ドール、農業従事者の不可欠なサービスへのアクセス拡大に向け官民連携を推進

農業分野のリーダーが職場プログラムを強化し、何千人もの農場従事者に社会福祉サービスを追加

コスタリカ、サン・ホセ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ドール（NYSE：DOLE）は、受賞歴のある情報・ウェルビーイングセンター（IWC）を推進するため、新たな官民協定に調印したと発表しました。IWCはドールが先駆的に始めた職場ベースでの取り組みで、不可欠な公共および民間サービスを職場に直接提供し、コスタリカの農村地域の農業従事者の生活の質を向上させることを目指しています。

この発表は、ドール・フレッシュ・フルーツが主催したフォーラム「情報・ウェルビーイングセンター：生活を向上させる官民のパートナーシップ」で行われました。同フォーラム中には、ドールはコスタリカ社会保障公社（CCSS）とバンコ・ポピュラールという2つの主要な国営機関と覚書を締結し、インクルーシブな開発と公平なサービスアクセスへのコミットメントをさらに強化することになります。

ドールのIWCモデルは2020年に立ち上げられ、農村部の労働者が医療、社会保障、教育、金融サービスにアクセスする方法を根本から変革しました。これらの不可欠なサービスを職場に直接統合することで、IWCは距離、コスト、時間といった主たる障壁を排除します。現在、38の官民パートナーの協力により、ドールの4つのパイナップル農園（サンタフェ、エルボスケ、ラ・ビルヘン、ムエレ）の3300人以上の人々がIWCの直接的な恩恵を受けています。

コスタリカの公共インフラの2本の柱であるCCSSおよびバンコ・ポピュラールとの今回の提携は、IWCネットワークの拡大を反映しています。

• CCSS（Caja Costarricense de Seguro Social）：コスタリカの国民皆保険および社会保険サービスプロバイダーとして、CCSSは国全体で医療と社会保障を提供する上で中心的な役割を果たしています。
• バンコ・ポピュラール：金融インクルージョンとコミュニティの開発に重点を置いた社会的ミッションを持つ国営銀行で、全国の労働者層と草の根企業にサービスを提供しています。

これらの機関は、その取り組みを正式なものにすることで、IWCネットワークへの参加を深めるとともに、国民の権利を守り、長期的な福祉を促進する公平なソリューションへのより幅広いアクセスを推進することにコミットしています。

ドール・フレッシュ・フルーツの社会責任、持続可能性、コミュニケーション担当地域副社長であるルディ・アマドールは、「これは、官民のパートナーシップがいかにして格差を埋め、真の幸福を生み出すことができるかを示す具体的な例となります。情報・ウェルビーイングセンターをインクルージョンの強力な推進力とするため、これらの機関との提携が鍵となっていました」と述べています。

フォーラムには、政府首脳、企業幹部、国際機関が一堂に会し、IWCモデルの成功と拡張性について議論しました。コスタリカのNGOで、分野横断的なパートナーシップを専門とするアリアルセ財団は、イベントにおいてケーススタディを発表し、その後、コラボレーションに基づく開発モデルの社会的・経済的メリットに焦点を当てたパネルディスカッションが行われました。

2022年、IWCプログラムは、その革新性と測定可能な影響力が認められ、コスタリカ・アメリカ商工会議所（AMCHAM）から「Social Responsibility in Action（社会的責任の実践）」大賞を受賞しました。

現在までに、IWCプログラムは1万4947人もの人々を支援しており、今後も拡大が計画されています。この取り組みは、持続可能な開発のための実践可能な青写真として、ますます認知度が高まっています。

このイベントは、公共部門、民間企業、市民社会が目的を持って協力することで、より公正かつつながりのある社会が実現し、不可欠なサービスへのアクセスが特権ではなく権利となる社会が生まれるという、集団的行動への呼びかけで締めくくられました。

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