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バイオサイトジェン、IDEAYAバイオサイエンシズと将来の画期的新薬として期待される「B7H3/PTK7 トポイソメラーゼⅠ ペイロード 二重特異性ADCプログラム」に関するオプションおよびライセンス契約の締結を発表

  • IDEAYAに対して、画期的新薬として見込まれる「B7H3/PTK7 トポイソメラーゼⅠ ペイロード 二重特異性抗体薬物複合体(BsADC)プログラム」に関する世界的な独占ライセンス・オプションを付与
  • B7H3/PTK7の共発現は肺がん、大腸がん、頭頸部がん等複数の固形腫瘍タイプで見受けられ、その発現率は二桁に達する
  • IDE161(PARG)をはじめとするIDEAYAのDNA損傷修復(DDR)パイプラインとの有用な組み合わせを実現
  • 2024年後半に開発候補の指名を目指す

中国、北京&カリフォルニア州、サウス・サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 新規ADC治療薬の発見と開発に注力する世界的なバイオ・テクノロジー企業であるバイオサイトジェン製薬(北京)株式会社(以下「バイオサイトジェン」、HKEX:02315)は、IDEAYAバイオサイエンシズ(Nasdaq:IDYA)と、将来の画期的新薬として期待されている「B7H3/PTK7 二重特異性抗体薬物複合体(BsADC)プログラム」に関するオプションおよびライセンス契約を締結したことを発表しました。IDEAYAは、標的治療薬の解明と発展に専念する精密医療腫瘍学企業です。

バイオサイトジェンの社長兼最高経営責任者(CEO)である沈月雷(ユエレイ・シェン)博士は、次のように述べています。「私たちは、IDEAYAとの協力を発表できることをとても喜ばしく思っています。これによって、画期的新薬の可能性を含んだADCと、IDEAYAのDDR小分子との有望な組み合わせた治療法を研究します。さらに、私たちの最先端のRenLite®プラットフォームと独自のリンカー・ペイロード技術を活用し、ADCの精度と効果を向上させます。IDEAYAの強い決意、そして豊富な薬剤開発の経験によりこの治療法が迅速に進展し、患者に利益をもたらすことを確信しています。」

また、IDEAYAバイオサイエンシズの社長兼最高経営責任者である畑雄二郎氏は次のように述べました。「画期的新薬としての見込みがある『B7H3/PTK7 トポイソメラーゼⅠ ペイロード BsADC プログラム』は、複数の固形腫瘍タイプにおいて単剤療法として開発される可能性を秘めています。さらに、IDEAYAのより広範な企業戦略を推進し、ADCと小分子DDRベースの治療法の統合で独自の世界初となる組み合わせを実現します。これにより、患者は大きなメリットを受けることができます。」

この契約によりIDEAYAは、画期的新薬となるB7H3/PTK7 トポイソメラーゼⅠ ペイロード BsADC プログラムに関する世界的な独占ライセンスのオプションをバイオサイトジェンより取得します。B7H3/PTK7は肺がん、大腸がん、頭頸部がんなど、複数の固形腫瘍タイプで共発現しており、その発現率は二桁に及びます。

契約の条件に基づきバイオサイトジェンは前払金を受け取り、また、IDEAYAがオプションを行使した場合は、オプション行使料、開発および規制上のマイルストーン、商業的マイルストーンの支払い、ならびに純売上高に対する一桁台のロイヤリティを受け取る権利を有します。前払金、オプション行使料、マイルストーン支払いの合計は、開発および規制上のマイルストーンの1億ドルを含め総額4億650万ドルに達します。

B7H3/PTK7 トポイソメラーゼⅠ インヒビター ペイロード BsADC プログラムは、前臨床データに基づき単剤療法として開発できる可能性を持ち、IDEAYAのPARGインヒビターIDE161をはじめとするDDRベースの治療法をターゲットとしたパイプラインの複数のプログラムと併用されることが期待されます。同プログラムの開発候補の指名については、2024年後半の実施を目標としています。

バイオサイトジェンについて

バイオサイトジェン(HKEX:02315)は、革新的な技術を駆使して新しい抗体ベース医薬品の研究開発を推進する世界的なバイオテクノロジー企業です。同社は遺伝子編集技術に基づき設立され、独自の遺伝子工学技術により開発したRenMice®(RenMab TM / RenLite ® / RenNano ® / RenTCR-mimic TM)のプラットフォームを活用し、完全ヒトモノクローナル抗体/二重特異性抗体/多特異性抗体の発見、二重特異性抗体薬物複合体の発見、ナノボディの発見、およびTCR模倣抗体の発見を行っています。また、RenBiologicsTMというサブブランドを立ち上げ、約1,000のターゲットに対する40万以上の完全ヒト抗体配列の市販品ライブラリを用いたグローバルパートナーシップを探索しています。2023年12月31日現在、複数の多国籍製薬企業(MNC)との提携を含んだ、103の治療用抗体と複数の臨床資産の共同開発/ライセンスアウト/移転契約および47のターゲット指名RenMice®ライセンス・プロジェクトが世界中で確立されています。同社は、前臨床研究のためのドラッグターゲットヒト化モデルの生成を先駆けて行い、現在、サブブランドBioMiceTMの下で数千の標準動物および細胞モデルを市場に提供し、また、世界中の顧客へ前臨床薬理学および遺伝子編集サービスの提供も行っています。バイオサイトジェンは本社を北京に置き、支社を中国(海門江蘇省、上海)、アメリカ(ボストン、サンフランシスコ)、ドイツ(ハイデルベルク)に構えています。詳細については、http://en.biocytogen.com.cnをご覧ください。

IDEAYAバイオサイエンシズについて

IDEAYAは、分子診断を使用して選択された患者集団向けの標的治療薬の解明と発展に取り組む精密医療腫瘍学企業です。IDEAYAのアプローチは、翻訳バイオマーカーの特定と検証能力を薬剤発見と統合し、標的治療薬から最も利益を得る可能性の高い患者集団を選択することに重点を置いています。また、同社は研究および薬剤発見の能力を合成致死性の分野にも応用しており、新たに台頭している精密医療ターゲットのクラスを代表しています。

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