-

最新の調査によると、サプライチェーンの83%は混乱に24時間以内に対応できないことが判明

サプライチェーン分野のリーダー1800人を対象とした世界的な調査によると、平均対応時間は5日であり、レジリエンス(回復力)強化とリスク軽減を阻害

カナダ、オンタリオ州オタワ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- キナクシス(TSX:KXS)がスポンサーとなった最新のIDC調査*によると、サプライチェーンにおける柔軟性とレジリエンスを高める取り組みは、パンデミックにおける最大の教訓の1つとなったにもかかわらず、その遅れが明らかとなり、同時に、将来に向けた重要なファクターであるサプライチェーン オーケストレーション ツールに対する楽観的な見方も浮き彫りになりました。

この調査によると、自社で混乱が発生した場合、24時間以内に対応できると答えているのは、世界のサプライチェーン分野のリーダーの5分の1(17%)未満となりました。驚くことに回答者の3分の2(67%)もが、自社の対応時間に「あまり満足していない」と認めており、大きな不満があることを示しています。

世界のサプライチェーン分野の意思決定者1800人を対象としたこの包括的な調査によると、地政学的紛争、自然災害、その他の不確定要因によって混乱が発生した場合、ほとんどの意思決定者が業務のアジリティ(機敏性)と適応力を維持するのに苦労しているという厳しい現実が明らかになりました。危機への平均対応時間は5日と憂慮すべき結果で、状況は業界ごとに異なることが示されています。たとえば、石油・ガス分野では、回答者の28%が1日以内に対応できると答えている一方で、ライフサイエンス分野では15%、航空宇宙業界では14%となっています。

キナクシスの社長兼最高経営責任者(CEO)のジョン・シカードは、「四半期決算の電話会議では、サプライチェーンにおける成功例や失敗例について聞くことがこれまで以上に多くなっており、このデータはあらゆる業界においてレジリエンス強化とリスク軽減の大きな機会があることを証明しています。企業による透明性、アジリティ、コラボレーションの向上を可能にする、AIを活用した最先端のエンドツーエンド オーケストレーション ツールは、こうした複雑化する状況に対処し、今後、問題の発生時に最高サプライ チェーン責任者をスケープゴートではなくヒーローにすることでしょう」と述べています。

すべての地域の回答者の圧倒的多数が、自社のビジネスがサプライチェーンにおけるショックに耐える対応能力に「あまり満足していない」ものの、テクノロジーがこの流れを変える可能性については依然として楽観的であり、回答者の97% が、より優れたオーケストレーション ツールがある程度(44%)のまたは大きな(53%)効果をもたらすであろうと答えています。

その他の主な結果は以下のとおりです。

  • 工業分野の回答者は自社の回復力を最も高く(47%)、小売業(29%)と航空宇宙(27%)は自社の回復力を最も低いと評価
  • 消費者向け製品分野回答者の42%が自社のサプライチェーン オーケストレーションが成熟していると評価し、全業種の中で最も高く評価
  • 回答者の25%は、レジリエンス強化のために来年中に新しいテクノロジーに移行予定
  • 33%が、AI/genAI機能を提供するサプライチェーン オーケストレーション プラットフォームを希望
  • 63%が今後12か月間で自社のサプライチェーンが何らかの競争上の優位性を得ると考えていますが、今後1~3年間では48%に低下
  • 37%は、サプライチェーン オーケストレーション アプリケーションの導入における最大の障害は、ベンダーによる適切なソリューションが見つからないことであると回答

キナクシスのサプライチェーン管理ソリューションがビジネスにどのように役立つかについての詳細は、Kinaxis.comでご覧ください。

調査方法:本調査は、IDCがキナクシスの委託を受けて2023年12月に北米(米国およびカナダ)、欧州(英国、フランス、ドイツ)、APAC(日本、台湾、インド、オーストラリア)のサプライチェーン分野のリーダー1800人を対象に調査を実施しました。

*IDC InfoBrief、スポンサーはキナクシス、Supply Chain Orchestration: Leveraging End-to-End Supply Chain Orchestration to Deliver Next Generation Supply Chain Management, Intelligence, and Responseness(サプライチェーン オーケストレーション:エンドツーエンドのサプライチェーン オーケストレーションを活用し、次世代のサプライチェーン管理、インテリジェンス、および対応力を実現)(文書番号CA52004924、2024年4月)

