シンタグマ・キャピタル、レノックスの欧州業務用HVAC・冷蔵部門の買収に向け独占交渉を開始

ブリュッセル--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- シンタグマ・キャピタルは、レノックス・インターナショナル（NYSE: LII）が欧州で展開する業務用HVAC（冷暖房空調設備）事業および冷蔵事業の買収について、同社と独占交渉を開始したと発表しました。HVAC部門では業務用暖房・冷房・大規模空調機の設計・製造、業務用冷蔵部門では業務用蒸発器・コンデンシングユニット・コンデンサ・ドライクーラーの設計・製造を行っています。両事業は世界40か国以上で、工業・小売・物流・住宅・オフィス・HORECA（ホテル／レストラン／カフェ）分野の顧客にサービスを提供しています。事業の本拠地はフランスのリヨンで、4つの事業所と商業組織で約940人を雇用しています。レノックスEMEAは2023年に約2億ユーロの売上を見込んでいます。

提案された取引は、労使協議会への情報提供や協議、その他の規制当局による承認など、慣例的成立条件を満たすことを前提として、2023年末までに完了する予定です。

「レノックスEMEAに投資し、事業を継続して成長させる機会に期待を寄せています。2件の取引を並行して行うため、企業のカーブアウトにおける当社の専門知識が発揮されます。M&Aや資金調達市場は依然として非常に厳しい状況にありますが、当社は、資本を投下するだけの魅力を備えた機会を継続して発掘しながら、スピードと確実性が極めて重要となる複雑なカーブアウトを実行するための売却ソリューションを売り手に提供しています。本案件は2023年だけで3件目のカーブアウトであり、新事業主による新たな成長分野の推進から恩恵を得るであろう事業を買収するというシンタグマの戦略を反映しています」 と、シンタグマのマネージング・パートナーであるSebastien Kiekert Le Moultは述べています。

「シンタグマには複雑なカーブアウトを管理する能力があり、これが当社を差別化する上で非常に重要でした。両事業は、今後数年間で大きく成長する機会をもたらします」と、シンタグマのパートナーであるフランク・クーネンは述べています。「レノックスの広範な技術的ノウハウと強固な顧客関係を活用し、主要な製品分野や地域に的を絞ったM&A投資を通じて組織的に成長を加速させることを見込んでいます。」

本案件を担当するシンタグマのチームには、Sebastien Kiekert Le Moult（マネージング・パートナー）、フランク・クーネン（パートナー）、ベンジャミン・ダーハン（パートナー）、João Pilecco（シニア・バイス・プレジデント）、ガブリエレ・ロ・モナコ（シニア・アソシエイト）、アリシア・アゼマ（シニア・アナリスト）が参加します。

シンタグマは、ウィルキー・ファー・アンド・ギャラガー（M&A法務および独占禁止法）、PwC（財務DDおよび税務ストラクチャリング）、デロイト（税務および社会）、カイザー・アソシエイツ（オペレーション）、4ストラテジーズ（戦略）の助言を受けました。

シンタグマ・キャピタルについて

シンタグマは、実践的な業務の専門知識を活用して成長を加速させ、すべてのステークホルダーのために業績を高めることができる企業に投資しています。当社は、世界的規模で企業の業務と経営に携わった経験を有する真の運営者であり、社内のリソースを活用して成功する戦略を策定し、それを実行して可能性を最大限に引き出し、持続可能な長期的価値を創造しています。シンタグマは、素材、化学、工業、ビジネス・サービス市場に特に重点を置き、製造、流通、輸送・物流、機器レンタル、金属サービス、その他の業種を含む幅広い業種への投資と企業運営を行っています。シンタグマは、国連PRIの署名機関として、すべての投資にわたって高いESG基準を設けており、ベルギーのブリュッセルに本拠地を置いています。詳細情報についてはhttps://syntagmacapital.comをご覧ください。

レノックスについて

レノックス（NYSE：LII）はエネルギー効率の高い環境制御ソリューションのリーダーです。持続可能性に専心し、二酸化炭素排出量を削減しながら、個人・企業顧客のために快適で健康的な環境を創造するレノックスは、冷房、暖房、室内空気品質、および冷蔵システムで革新的な分野を先導します。

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