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ローン・スター・ファンド、日本の賃貸不動産ポートフォリオTokyo βの売却を発表

ダラス&ニューヨーク&ロンドン&東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ローン・スター・ファンド(ローン・スター)は本日、関連会社のローン・スター不動産ファンドVI投資事業有限責任組合(Lone Star Real Estate Fund VI, L.P.)が、東京最大級の賃貸不動産アセット「Tokyo β」(トーキョーベータ)の売却を無事に完了したと発表しました。

「Tokyo β」は、ローン・スターが日本において不良債権となっていた1,000件以上の物件を2020年前半から2022年後半にかけて買い上げて組成されました。買収後、同社は合計200人以上の異なる個人オーナー経営者から買い上げた1,200棟近いシェアアパートの経営再建に取り組み、若い社会人や学生向けの設計で、手頃な賃料の単身世帯物件を基盤に経営の合理化を図りました。

現在、Tokyo βポートフォリオにブランド変更した賃貸可能な物件数は合計16,000室を超えており、東京で最大級の賃貸物件資産を形成しています。最近では、スマホ賃貸アプリ、簡素化された入退去、省エネ設計の設備・備品、通勤・通学に便利な電動スクーターなどの新サービスを導入し、この地域で賃貸物件を求める新世代の若い入居者に対するアピールにさらに力が入れられています。

「本日の発表は、このポートフォリオの再建および再生を成功に導き、東京で最も魅力ある賃貸コミュニティを作り上げた、ここ数年の取り組みの集大成となります」とローン・スターの商業不動産部門グローバルヘッドのジェローム・フーロンは述べています。

「このポートフォリオは、当社の投資家の皆様のためだけではなく、商品・サービスを改善することにより、日本の消費者の皆様のお役にも立てる、堅牢かつ将来性のある事業開発を行うローン・スターの意欲と能力を強調しています」とローン・スターの日本法人代表取締役の松永光生が話しています。

ローン・スターの日本における投資プラットフォームは、28年にわたり国内での投資を活発に行ってきました。この期間、同社はこの地域の90件近くの投資案件でエクイティ・キャピタルに延べ96億ドルの出資を行っており、同地域で最も活動的な投資家の1社となっています。

ローン・スターについて

ローン・スターは、企業の株式、クレジット、不動産、その他金融資産に対する投資をグローバルに行うファンドの投資顧問を務める主要なプライベート・エクイティ会社です。1995年に第1号ファンドを立ち上げて以来、同社は25のプライベート・エクイティ・ファンドを組成し、キャピタル・コミットメントは累計およそ950億ドルに達しています。同社のファンドは、オポチュニティー・ファンド・シリーズ、商業不動産ファンド・シリーズ、米国住宅ローン・ファンド・シリーズの3つに系統化されています。ローン・スターはLP(有限責任組合員)を代理して投資を行っており、そのLPには年金基金や政府系ファンドなどの機関投資家、ならびに医学研究や高等教育、その他慈善活動を支える財団および基金などが含まれます。ローン・スター・ファンドについて詳細は、www.lonestarfunds.comをご覧ください。

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