ローンスター、センクシア株式会社の買収を発表

ダラスおよび東京--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- ローン・スター・ファンド（英称：Lone Star Funds、以下「ローンスター」）は本日、ローンスターの関連会社が日本のセンクシア株式会社（英称：SENQCIA Corporation 、以下「センクシア」）の買収に成功したことを発表します。本取引の条件は公表されていません。

東京に本社を置くセンクシアは、建築用構造部材および耐震補強システム、フリーアクセスフロア（クリーンルームを含む）製品の開発、設計、販売を専門とする日本の大手建築部材メーカーです。センクシアは、60名以上の一級建築施工管理技士に加え、構造エンジニアや技術営業スタッフを含む300名以上の従業員を抱え、一連の技術的な建築基礎やその他の構造補強製品、特殊床材の設計、製造、流通、施工を手がけています。

ローンスターの関連会社は、2013年以来、一般建築用製品、床材、断熱材・ソリューションの大手メーカーなど、世界各地の建築用製品会社に投資してきました。

ローンスター・オポチュニティ・ファンドの社長であるドナルド・クインティン（Donald Quintin）は、「日本における建築製品市場のリーディングカンパニーであるセンクシアと協力して事業を進めることができることを楽しみにしています。今回の出資は、潜在成長力の高い企業への投資というローンスターの投資戦略に合致するものです。私たちはセンクシアの優れた経営陣と力を合わせ、今後事業を益々発展させていければと考えています」と述べています。

ローンスターについて

ジョン・グレイケン（John Grayken）によって設立されたローンスターは、不動産、株式、クレジット、その他の金融資産にグローバルに投資するファンドに助言を行う大手プライベート・エクイティ・ファームです。1995年に最初のファンドを設立して以来、22のプライベート・エクイティ・ファンドを組成し、総額約850億ドル（約10兆円）の資金を運用してきました。同社は、商業用不動産ファンド、オポチュニティ・ファンド（企業投資ファンド）、米国住宅用モーゲージ・ファンドの3つの分野でファンドを組成しています。ローンスターは、年金基金や政府系ファンドなどの機関投資家や、医学研究、高等教育や慈善活動を支援する財団や基金を含むリミテッド・パートナーを代表して投資を行っています。ローン・スター・ファンドの詳細については、www.lonestarfunds.comをご覧ください。

センクシア株式会社について

センクシア株式会社は、建築用構造部材の設計、製造、販売を専門とする企業です。OAフロアシステム、ハイベース工法、ハイリング工法、制振ダンパーなど、主に日本国内の新築建築物向けに付加価値の高い主力製品を提供するほか、既存建物の耐震補強システムを提供する新事業を展開しています。