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ひびき・パース・アドバイザーズは日本高純度化学株式会社の第52回株主総会の結果を踏まえ、同社全株主の価値向上のため引き続き経営陣に積極的にエンゲージメントをして参ります

TOKYO--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ひびき・パース・アドバイザーズ(以下、「ひびき」または「私ども」)はシンガポールを拠点とするバリュー投資及びエンゲージメント投資を行う資産運用会社です。ひびきは、本日、日本高純度化学株式会社(以下、英語名略称「JPC」)(TSE: 4973)が2023年6月20日に開催した第52期定時株主総会(以下、「本株主総会」)の結果を踏まえて、JPCの企業価値の向上のため、引き続き、経営陣に対し積極的にエンゲージしていくことを表明いたします。

ひびきは、本株主総会において、第5号議案(純投資目的以外の特定投資株式に関わる定款変更の件)、第6号議案(剰余金の配当方針に関わる定款変更の件(DOE5%配当政策導入))、そして第7号議案(株主資本コスト(開示)に関わる定款変更の件)の3つの株主提案を提出しておりました。

世界最大手の議決権行使助言会社である米Institutional Shareholder Services Inc.(以下、「ISS」) からは、グローバル基準に基づき私どもの株主提案の第5号議案及び7号議案に賛成の推奨を得たことに加え、他の株主の皆さまとのコミュニケーションにおいても、ひびきの株主提案に対し概ね好意的な意見が寄せられたことは大きな励みと収穫となりました。

株主総会における上記株主提案の各議案への賛成比率は、第5号22.5%、第6号23.8%、第7号25.6%となり、残念ながら否決となりましたが、東洋経済新報社、会社四季報2023年夏号における上位30株主よりひびきが推定したJPCの関係者及び持合い関係株主の議決権合計の約16,000個が株主提案に反対であったと仮定した場合、各議案において、その他の株主(ひびきを含む。以下、「一般株主」)の概ね33%38%の賛同を得られたことになります。私どもは、多くの株主の皆様に賛同いただいたことに改めてこの場で心から感謝を申し上げると同時に、これらの問題提起にここまで多くの賛同が集まったことにつき、JPC経営陣の皆様には真摯に受け止めていただき、今後の事業運営、財務施策のご参考にしていただきたく改めて強くお願いしたいと存じます。

尚、会社提案である小島代表取締役社長の取締役再任議案につきましては、ISSより反対推奨がなされていたところ、同議案への賛成率が昨年の87.3%から81.1%に大幅に低下しました。先述の16,000個の議決権(JPCの関係者及び持合い関係株主の合計)が、会社提案である同議案に賛成であったと仮定した場合、小島代表取締役の再任に一般株主の約3割が反対の票を投じたことになります。

昨年7月に中期経営計画を出された後の初の定時株主総会にて資本市場からこのような残念な評価が下されている結果についても、多くの株主の声に真摯に耳を傾け、その背景を分析した上で、再度精査して頂き、経営ダイナミズム及び資本コストの改善を重視した、財務上の課題を先送りにしない「株主及び株価を意識した効率的な経営」に急速に舵を切っていただきたく改めて経営陣の皆様にはお願いを申し上げます。また、「所有と執行の分離」の考え方を踏まえ、長期的に貴社が目指す姿を成し遂げたるために、現状の非効率な財務課題に対する対応策を明確な時間軸ともにご開示を頂けましたら幸いでございます。

今回、JPCにとっては初めての株主提案であったと存じますが、株主総会という開かれた場において、経営方針に関する少数株主の意向を示す機会が与えられ、その結果が可視化されたことは企業価値の向上に向けた極めて健全な株主総会として、大変意義深いものであったと私どもでは考えております。私どもは、一少数株主として、引き続きJPCの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために、必要と考える施策を様々な観点から経営陣に提案し、真摯で建設的な議論を継続していく所存です。

(ご参考)ひびきの本株主提案に係わるエンゲージメント動画

日本高純度化学株式会社 ひびき株主提案書ご説明 (2023/5/19)

本コメントの作成に際してはデータ、情報の収集の際に内容の正確性につき細心の注意を払っておりますが、その正確性を保証するものではありません。また、本書簡は特定の有価証券の申込の勧誘若しくは売買の推奨または投資、法務、税務、会計などの助言を行うものではありません。

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ひびき・パース・アドバイザーズ
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清水雄也
www.hibiki-path-advisors.com
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