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ソウル半導体:UPCパリ裁判所、Micro LEDの必須特許を侵害した製品に対してリコール命令

韓国・ソウル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的な光半導体専門企業であるソウル半導体(KOSDAQ: 046890)は、欧州18か国で特許を統合管理するUPC(統合特許裁判所)のパリ裁判所が、自社の光半導体コア技術を侵害した「レーザーコンポーネンツ(Laser Components)」社に対して製品の販売禁止及び販売済み製品の即時回収(リコール)、破棄を言い渡したことを29日に発表した。

今回の判決は、昨年10月にソウル半導体がUPC裁判所においてLED分野で世界初となる8か国での販売禁止判決を得たことに続き、二番目の勝訴判決である。特許侵害企業である「レーザーコンポーネンツ」社は、米国、欧州、カナダで全世界に向けて電子部品を専門的に販売するグローバル流通社であり、ソウル半導体が開発したMicro LEDにおける必須の技術であるワイヤ(Wire)を必要としない堅固な構造である「ワイコップ(WICOP)」技術を侵害した製品を販売した。

ワイコップはソウル半導体グループの系列社が所有する特許であり、従来のLED製造方式の限界を越えた世界初の革新技術である。AIメモリーなどに使用されるシリコン半導体とは異なり、光半導体(LED)はガリウム、インジウムなど多くの化合物半導体を使用して+極と-極を垂直に配置しなければならない構造的な制約があった。これにより従来のLEDは、金線(ゴールドワイヤ)で上下の電極を接続する方式が必須であったが、ソウル半導体はこうした構造的な限界を世界で初めて克服し、金線を使用せずに直接接続する「No-wire」技術を開発した。「No-wire」技術は、光放出効果を最大限に発揮させ、温度・湿度に対しても優れた耐久性を備えた強固な構造が特徴である。

ワイコップ技術は、超小型化と高性能が要求されるマイクロLED、自動車ヘッドランプ、スマートフォンフラッシュ、バックライトなどの多くのモデルに重要技術として毎年採用されている。また、小型で強固な構造を実現してパッケージング製品への適用も増加している。

ソウル半導体は、過去30年間光半導体分野だけにひたすら集中して、業界内で圧倒的な1万8,000件余りに上る特許を保有しており、UV LEDとLCD用バックライト分野では世界第1位、LED分野では世界総合第3位を記録している。(2023年、オムディアによる発表)

ソウル半導体の創業者であるイ・ジョンフン代表取締役は、「生は時には不公平だが、機会は公正でなければならない」と述べ、「特許制度が世の中の若者や企業に希望を与えて革新を促進するようにして世の中を少しずつ良い所にしていける」ことを信じていると語った。

ソウル半導体の紹介

ソウル半導体は、30年間LEDに専念してきた世界第3位の世界的な光半導体 (LED) 専門企業である。「光で世界をクリーンに、健康に、美しく」というビジョンの下に、ソウル半導体は照明、自動車、IT(バックライトなど)で活動し、子会社のソウルバイオシスはマイクロLED、UV、センサー、デイコム分野でそれぞれ世界初の技術で新しい光のパラダイムをリードしている。

代表的な世界初の技術には、革新的なNo-wire LED「ワイコップ(WICOP)」、自然光スペクトラムをそのまま実現した「サンライク(SunLike)」、高電圧LED「アクリッチ(Acrich)」、従来のLEDより10倍以上明るい「エンポーラ(nPola)」、RGB one chip MicroLED「ワイコップピクセル(WICOP Pixel)」、UV浄化技術「バイオレズ(Violeds)」などがある。

ソウル半導体は、業界内で圧倒的な1万8,000件以上の特許技術を保有しており、最近20年間に8か国で行われた特許訴訟で100件以上の勝訴を収めている。特許制度が若者に希望を与え、より良い世界を築くための足がかりであると信じ、積極的な知的財産保護活動を行っている。詳細は会社のホームページ(http://www.seoulsemicon.com/, https://www.seoulviosys.com/)やSNSチャンネル(LinkedIn)で確認できる。

Contacts

Seoul Semiconductor Co., Ltd.
Jinseop Jung
jjs8732@seoulsemicon.com

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KOE:046890


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