キナクシスについて
キナクシスは、現代のサプライチェーン オーケストレーションにおける世界的リーダーで、世界のサプライチェーンとそれを管理する人々にサービスを提供しています。同社のソフトウェアは、今日の不安定性と混乱を乗り切るために必要なアジリティと予測可能性を提供することで、世界の主要なブランドから信頼を受けています。キナクシスは、特許取得済みの同時実行技術とAIに対する人間中心のアプローチを組み合わせ、あらゆる規模の企業が数年にわたる戦略計画から秒単位の業務遂行、そして製品やサービスの提供に至るまで、エンドツーエンドのサプライチェーン ネットワークを管理できるようにします。さらに詳しいニュースや情報は、kinaxis.comでご覧いただくか、LinkedInでフォローしてください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media Relations
Jaime Cook | Kinaxis
jcook@kinaxis.com
289-552-4640

Investor Relations
Rick Wadsworth | Kinaxis
rwadsworth@kinaxis.com
613-907-7613

Kinaxis Inc.

TSX:KXS


Contacts

Media Relations
Jaime Cook | Kinaxis
jcook@kinaxis.com
289-552-4640

Investor Relations
Rick Wadsworth | Kinaxis
rwadsworth@kinaxis.com
613-907-7613

More News From Kinaxis Inc.

キナクシス、混乱に強いサプライチェーンの関税対策ソリューションを発表

オンタリオ州オタワ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 関税圧力と貿易の不確実性が世界中のサプライチェーンを揺るがし続ける中、リアルタイムのサプライチェーン・オーケストレーションで世界をリードするKinaxis® (キナクシス)(TSX:KXS)は、企業が関税の影響をシミュレーションし、戦略的なシナリオを実行し、データに基づいた意思決定を迅速に行うことを支援する新サービス「Kinaxis Tariff Response(キナクシス・タリフ・レスポンス)」を発表しました。 このサービスは、同社のAI搭載プラットフォーム「Maestro™」を基盤とし、キナクシスのサプライチェーン専門家によって提供されます。最短21日で運用を開始でき、計画担当者は社内で関税モデルを構築するコストや手間をかけずに、関税モデルを利用することができます。このソリューションは、シナリオ プランニングに対する需要の高まりに対応し、企業が受動的な対応から能動的なオーケストレーションへと移行するための、より迅速で使いやすい手段を提供します。 AIを活用した「もしもの」シナリオプランニングは、M...

キナクシス、2025年第1四半期決算カンファレンスコールを2025年5月8日に開催

オタワ、オンタリオ州--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- エンドツーエンドのサプライチェーン・オーケストレーションのグローバルリーダーであるキナクシス(Kinaxis® Inc.)(TSX:KXS)は、2025年3月31日を期末とする第1四半期の決算に関するカンファレンスコールの予定を発表しました。カンファレンスコールは、暫定最高経営責任者(CEO)兼エグゼクティブチェアのボブ・コートー、最高財務責任者(CFO)のブレイン・フィッツジェラルドが主催し、5月8日(木)午前8時30分(米国東部時間)から開始します。その後、質疑応答の時間を設けます。当社は2025年5月7日(水)の市場取引終了後に、第1四半期の決算を報告する予定です。 カンファレンスコール詳細 日付: 2025年5月8日(木) 時間: 午前8時30分(米国東部時間) カンファレンスコール登録: https://registrations.events/direct/Q4I914161909 ウェブキャスト: https://events.q4inc.com/attendee/893796070(3...

キナクシス、サプライチェーン計画ソリューション分野の2025年版Gartner®Magic Quadrant™で11年連続リーダーに認定

オンタリオ州オタワ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Kinaxis® Inc. (キナクシス)(TSX:KXS) は、エンドツーエンドのサプライチェーン・オーケストレーションのグローバルリーダーであり、2025年のGartner®Magic Quadrant™(ガートナー・マジック・クアドラント)サプライチェーン計画ソリューション部門で11年 連続でリーダーに選出されたことを発表しました。同レポートによると、キナクシスは、その「ビジョンの完全性」と「実行能力」が高く評価され、再びリーダーに認定されました。 キナクシスは、販売および業務計画(S&OP)、需要・供給計画、生産計画、実行までをカバーするAI搭載プラットフォーム「Maestro™」を通じて、エンドツーエンドのサプライチェーン・オーケストレーションを提供しています。さらに同社は、AI 駆動の自動化、コンポーザブル・アーキテクチャ、そして特にハイテク、エレクトロニクス、ライフサイエンス分野における拡大するグローバル顧客基盤を通じて、イノベーションとスケールの向上に継続して投資しています。 「...
Back to Newsroom