-

CEOが選ぶ従業員エクスペリエンス戦略成功の最大要因は、ハイブリッド型ワークスタイルの柔軟性

  • しかし従業員がハイブリッドワークを行うためのテクノロジー環境を提供している組織は半分未満(48%)に留まる
  • 従業員エクスペリエンス(EX)能力に非常に満足していると答えたオペレーションリーダーはわずか25%

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ITインフラストラクチャーおよびサービスのリーディングカンパニーであるNTTリミテッドは、2023年のグローバル従業員エクスペリエンス・トレンド・レポートの調査結果を発表しました。このレポートは、ハイブリッドワークやAIなどの現在の職場トレンドがEX戦略に与える影響や、EXと業績の関係を探るものです。

レポートによれば、企業の90%が、ハイブリッドとリモートワークの実現が純利益の増加につながると考えている一方で、従業員が自宅でもオフィスでもしっかりと働くために必要なテクノロジーにアクセスできると答えた組織は半数未満(48%)でした。

現在、多くの組織はより組織的なアプローチを開始しており、レポートによれば、ハイブリッドワーカーの約56%が週の半分をオフィスで過ごしています。しかし、ハイブリッドモデルが依然として有益で、多くのビジネスリーダーは良好なEXに欠かせないものと認識しているため、組織は従業員が場所に関係なく効果的に働くために必要なテクノロジーを提供する必要があります。これは、EXの物語が過去数年でどのように進化しているかを示しています。従業員が自分に合った方法で働けるよう積極的に従業員に権限を与え、つながりを感じながら効率良く働くための適切なテクノロジーを備えることは、今や企業全体の優先事項です。

IT支出を増やし、EXテクノロジーに投資を行ったトップパフォーマー1は、アンダーパフォーマーに比べてEXの改善によるビジネス成長を見込める可能性が56%高く、 他の企業に比べて従業員満足度の大幅向上を見込める可能性が89%高いことが分かりました。

NTTリミテッドのネットワークサービス担当エグゼクティブバイスプレジデントであるアミット・ディングラは、この調査について次のようにコメントしました。「従業員が必要とするものと企業が提供するものとの間には、依然として大きなギャップが存在しています。従業員は自分に合った方法で働ける柔軟性を求めているにも関わらず、ハイブリッドワーク戦略が一種類の働き方に焦点を当てられていることが多いのは残念なことです。

この2年間で、ハイブリッドとリモートワークによって移動性に対する企業の投資に拍車がかかり、柔軟性が促進したという点に73%の組織が同意しているのは良いことですが、ギャップを埋め、EXを改善するためにはさらなる取り組みが必要です。特に、満足感を持つ積極的な従業員は、素晴らしい顧客サービスを提供できる可能性が66%高いことを考えると、その重要性が分かります。」

ハイブリッドワークに加えて、AIの台頭もEXに影響を与えています。この新興技術は、将来の顧客エクスペリエンス(CX)とEX戦略の最大の促進要因として選ばれており、AIインターフェースは今後12か月で80%の組織に普及するとされています。それでも87%の組織が、人間主導のサポートが引き続き顧客エンゲージメントの重要要素であることに同意しています。

マギー・スミス・アナリティクスの社長および主席アナリストであるシェイラ・マギー・スミス氏は、次のように述べました。「NTTのレポートの調査結果は、今日のダイナミックな職場環境を反映しており、永続的なハイブリッドワークの時代の到来や、従業員エンゲージメントへのフォーカスが含まれています。 革命的なAIテクノロジーがもたらす実際のビジネス成果が、AIの導入を後押ししています。組織は、従業員の満足感とウェルビーイングをサポートしながら、AI能力を最大限に活用して市場の支配に成功する方法の指針を求めています。」

レポートの全文は、https://services.global.ntt/en-us/campaigns/2023-global-employee-experience-trends-reportをご覧ください。

