-

ムーディーズがMERIS Ratingsの持分を拡大し、中東・アフリカでのプレゼンスを強化

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)は、エジプトの国内信用格付機関であり、ムーディーズの関連会社であるMiddle East Rating & Investors Service(MERIS)の株式の過半数を取得する意向を発表しました。この取引により、両社の長年にわたるパートナーシップが拡大されるとともに、ムーディーズの中東・アフリカでのプレゼンスが一層強化され、世界各地における各国資本市場の継続的な発展に貢献する姿勢を改めて示しました。

「私たちは、20年以上にわたりエジプトで国内信用格付を提供する主要機関であるMERISとの関係を強化できることを大変嬉しく思います」と、ムーディーズ・レーティングスの最高執行責任者(COO)であるモニカ・メルリは述べています。「エジプトの市場参加者を支えてきたMERISの経験豊富なチームと信頼できる地域の知見とともに、ムーディーズのグローバルなベストプラクティスをさらに共有できることを楽しみにしています。」

この取引は、両社の長年にわたる関係に基づいています。2003年にムーディーズとエジプトの地元コンサルティング会社FinBiとの合弁事業として設立されたMERISは、エジプト国内資本市場のパイオニアです。MERISは、金融機関、企業、ストラクチャード・ファイナンス取引など、多様な分野にナショナル・スケールの信用格付を提供しています。

「今回の発表はMERISの歴史における重要な節目となります」と、MERISの常務取締役兼創業者であるアムル・ハサネイン博士は述べています。「ムーディーズの世界的ネットワークとの連携をさらに深め、その専門知識と当社が築いてきた地域に根ざしたプレゼンスと共に活用することで、当社のサービス内容を一層高め、エジプトの金融市場の持続的な成長と発展に貢献して参ります。」

この取引は規制当局の承認を条件としています。取引完了後も、MERISはムーディーズの独立した関連会社として事業を継続するとともに、自社の格付手法を開発し、自ら信用格付を付与し、独立した経営体制を維持していきます。取引条件については開示されていません。

ムーディーズ・コーポレーションについて
より一層相互に関連するリスクが存在する世界において、ムーディーズ(NYSE:MCO)はデータ、インサイト、革新的な技術で顧客が総合的な視野で機会を開拓できるよう支援しています。同社は、グローバル市場での豊富な経験と、40か国以上にわたる約16,000人の多様な従業員を擁する体制を活かし、自信を持って行動し成功するために必要な包括的な視点を顧客へ提供しています。詳細は moodys.com をご覧ください。

1995年私的証券訴訟改革法に基づく「セーフハーバー」条項

この文書に含まれる特定の記述は将来予想に関するものであり、ムーディーズの事業および業務に関する将来の期待、計画および見通しに基づいており、多くのリスクや不確実性を伴っています。このような記述には、予測、見通し、目標、予想、仮定および不確実性が含まれており、将来予想に関する記述において想定、表明、予測、期待または示唆されている内容と実際の結果や成果が大きく異なる可能性があります。株主および投資家の皆様は、これらの将来予想に関する記述を過度に信頼しないようご注意ください。本書に含まれる将来予想に関する記述およびその他の情報は現在のものであり、ムーディーズは、今後の事業展開、期待の変化その他の理由により、公にこれらの記述を追補、更新または修正する義務(またはその意図)を負うものではありません。ただし、適用される法律または規制により求められる場合はこの限りではありません。ムーディーズの実際の結果が将来予想に関する記述において想定、表明、予測、期待または示唆されている内容と大きく異なる可能性のある要因、リスクおよび不確実性、ならびにその他のリスクや不確実性については、2024年12月31日に終了した事業年度のフォーム10-K年次報告書のパートI項目1A「リスク要因」に詳述されているほか、同社が随時米国証券取引委員会(SEC)に提出するその他の書類や、本書またはそれらに組み込まれた資料において説明されています。株主および投資家の皆様には、これらの要因、リスクおよび不確実性が生じた場合、同社の実際の結果が将来予想に関する記述において想定、表明、予測、期待または示唆されている内容と大きく異なる可能性があり、同社の事業、業績および財務状況に重大かつ悪影響を及ぼすおそれがあることにご注意ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

