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台湾半導体研究所がIQMのSpark量子コンピュータを採用、研究の強化へ

  • 台湾半導体研究所(TSRI)初となるフルスタック超伝導量子コンピュータの購入で、台湾での量子技術開発を加速。
  • 展開および設置は2025年第2四半期に行われる予定。
  • 今回のシステム導入により、アジア太平洋(APAC)地域におけるIQMの拡大計画も促進される。

台湾、台北--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 国家実験研究院傘下の台湾半導体研究所(TSRI)は、超伝導量子コンピュータの設計、構築、販売における世界的リーダーであるIQMクアンタム・コンピューターズ(IQM)から、TSRI初となるフルスタック量子コンピュータを調達することを発表しました。TSRI施設へのシステムの納品および設置は、2025年第2・四半期に行われる予定です。

TSRIとIQMは、台湾での量子コンピューティング開発の促進を目標としており、高忠実度を持つ5量子ビットの量子コンピュータ「IQM Spark」の導入により、TSRIはこのシステムを教育・研究の目的のために活用することができます。

台湾の取り組みが低温補完型金属酸化物半導体(CMOS)および量子コンピューティング技術の進展において大きな進歩を遂げている中、TSRIはIQMの技術的専門知識を活用し、ハードウェアの統合や研究活動を推進する予定です。このようなCMOSソリューションは、誤り訂正に必要とされる大規模量子プロセッサの実現を可能にします。

この戦略的協力は、革新的な技術進歩を促進する上で、IQMと台湾の国家量子研究チームとの国際的なパートナーシップの重要性を強調するものとなっています。

「私たちにとって初となるフルスタック超伝導量子コンピュータの調達は、台湾が世界的な量子コンピューティング競争において重要な一歩を踏み出したことを意味します。今回の導入では、台湾が量子コンピューティング技術の進展を遂げられるように支援し、この新興分野に参入するために、半導体産業における台湾の優位性を活用する方法を実証していくことを目指しています。この協力により、学界と産業界のつながりを強化し、国内の量子コンピューティング人材を育成するための堅固な基盤が築かれます」と、TSRI理事長である侯拓宏教授は述べました。

IQMクアンタム・コンピューターズの共同最高経営責任者(CEO)であるミッコ・ヴァリマキ博士は、次のように述べました。「IQMの使命は設立当初より、現地の量子エコシステムの構築を支援することです。台湾への初の量子コンピュータの出荷は、この目標への取り組みを示すものでもあります。台湾は半導体技術の分野で世界的リーダーとして認識されており、活気ある産業が健在しています。TSRIによる今回の購入により、台湾の技術エコシステムが量子分野で飛躍を遂げるための基盤が築かれるでしょう。」

台湾半導体研究所について

台湾半導体研究所(TSRI)は、政府からの資金提供を受けている学術研究機関であり、半導体技術の開発と人材育成に取り組んでいます。TSRIは開かれた研究環境を誇っており、先進的CMOSやメモリ、3Dパッケージング、シリコンフォトニクス、化合物半導体、量子コンピューティングなどの分野で高度な半導体研究サービス・プラットフォームを積極的に開発しています。また、国内の産業界、学界、研究部門との協力的な取り組みにより半導体研究における主要な推進力となっており、同分野で高度なスキルを有する統合的な専門家の育成を支えています。

IQMクアンタム・コンピューターズについて

IQMは、超伝導量子コンピュータの設計、構築、販売における世界的大手企業です。同社は、オンプレミス型のフルスタック量子コンピュータだけでなく、世界中のどこからでもIQMのコンピュータにアクセスできるクラウド プラットフォームも提供しています。同社の顧客には、主要な高性能コンピューティング センター、研究所、大学、企業などが含まれおり、IQMのソフトウェアとハードウェアにフルアクセスすることができます。IQMは、280人以上の従業員を擁し、エスポー、マドリード、ミュンヘン、パリ、パロアルト、シンガポール、ワルシャワにオフィスを構えています。

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