カイメタ、イノベーションと成長の新たなフェーズに向けて首脳陣の交代を発表

リック・バーグマンを社長兼CEOに指名し、ニコル・ピアセツキを会長に選出。資金調達ラウンドのシリーズDを終了。

ワシントン州レドモンド--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 世界をリードするフラットパネル衛星アンテナ会社のカイメタ（www.kymetacorp.com）は、画期的なテクノロジーと市場初の製品を引き続き開発していくために、経営陣と取締役会のメンバーを交代したことを発表しました。これは現職のリーダーの退任に伴う、秩序のある協力的な手続きです。

2024年4月1日付けで リック・バーグマンがカイメタの社長兼CEOに就任し、最近までAMDのコンピューティングおよびグラフィックス事業部のエグゼクティブ・バイスプレジデントとして培った豊富な経験を当社にもたらします。バーグマンは、シナプティクス（SYNA）の2011～2019年の急成長期に、同社の社長兼CEOも務めました。彼はその傑出したキャリアの中で、組織が革新的なテクノロジーで市場機会を活用できるように舵取りし、持続的な市場の成長につなげてきました。

バーグマンは、「カイメタは、非常に有能なグローバルチームに支えられた、テクノロジーと市場のリーダーです。顧客への献身、イノベーション、一流製品の提供を指針として、世界のブロードバンド通信の発展に向けて良好なポジションにつけています」と述べています。

ダグラス・ハッチソンの後任として、ニコル・ピアセツキが取締役会の会長に就任します。2022年5月に取締役会に参加したピアセツキは、航空宇宙および防衛セクターの幅広い経歴を生かします。彼女はバーグマンの指名について、「この素晴らしいチームにリックが加わることを嬉しく思います。カイメタは、ハイブリッド通信ソリューションを通じて世界をつなぐ取り組みの最前線にいます。テクノロジーセクターで、規律ある実行力によって価値主導の成長を牽引してきた経歴を持つリック・バーグマン氏を迎えて、カイメタの新たな成長フェーズに心から期待しています」と述べています。

2024年3月31日付けで、ダグラス・ハッチンソンとウォルター・バーガーはカイメタを退職します。過去5年間を通して、彼らの重要な貢献は、多くの製品の発売を先導し、前年比で一貫した成長を維持するうえで中心的な役割を果たしてきました。顧客のニーズを理解し、イノベーションに献身的に取り組み、新製品の市場投入を成功させてきた彼らは、記録的な成果をもたらしました。彼らはバーグマンへの職務の引き継ぎに尽力しています。

ピアセツキは次のように付け加えました。「カイメタに対するダグラスとウォルターの数年来の揺るぎない献身に、我々は心から感謝しています。ダグラスとウォルターは、カイメタの将来の成長に向けて基礎を築くことに成功しました。彼らの退任により、当社は確実な未来に向けて戦略的に態勢を整えます。」

カイメタは最近シリーズDラウンドを完了しました。獲得した追加資金は、最近発表したハイブリッドGEO-LEO端末であるオスプレイ™ u8の増産、および将来の製品開発に使用する予定です。

カイメタについて

カイメタは、フラットパネル衛星アンテナの業界トップ企業であり、さまざまなエンタープライズ アプリケーションや軍事アプリケーションに特化したソリューションを提供し、世界中の顧客のユビキタスブロードバンドと真のモバイル接続に対する膨大なアンメットニーズに対処するために、宇宙空間の商業的価値を活用しています。革新的なメタサーフェス技術とソフトウェア重視のアプローチは、商業的に利用可能なメタマテリアルベースおよび電子制御としては初のフラットパネル衛星アンテナを提供します。カイメタの低コスト、省電力、高スループットのソリューションにより、移動中でも静止中でも簡単に接続が可能で、あらゆる車両、船舶、航空機、固定プラットフォームに対応できます。これにより、地球上の産業は、宇宙空間が持つポテンシャルを活用しつつ業務変革を進めることができます。

カイメタは、ワシントン州レッドモンドに拠点を置く民間企業です。

詳細については、 kymetacorp.com.

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