1トップパフォーマーは、前会計年度の収益成長率が前年比10%以上で、営業利益率が15%以上である組織。

終わり

NTTリミテッドについて

ITインフラストラクチャーおよびサービスのリーディングカンパニーであるNTTリミテッドは、300億米ドル規模のITサービスプロバイダーであるNTTデータの一員として、フォーチュン・グローバル500企業の65%、フォーチュン・グローバル100企業の75%以上にサービスを提供しています。当社は、組織のエッジツークラウドのネットワーキングエコシステムの基盤を構築し、マルチクラウド環境におけるワークロードの複雑性を簡素化し、ネットワーク、クラウド、アプリケーションが融合するIT環境のエッジでイノベーションに取り組んでいます。当社は、お客様のニーズに合わせたインフラを提供し、安全で拡張性が高く、かつカスタマイズ可能なデータセンターの設計と運用における一貫したベストプラクティスを保証します。また、ソフトウエア・ディファインドの未来へ向けて、当社はプラットフォーム型インフラサービスで組織をサポートしています。私たちは、つながる未来を実現します。詳細はservices.global.nttをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Hotwire for NTT Ltd.
Hannah Lock
hannah.lock@hotwireglobal.com

More News From NTT Ltd.

NTTデータ、シスコ・パートナーサミット2024でグローバル・パートナー・オブ・ザ・イヤー3部門を含む計40部門受賞

ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- グローバルなデジタル・ビジネスおよびITサービスのリーダーであるNTTデータは、シスコ・パートナーサミット2024において、シスコの「エンタープライズ・パートナー・オブ・ザ・イヤー」、「APJCパートナー・オブ・ザ・イヤー」、および「EMEAパートナー・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。シスコのパートナーサミット・グローバルアワードは、顧客の成功を新たな方法で支援するソリューションの提供において、イノベーションを実証したトップパフォーマンスのパートナーを表彰するものです。パートナーサミット・グローバルアワードは、卓越した成功と模範的な営業およびサービスを実践したパートナーに贈られるもので、シスコのパートナーにとって最高の栄誉となります。 NTTデータは、ネットワーク、セキュリティ、コラボレーション、可視性、データセンター、顧客体験、クラウド・インフラストラクチャおよびソフトウエアなど、シスコのポートフォリオの幅広い分野で合計40の賞を受賞しました。 「パートナーサミット2024のテーマは『Forward a...

NTTデータ、パロアルトネットワークスと提携し、AIドリブンのクラウドからエッジまでのサイバーセキュリティを企業顧客に提供

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- デジタル ビジネスおよびITサービスのグローバル リーダーであるNTTデータは、サイバーセキュリティ業界で世界をリードするパロアルトネットワークスとの提携拡大を発表しました。これにより、クラウドから企業環境の最先端に至るまで、グローバル企業が新たなサイバーセキュリティの脅威からデジタルインフラを保護できるようになります。 この提携により、NTTデータのマネージド ディテクション&レスポンス サービス(MXDR)が導入され、継続的な脅威の監視、検出、および迅速な対応が可能になります。このサービスはAIと機械学習を活用し、ネットワーク、エッジ、クラウド環境全体の可視性を提供し、組織は進化するサイバー脅威の一歩先を行くことができます。 このサービスは、業界をリードするセキュリティ オペレーション センター(SOC)プラットフォームであるパロアルトネットワークスのCortex XSIAMを利用します。Cortex XSIAMは、AIと自動化を利用して運用を簡素化し、大規模な脅威を阻止し、インシデント修復を加速する...

NTTデータ、全世界で約20万人の従業員と3万人のエキスパートを育成する生成AI人材育成フレームワークを構築

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- デジタル ビジネスおよびITサービスの世界的リーダーであるNTTデータは、すでに実施されている従業員トレーニングの取り組みを加速する生成AI(GenAI)人材開発フレームワークを発表しました。このフレームワークは、複数レベルの生成AIの専門知識を含む世界標準として構築され、クライアントが生成AIテクノロジーから最大の価値を引き出せるよう、高度なスキルを持つ労働力を迅速かつ効率的に育成できるよう設計されています。 NTTデータは新たな枠組みのもと、全世界の約20万人の従業員全員を対象に生成AIの基礎トレーニングを受講し、2024年度末までに少なくとも1万5000人の上級生成AIプラクティショナー認定を目指し、2026年度にはその数を2倍の3万人以上に増やすことを目指す。これらの生成AIエキスパートは、クライアント向けの生成AIの開発と展開をアドバイスおよびサポートします。 フレームワークの概要 NTTデータは、多様なユースケースで生成AIを効果的に活用し、製品やビジネス提案を開発するための従業員のトレーニングと育成を重...
Back to Newsroom