タレス、CipherTrust Data Security Platform as-a-Service を発表

• CipherTrust Data Security Platform as-a-Service により、企業はハードウェアの運用管理や先行投資を必要とせずに、暗号鍵管理とデータセキュリティ・サービスを迅速に導入、展開することが可能に

• CipherTrust Cloud Key Managementは、初めて利用可能となるサービスで、顧客は複数のパブリッククラウドやSaaS環境において暗号鍵を安全に一元的に管理・維持することが可能に

• マルチクラウド環境を可視化することで、組織は効率性を向上させ、デジタル主権に関連するデータ保護規制に準拠することが可能に

パリ、ラ・デファンス--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- （ビジネスワイヤ） -- 世界有数の技術とセキュリティプロバイダーである仏タレスは、CipherTrust Data Security Platformをクラウドベースのas-a-serviceサブスクリプションモデルで提供開始することを発表しました。今回の発表は、as-a-serviceまたは従来のハードウェアやソフトウェアによる提供により、プラットフォームのデータ発見・分類、暗号化、鍵管理、秘密管理機能を活用する選択肢と柔軟性を提供するというタレスの取り組みを示すものです。タレスのCipherTrust Cloud Key Management（CCKM）は、as-a-serviceとして提供される最初の製品です。

タレスのCipherTrust Data Security Platformは、オンプレミスおよびクラウド環境におけるデータセキュリティ運用を簡素化することにより、外部脅威の影響を軽減し、運用の複雑さを克服することにおいて顧客をサポートします。このプラットフォームの強力な鍵のライフサイクル管理とデータセキュリティツールは、ビジネスリスクを大幅に軽減し、管理時間を短縮します。また、主要なエンタープライズストレージ、サーバー、データベース、アプリケーション、クラウドベンダーと統合したプラットフォームの優れたパートナー・エコシステムへのアクセスを可能にします。

ガートナーによると、より高度なデータセキュリティに対する需要の高まりと製品機能の急速な向上により、2021年の10％未満から、2025年には30％の企業が、広範なスペクトラムのデータセキュリティ・プラットフォームを採用することになると見込まれています。¹CipherTrust Data Security Platformは、すでに顧客に多くの成果を提供しています。顧客からは、暗号化および鍵管理の作業量を70％削減、データ漏洩の影響を35％削減、インターフェース開発の労力を50％削減することができたと評価されています。 これは、タレスが委託した、CipherTrust Data Security Platformの利点についてのForrester Total Economic Impact（TEI：総経済効果）レポートに基づいています。

CipherTrust Data Security Platform as-a-serviceの発表により、タレスは、仮想マシン、物理アプライアンス、ハイブリッドクラスターからクラウドベースのサブスクリプションサービスまで、鍵管理の実装オプションの幅広い選択肢を顧客に提供し、そのすべてを FIPS 140-2レベル3のThales Luna Cloud Hardware Security Module（HSM）で保護します。この柔軟なモデルは、データセキュリティ・インフラへの先行投資の必要性をなくし、容量の変更に対応するために自動拡張し、業界で求められるサービスレベル合意書（SLA）を満たす高可用性と強靭性を確保します。サービスの定期的なアップデートにより、顧客は業務を中断することなく最新のCipherTrust Data Security Platformの機能にオンデマンドでアクセスでき、CipherTrustインスタンスのメンテナンスがリアルタイムで提供されます。

マルチクラウド暗号鍵管理ソリューションであるCCKMを使用することで、顧客は機密データをクラウドに移行する際に鍵のライフサイクル管理を一元化できます。主要なクラウドサービス・プロバイダーすべてに対応するCCKMは、クラウドネイティブの鍵のほか、AWS XKSやGoogle Cloud EKMなど複数のBring Your Own Key（BYOK）およびHold Your Own Key（HYOK）サービスに対応しており、企業はクラウド外やCSPから切り離して鍵を安全に管理・維持することが可能になります。マルチクラウド環境を可視化することで、CCKMの顧客は効率性を向上させ、デジタル主権などのデータ保護規制に準拠することができます。

顧客は、幅広いクラウドデータセキュリティ、HSM、鍵管理サービスを提供するクラウドベースのオンライン・マーケットプレイスであるタレスのData Protection on Demand Marketplaceを通じて、CipherTrust Data Security Platform as-a-serviceのサービス提供にサインアップできます。 このプラットフォームのas-a-serviceは、企業に単一ペインのガラスビューを提供します。現在、ヨーロッパと北米のデータセンターでホストされており、データセキュリティ・サービスや地域も順次追加されます。

タレスのデータセキュリティ製品担当のバイスプレジデント、トッド・ムーアは、今回の発表について次のように述べています。「タレスは、40年以上にわたって何千ものお客様に暗号化および暗号鍵管理ソリューションを提供してきた経験があります。当社が、CipherTrust Data Security Platformサービスに新しいクラウドベースの提供モデルを導入したのは、ビジネスの俊敏性に対する需要と、当社のas-a-serviceソリューションを活用することへの関心の高まりに応えるためです。これにより、所有コストを下げ、導入時間を短縮し、制約の多い企業がスキルあるセキュリティ人材の不足に対処できるよう支援することで、暗号化および鍵管理の導入を簡素化することができます。」

¹ガートナー、2023 Strategic Roadmap for Data Security Platform Adoption、Joerg Fritsch（ヨルグ・フリッチ）、Brian Lowans（ブライアン・ローワンズ）、2022年9月22日

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タレスについて

タレス（ユーロネクストパリ：HO）は、防衛と安全保障、航空と宇宙、デジタルアイデンティティとセキュリティの3つの分野における先端技術の世界的リーダーです。世界をより安全に、より環境に優しく、より包括的なものにするのに役立つ製品とソリューションを開発しています。

このグループは、特に量子技術、エッジコンピューティング、6G、サイバーセキュリティなどの主要分野で、研究開発に年間40億ユーロ近くを投資しています。

タレスは68カ国に77,000人の従業員を擁しています。2022年に、グループは176億ユーロの売上を生み出しました。

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