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エナジー・ボールト、ACENオーストラリアのニューイングランドソーラーでバッテリーエネルギー貯蔵施設の建設を開始

エナジー・ボールトにとって大きな節目となる着工、オーストラリア市場初のバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)がいよいよ稼働へ

ニューサウスウェールズ州のニューイングランドソーラーで歓迎式典が開催され、エナジー・ボールト、ACENオーストラリアの他、現地当局の役人、アネーワン先住民族のリーダーらが参加

米カリフォルニア州ウェストレイクビレッジ&オーストラリア、ニューサウスウェールズ州--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 持続可能なグリッドスケールのエネルギー貯蔵ソリューションの大手であるエナジー・ボールト・ホールディングス(NYSE: NRGV)(以下「エナジー・ボールト」)は、ACENオーストラリアのニューイングランドソーラー事業で展開する200MW/2時間バッテリーエネルギー貯蔵システムの建設開始を発表しました。これに際して、エナジー・ボールトの幹部の他、ACENオーストラリアの代表者、当局関係者、現地のアネーワン先住民族のリーダーが参加して、歓迎セレモニーが開催されました。

建設が始まったのは、ニューサウスウェールズ州ユララ近郊に位置するACENオーストラリアの720MWニューイングランドソーラー事業(予定総定格出力200MW/2時間)でエナジー・ボールトが展開する、すでに発表されていた2つの施設のうちの1つ目の施設です。最初のBESS施設が稼動すれば、ニューサウスウェールズ州ニューイングランド地方においてこの種のBESSとしては初の大規模展開となります。BESSは毎日充放電され、蓄電された再生可能エネルギーを消費ピーク時に放出する設計となり、ニューサウスウェールズ州の石炭火力発電への依存度を下げつつ、同州のピーク時の高需要を満たすのに役立ちます。これは、ニューサウスウェールズ州政府の新興エネルギー制度の支援を受けて建設が開始された初の大規模蓄電池プロジェクトとなります。

現地で開催された歓迎イベントでは、エナジー・ボールトの会長兼最高経営責任者(CEO)のロバート・ピコニおよびACENオーストラリアの建設・エンジニアリング部門責任者のティム・グリーナウェイを含むエナジー・ボールトとACENオーストラリアの代表者が挨拶をした他、現地のアネーワン先住民族のリーダーたちによる歓迎の挨拶や講話も披露されました。アネーワン先住民族の代表者は、挨拶や講話の他に、起工を記念して伝統的な「発汗の儀式」を執り行い、これに続いてピコニが正式な鍬入れを行いました。ニューイングランドソーラーの建設は、アネーワン先住民族の強力なパートナーシップのもとで進められています。

「本日の起工式は、エナジー・ボールトのオーストラリアでの事業展開の急拡大における重要なマイルストーンとなり、ACENオーストラリアとその先住民族のパートナー、そしてユララのコミュニティと力を合わせてこの事業に取り組めることを大変嬉しく思っています」とエナジー・ボールトのアジア地域セールス担当バイスプレジデントのルーカス・サドラーは述べています。「ニューイングランドソーラーは、ニューサウスウェールズ地域にとって再生可能エネルギーの重要な供給源となります。当社の参画は、信頼性と費用対効果の高いエネルギー貯蔵ソリューションに対する需要の高まりに応えるという、エナジー・ボールトの真にグローバルなアプローチを反映しています」

「ニューイングランドソーラーが完成に向けて進む中、エネルギー貯蔵システムの開発でエナジー・ボールトのチームと手を組む機会に恵まれただけでなく、アネーワン先住民族と地元コミュニティの強力なサポートとパートナーシップも得られたことは私たちにとって幸運なことです」とACENオーストラリアの建設部門責任者のティム・グリーナウェイは話しています。「私たちのゴールは可能な限り効率的で費用対効果の高い方法でクリーンな電力を確実に供給することであり、本日、その使命の達成に一歩近づきました」

エナジー・ボールトの完全統合型蓄電池ソリューションB-VAULTスイートのもとで開発されたこのBESSの展開は、電圧・周波数ライドスルー、障害時のグリッドサポート、無効電力制御などの高度なグリッドサポート機能を実現する特別なインバーターと組み合わせて行われます。この特別なインバーターをエナジー・ボールト独自のX-Vault統合プラットフォームとVault-OSエネルギー管理システムを組み合わせて使用することで、BESSの運転の制御、管理、最適化が行われ、より高い能力のエネルギー管理が可能となります。

エナベストやビクトリア州政府が主体の州電力委員会(SEC)などとの最近の一連の合意に続き、今回のBESS施設の稼働は、エナジー・ボールトがオーストラリア市場において事業の足跡を拡大していく途上の、重要なマイルストーンとなります。現時点でエナジー・ボールトがオーストラリア市場において展開しているB-VAULTポートフォリオは、すでに発表されているプロジェクトにおける1.9GWhとなっています。