For Moody’s Investor Relations :
Shivani Kak
Moody’s Corporation
+1 212-553-0298
Shivani.Kak@moodys.com

For Moody’s Communications :
Joe Mielenhausen
Moody’s Corporation
+1 212-553-1461
Joe.Mielenhausen@moodys.com

Moody’s Corporation Investor Relations

NYSE:MCO


Contacts

For Moody’s Investor Relations :
Shivani Kak
Moody’s Corporation
+1 212-553-0298
Shivani.Kak@moodys.com

For Moody’s Communications :
Joe Mielenhausen
Moody’s Corporation
+1 212-553-1461
Joe.Mielenhausen@moodys.com

More News From Moody’s Corporation Investor Relations

ムーディーズのエージェントソリューション、複雑なワークフローを自動化して人間の意思決定を迅速化

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ムーディーズは、複雑で利害関係の大きい環境における組織の意思決定を変革するために、AIを活用した製品シリーズに、画期的な「エージェンティック・ソリューションズ」を追加したことを発表しました。この新ソリューションにより、組織はかつてなく迅速かつ正確に、自信を持って行動できるようになり、リスクの解釈、機会の特定、意思決定の方法が再構築されます。 ムーディーズの社長兼最高経営責任者(CEO)のロブ・フォーバーは、次のように述べています。「1世紀以上にわたり、当社のお客様は、より的確で情報に基づいた意思決定を行うために、ムーディーズの高品質なデータ、信頼できるインサイト、最先端のソリューションを求めてきました。エージェンティック・ソリューションズは、業界をリードするデータ資産の強みと従業員の深い分析スキルを土台とした、当社の投資と革新の伝統の延長線上にあるものです。顧客のワークフローにエージェント機能を統合することで、リスクの把握や機会の創出を、これまで以上のスピードと精度で支援します。」 世界の5億9000万以上の...

ムーディーズ、ICRチリを完全買収し、主要ラテンアメリカ市場で主導的な地位を強化

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)は、チリの国内信用格付けの大手プロバイダーであるICRチリ(ICR)を完全買収したことを発表しました。この取引は、ムーディーズが 2019年にICRの少数株式を取得したことに続くもので、ラテンアメリカの国内信用市場におけるプレゼンスがさらに強化されます。 この取引後も、ICRは独自の格付けプロセスと方法論に基づいて、チリ国内における格付けの発行を継続します。今後数か月で、ICRはラテンアメリカの主要信用格付け機関グループであるムーディーズ・ローカルに完全に統合されます。 ムーディーズ・ローカルのマネージング・ディレクターであるマーティン・フェルナンデス・ロメロは、次のように述べています。「今回の買収は、ICRとの良好なパートナーシップを基盤としており、成長を続けるチリの債務資本市場への当社のコミットメントを強調するものです。ICRをムーディーズ・ローカルに迎えることにより、質の高い信用格付け、リサーチ、分析サービスを市場参加者に提供する能力が強化されるとともに...

マーク・ピントがムーディーズ・レーティングスのプライベート・クレジット部門グローバル責任者に任命

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)は、マーク・ピントをムーディーズ・レーティングスのプライベート・クレジット部門グローバル責任者に任命したことを発表しました。ピントは、ムーディーズ・レーティングス全体でプライベート・クレジットの調査および格付け業務を主導するとともに、引き続き保険チームの共同グローバル責任者を務めます。 ムーディーズ・レーティングスのマイケル・ウェスト社長は、次のように述べました。「マークは、その豊富な業界経験とリーダーシップを活かすことで、当社の強固な分析能力をさらに拡充し、市場での経験を強化しながらプライベート・クレジット戦略を推進する上で、重要な役割を果たしてくれると考えています。資産運用会社と保険業界の結びつきが深まる中で、彼の保険業界に関する深い知識は、当社の知的リーダーシップの強化において肝要なものとなるでしょう。」 ピントは新たな役割の一環として、ムーディーズの金融機関、コーポレート・ファイナンス、ストラクチャード・ファイナンスの各格付け部門との連携を強化するとと...
Back to Newsroom