週間から数時間に短縮されています。 また、この変化する脅威環境への顧客の対応を支援するため、ビザは、顧客がリスクを評価し、修復作業に優先順位を付け、変化する脅威環境でレジリエンスを強化できるよう支援する新たなアドバイザリー・サービスを追加し、Visaコンサルティング&アナリティクス(VCA)のサイバーセキュリティー・アドバイザリー・プラクティスを拡充することも発表しました。 「AIによって脆弱性の発見から悪用までの時間が短縮されて...

ビザ、BioCatchを買収へ

サンフランシスコ & イスラエル・テルアビブ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ビザ(NYSE:V)は、ペルミラの助言を受けるファンドおよびその他の株主から、行動中心型のマルチシグナル不正インテリジェンスを提供する有力プロバイダーであるBioCatchを現金24億ドルで買収する正式契約を締結したと発表しました。BioCatchの買収は、ビザが既に提供しているサイバー対策、不正防止、リスク管理、セキュリティーの各ソリューションを補完するもので、顧客企業がアカウント乗っ取り、詐欺、マネー・ミュール、口座開設詐欺という増大する脅威から自社とその顧客をより効果的に保護できるようになると期待されています。 BioCatchは創業以来、AIと機械学習を基盤とし、キーストローク、タッチ操作、デバイスの扱い方など、アプリケーション、行動、デバイス、ネットワークに関する数千のシグナルを分析することで、不正を検知するとともに、正規ユーザーと犯罪者をリアルタイムで識別する革新的なソリューションを開発してきました。BioCatchは世界中で18億台のデバイスと7億6,000万人の...
Back to Newsroom