エナジー・ボールトについて

エナジー・ボールト(Energy Vault®)は、持続可能なエネルギー貯蔵に対する世界のアプローチを変革すべく設計された、実用規模の蓄電ソリューションを開発・展開しています。同社の包括的な製品には、専売の重力式蓄電、バッテリー蓄電、グリーン水素蓄電技術などがあります。どの貯蔵ソリューションも、ハードウェア技術に依存しないエネルギー管理システム・ソフトウエアと統合プラットフォームによってサポートされています。業界唯一の要素として、エナジー・ボールトの革新的な技術ポートフォリオは、カスタマイズされた短期・長期の蓄電ソリューションを提供しており、電力会社、独立系発電事業者、大規模な産業用エネルギーユーザーが電力の信頼性を損なうことなく、平準化エネルギーコストを大幅に削減するのを支援しています。廃棄物を統合して再利用することができる環境に優しい材料を使用するエナジー・ボールトのG-Vault重力式蓄電技術は、循環型経済への移行を促進し、顧客の世界的なクリーンエネルギーへの移行を加速します。詳しくは、www.energyvault.comをご覧ください。

ACENオーストラリアについて

ACENオーストラリアは、オーストラリアでのACENの再生可能なエネルギーアセットを代表するプラットフォームです。1ギガワット(GW)超の大規模再生エネルギー発電の建設および運用能力を誇り、さらに開発能力は13 GW以上を誇り、同社のポートフォリオにはオーストラリア全土での太陽光、風力、バッテリーおよびくみ上げ水力プロジェクトが含まれています。

NSWで展開しているニューイングランドソーラー(ステージ1)は、ACENオーストラリア初の運用プロジェクトで、2023年に発電が開始されました。NSW中西部オラナ再生エネルギーゾーンのスタボソーラーはACENオーストラリアの2番目のプロジェクトとして事業中で、2025年半ばにフル稼働予定です。

増え続ける100名以上の従業員が、タスマニア、ビクトリア、ニューサウスウェールズ、クイーンズランド、西オーストラリアを拠点に活動しています。

www.acenrenewables.com.au

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、特に当社の事業運営および財務実績に関して、ニューイングランドBESSを含め、当社の現在の見解を反映した将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述には、当社の事業計画や戦略の説明など、将来の業績の可能性または想定に関する情報が含まれます。これらの記述には、「予想する」、「期待する」、「想定する」、「計画する」、「信じる」、「意図する」、「見積もる」、「予測する」、「推定する」、「目標とする」、「見込む」、「するであろう」、「できるであろう」、「となるであろう」、「かもしれない」、「可能性がある」、「であろう」、およびその他の同様の表現が含まれます。当社は、これらの将来の見通しに関する記述または予測を、当社の業界での経験、ならびに過去に基づく傾向、現状、予想される将来の発展およびその時点の環境下で当社が妥当と考えるその他の要因の認識に照らして当社が持つ最新の期待、計画、および仮定に基づき提供しています。これらの将来の見通しに関する記述は、現在入手可能な情報を考慮し、当社の信念、仮定、および将来の業績に関する期待に基づいています。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の出来事に関する当社の現在の見込みおよび計画に基づく予測に過ぎません。これらの将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、活動レベル、業績または達成が、将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される結果、活動レベル、業績または達成と大きく異なるものとなる可能性のある重大なリスクおよび不確実性が含まれています。そのようなリスクや不確実性には次のようなものがあります。最終合意の不履行/当社の戦略、拡大計画、顧客機会、将来の事業、将来の財務状況、推定収益および損失、予測コスト、見通しおよび計画の変更/当社の受注、予約、受注残高、許可および開発のタイミングが将来の収益に見合うかどうかの不確実性/拘束力のない意向表明書およびその他の意思表示が拘束力のある受注または販売につながるという保証の欠如/当社製品に欠陥がある可能性、または欠陥があるとされる可能性やその他の故障/当社のビジネスモデルと成長戦略の実施、市場受容、成功/ブランドと評判を開発・維持する当社の能力/当社事業、競合他社、業界に関する動向と予測/サプライヤーが当社の蓄電システム建設に必要な部品や原材料を適時に納入できること/健康に関わる病気の流行が当社の事業に及ぼす影響とそれに対して当社が取る可能性のある措置/知的財産権の保護を取得・維持し、他者の権利を侵害しない能力に関する当社の想定/当社がJOBS法に基づく新興成長企業の立場にいる期間に関する想定/当社の将来的な必要資本および現金の源泉と使用/当社の事業の国際的性質、および戦争をはじめとする敵対行為が当社の事業および世界市場に及ぼす影響/当社の事業および将来の成長のための資金調達能力/当社の事業、事業拡大の計画と機会/2024年3月13日にSECに提出された2023年12月31日に終了した年度に関するForm 10-K年次報告書の見出し「リスク要因」で説明されているその他の重要な要因。これらの要因は、米国証券取引委員会(SEC)に提出されたその他の書類にて随時更新される可能性があり、SECのウェブサイト(www.sec.gov)で閲覧できます。新たなリスクは随時発生するものであり、当社の経営陣がすべてのリスクを予測することは不可能であり、また、すべての要因が当社の事業に与える影響や、いずれかの要因または要因の組み合わせが、当社の将来の見通しに関する記述に含まれるものと実際の結果を大きく異なるものにする可能性の程度を評価することもできません。本プレスリリースで当社が作成した将来の見通しに関する記述はいずれも、本プレスリリースの日付時点のものであり、本プレスリリースに含まれる注意書きにより、全体が明示的に制限されています。当社は、新たな情報、将来の展開、またはその他の事象にかかわらず、適用される法律で義務付けられている場合を除き、将来予想に関する記述を公に更新または見直す義務を負いません。当社の将来の見通しに関する記述を過度に信頼しないようご注意ください。

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