カイメタ「ホークu8」、ユーテルサット・ワンウェブのランド・モビリティー用LEOネットワークで初めて承認されたフラット・パネル・アンテナに

2023年3月発売の小型・低消費電力のカイメタ「ホーク^TMu8」LEO端末が移動中の通信で利用可能へ

ワシントン州レドモンド--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 世界をリードするフラット・パネル衛星アンテナ会社のカイメタ（www.kymetacorp.com）と衛星通信会社のユーテルサット・グループ（eutelsat.com）は、カイメタの電子操縦型「ホークu8」LEO端末がユーテルサット・ワンウェブのLEOネットワークでランド・モビリティー用の承認を受け、ユーテルサット・ワンウェブのLEOネットワークでは初めて承認されたランド・モビリティー用フラット・パネル・アンテナとなったことを発表しました。

この提供により、移動中に優れた性能と信頼性の高い接続を必要とする顧客にとって、接続性における新たな時代が開かれることになります。モビリティー提供におけるカイメタのルーツは深く、2017年の同社初の製品発売までさかのぼります。ユーテルサット・ワンウェブのエンタープライズ・グレードの接続ネットワークを活用することで、あらゆる車両が一時停止中や移動中に簡単かつシームレスに接続することができるようになりました。

「緊急管理、路上車両、鉄道運営会社などのあらゆる主要産業が、業務を変革する効率的かつ効果的な手段としてモバイル・ブロードバンドを活用しようとしているのを目の当たりにし、昨今は非常に面白味のある時代となっています」と、カイメタの社長兼共同最高経営責任者（CEO）であるウォルター・バーガーは話し、「今回の発表は、移動中の衛星通信を世界規模で可能にするという我々の共同の取り組みの達成を意味するものであり、ユーテルサット・グループの誇り高きパートナーとして大きな節目となるものです」と語っています。

ユーテルサット・グループのマッシミリアーノ・ラドヴァズ最高執行責任者（COO）は、 「カイメタは、広帯域かつ低消費電力で完全統合型の高スループットのモバイル端末ファミリーを提供しています。ユーテルサット・ワンウェブのLEO衛星ネットワークにより、カイメタの顧客は世界中のどんな僻地にいても、移動中や停車中に高速かつ低遅延のブロードバンド接続を利用できるようになります」と語っています。

カイメタについて

カイメタは、フラットパネル衛星アンテナの業界トップ企業であり、さまざまなエンタープライズ アプリケーションや軍事アプリケーションに特化したソリューションを提供し、世界中の顧客のユビキタスブロードバンドと真のモバイル接続に対する膨大なアンメットニーズに対処するために、宇宙空間の商業的価値を活用しています。革新的なメタサーフェス技術とソフトウェア重視のアプローチは、商業的に利用可能なメタマテリアルベースおよび電子制御としては初のフラットパネル衛星アンテナを提供します。カイメタの低コスト、省電力、高スループットのソリューションにより、移動中でも静止中でも簡単に接続が可能で、あらゆる車両、船舶、航空機、固定プラットフォームに対応できます。これにより、地球上の産業は、宇宙空間が持つポテンシャルを活用しつつ業務変革を進めることができます。

カイメタは、ワシントン州レッドモンドに拠点を置く民間企業です。

詳細については、kymetacorp.comをご覧ください。

ユーテルサット・グループについて

ユーテルサット・グループは、衛星通信の世界的リーダーで、世界中に接続サービスと放送サービスを提供しています。同グループは2023年にユーテルサットとワンウェブの合併により設立され、36基の静止衛星と600基以上の衛星からなる低軌道（LEO）コンステレーションを有する初の完全統合型GEO-LEO衛星通信事業者となりました。

当グループは、6,500以上のテレビ・チャンネルを配信するビデオ部門、そして成長の著しいコネクティビティー市場であるモバイル・コネクティビティー部門、固定コネクティビティー部門、政府サービス部門の4つの主要部門で顧客のニーズに対応しています。

ユーテルサット・グループは、独自の軌道上資産群により、世界中の顧客のニーズに対応する統合ソリューションを提供しています。ユーテルサットはパリに本社を置き、ユーテルサット・グループは50か国以上にわたって1,700人以上の従業員を擁しています。同グループは、デジタル・デバイドの解消に貢献する、安全性と弾力性のある環境的に持続可能なコネクティビティーを提供することに取り組んでいます。ユーテルサットはユーロネクスト・パリ証券取引所（ティッカー：ETL）およびロンドン証券取引所（ティッカー：ETL）に上場しています。

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