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パース・バイオサイエンシズ、日本のディストリビューターである株式会社スクラムと提携

新たなパートナーシップにより、日本中の研究者に革新的なシングルセル・ソリューションを提供

シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シングルセル・シーケンシングのアクセス性とスケーラビリティをリードするパース・バイオサイエンシズは、東京に拠点を置く株式会社スクラムとの契約締結を公表しました。これにより、日本の研究コミュニティにおける同社のプレゼンスが拡大します。この提携により、学術界および産業界の研究者は、パースの革新的なシングルセル・シーケンシング・ソリューションに完全にアクセスできるようになります。

「アジア全域のバイオテクノロジー、製薬、そして学術研究者たちは、スケーラビリティとシンプルさから、急速にパースのシングルセル・シーケンシング・ソリューションであるEvercodeを採用しています」と、パース・バイオサイエンシズの最高経営責任者(CEO)兼共同創設者であるアレックス・ローゼンバーグ博士は述べています。「株式会社スクラムとの提携により、日本の研究者たちがパースの先進的なシングルセル・シーケンシング・ソリューションを容易に活用し、発見を加速できるようになります」

この契約により、スクラムは、パーズのシングルセル・ソリューションの包括的なポートフォリオを日本全国に販売します。これには以下が含まれます:

  • 「Evercode™ Cell and Nuclei Fixation」
  • 「Evercode™ Whole Transcriptome」
  • 「Evercode™ TCR」
  • 「Evercode™ BCR」
  • 「CRISPR Detect」
  • 「Gene Select」
  • 「Trailmaker™」(シングルセルデータ分析簡易化用)

この提携は、パースが韓国、シンガポール、インドなどの主要な国際市場で事業を継続的に拡大していることを基盤に、さらに北米、ヨーロッパ、オーストラリア、イスラエル、ニュージーランドでも力強い成長を遂げています。

「日本はシングルセル研究の最前線をリードしており、多くの研究者がこの分野に多大な貢献をしています」と、スクラムの代表取締役社長である西本憲司氏は述べています。「パース・バイオサイエンシズとの提携により、日本の研究者たちは前例のない形で最先端のシングルセル・シーケンシング技術を利用できるようになり、画期的な科学的進歩を達成する力を得ることができます」

パース・バイオサイエンシズについて

パース・バイオサイエンシズは、人々の健康と科学研究の進歩を加速することを使命とする、世界的なライフサイエンス企業です。研究者が前例のない規模と容易さでシングルセル・シーケンシングを行えるようにする同社の先駆的アプローチは、がん治療、組織修復、幹細胞治療、腎臓および肝臓疾患、脳の発達、免疫分野における画期的な発見を可能にしています。

ワシントン大学で発明された革新的な技術を基に設立されたパースは、1億ドル以上の資金調達に成功し、その技術は世界中の2,500を超える研究施設で活用されています。同社の製品ポートフォリオは拡大を続けており、Evercode Whole Transcriptome、Evercode TCR、Evercode BCR、CRISPR Detect、Gene Select、そしてデータ分析用ソフトウェアツールであるTrailmakerなどが含まれます。

ワシントン州シアトルの活気あるサウス レイク ユニオン地区に本社を置くパース・バイオサイエンシズは、最近3万4000平方フィートの本社と最先端の研究所を開設しました。

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