-

オムディア:ディスプレイ需要、2026年までに面積ベースで6%成長見込み

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- オムディアディスプレイ長期需要予測トラッカーによると、ディスプレイの総需要(面積ベース)は2026年に前年比6%の成長が見込まれています。 一方、米国の輸入関税政策をめぐる不透明感や経済成長率の鈍化により、出荷台数ベースの成長は2%減少する見通しです。しかし、より大型のディスプレイ需要の拡大に支えられ、面積ベースの成長は堅調に推移すると予測されています。

ディスプレイ市場は2025年に面積ベースで2%の成長にとどまる見込みで、2024年に比べて成長率は鈍化する見通しです。これは主に、米国の輸入関税政策に伴うサプライチェーンの変化や、消費者需要の低迷が要因とされています。

シニア・プリンシパル・アナリストを務めるリッキー・パーク(オムディア ディスプレイリサーチ部門)は次のように述べています。「関税政策の不確実性があるものの、ディスプレイ技術の進化と大型化のトレンドが続くことで、面積ベースの需要は引き続き堅調な成長を維持するでしょう。特に、生産コストの削減効果が現れ始めることで、より大画面のディスプレイが消費者にとって魅力的な価格で手に入るようになると期待しています」

オムディアは、次の要因を主要な成長ドライバーとして挙げています。

  • 大型テレビおよびデスクトップモニター市場の拡大:消費者の大型スクリーン志向が続くなか、70インチ以上の超大型テレビや大型ゲーミングモニターの需要が大幅に増加すると見込まれています。
  • 生産コストの削減:G10.5世代LCDおよびG8.5世代OLED工場の減価償却が終了することで、テレビ価格の引き下げが進み、より多くの消費者が購入しやすくなると予想されています。
  • 新技術製品への需要:フォルダブルスマートフォン市場の拡大や、AI技術の進歩によるモバイルPC需要の増加も、ディスプレイ面積需要の成長を後押しする要因となっています。

これらの見通しを踏まえ、パネルメーカー各社は既存の第8世代および第10世代工場の稼働率を最大化し、大型ディスプレイ需要の拡大を背景に稼働率の改善が期待されます。

本分析およびデータは、オムディアのディスプレイ長期需要予測トラッカーに基づいており、ディスプレイサプライチェーン全体を対象とした包括的なトラッキングと予測を提供しています。

オムディアについて

オムディアは、インフォーマ・テックターゲット(Nasdaq: TTGT)の一部であり、テクノロジー分野に特化したリサーチおよびアドバイザリー・グループです。業界リーダーとの対話や数十万件におよぶデータポイントに基づいたテクノロジー市場に関する深い知見により、同社の市場インテリジェンスは、顧客にとって戦略的な強みとなっています。オムディアは、研究開発(R&D)から投資収益(ROI)まで、最も有望な機会を見極め、業界の進化を後押ししています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Fasiha Khan – Fasiha.khan@omdia.com

Omdia

NASDAQ:TTGT


Contacts

Fasiha Khan – Fasiha.khan@omdia.com

More News From Omdia

 オムディア (Omdia)、デスクトップモニター出荷台数、ゲーミングモニターが回復を牽引し2025年に1億3,340万台に到達と発表

英ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 2025年のデスクトップ・モニター出荷台数は前年比4.3%増の1億3,340万台を記録し、パンデミック後の停滞から回復の兆しを見せた。この拡大は、ノートPC主流の環境において、モニターが多用途で高付加価値なツールへと進化していることを反映しており、ゲーミング分野が高性能ディスプレイへの関心を促進している。 ゲーミングモニターの出荷台数は、費用対効果の向上と機能の拡充を背景に、2026年には4,300万台に達すると予測されている。このトレンドは、専門的な消費者向けアプリケーションと没入型エンターテインメント体験へのシフトを反映している。 ゲーミングモニターが全体の出荷拡大を牽引 2025年のグローバルゲーミングモニター出荷台数は4,100万台に達し、前年比50.2%増となった。2025年第4四半期には、ゲーミングモニターの出荷台数は11四半期連続で増加し、オムディ(Omdia)の調査開始以降で最高水準を達した。こうした数値は、従来型モニター市場の成長率を大きく上回り、ゲーミングモニターを顕著な成長セグメントとして...

オムディア(Omdia)、ソーシャルメディア広告が2030年までに世界のオンライン広告収入のほぼ半分を占め、市場規模は6,400億ドルに達すると予測と発表

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- オムディア( Omdia)の「ソーシャルメディア広告市場展望2026」レポート(同社初のソーシャルメディア広告に特化した調査)によると、ソーシャルメディア広告の売上高は今後5年間で年平均成長率(CAGR)12%で増加し、2030年末までに6,400億ドルに達するに達する見込みだ。 同期間中、オンライン広告全体に占めるソーシャルメディアのシェアは10ポイント増加し、33%から44%に拡大すると予想されており、リテールメディアと並んで最も急成長している広告セグメントの一つとなる 成長を支える主要要因 ユーザーエンゲージメントの向上、フルファネルソリューションに対する広告主の嗜好の高まり、セルフサービスプラットフォームの普及が、ソーシャルメディアプラットフォームの持続的なパフォーマンスを支える主要要因となっている。 動画フォーマットが収益を牽引 ソーシャルメディア広告収益は、「Reels」、「TikTok」、「Shorts」、「Stories」などの動画フォーマットによってますます促進されており、2025年通年では、動...

 オムディア(Omdia)、需要見通しが弱まる中、2026年第1四半期の世界タブレット市場は0.1%の微増と発表

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- オムディア(Omdia)の最新調査によると、2026年第1四半期の世界タブレット市場は横ばいで推移し、出荷台数はわずか前年比0.1%増の3,700万台と発表した。タブレットの出荷台数は、例年の季節要因に沿って前四半期比では減少した一方、地域別では中南米が最も高い伸びを示し、中東・アフリカ地域がこれに続いた。ただし、この成長の多くは最終需要ではなく在庫積み増しによるもので、需要見通しの弱さが示唆されている。 「2026年に入り、タブレットは利益率、数量、全体的な価値の面でメーカーにとっての優先度が下がっています。供給制約が続く環境下において、消費者とベンダーはいずれも、どのデバイスを優先するかについて、これまで以上に慎重かつ選択的に判断しています。PCメーカーはノートブックPCおよびデスクトップPCに注力し、スマートフォンとタブレットの両方を展開するメーカーは、ビジネス全体への寄与が大きいスマートフォンに比重を移しています。」と、オムディア(Omdia)のリサーチ・マネージャーであるHimani Mukka氏は述べ...
Back to Newsroom