-

シンタビアが専有的なニオブ印刷技術を開発

C103材料パラメーターの仕様により、防衛・宇宙産業アプリケーションにおける完全合金の採用が可能に

米フロリダ州ハリウッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 航空・防衛・宇宙産業向けの複雑な機械システムの設計・付加製造企業であるシンタビアは本日、合金C103の専有的な材料パラメーターを開発し、ロケット・ジェット機・衛星の推進アプリケーションに最適な高性能ニオブ合金を実現したと発表しました。この耐熱金属は広範なパラメーターを開発しなければ印刷が困難であり、EOS GmbH のM290プリンターで開発作業が行われ、航空宇宙・防衛・宇宙産業のOEMのお客さまが使用できるようにシンタビアが開発した29番目の専有的な材料パラメーターとなります。

シンタビアのC103の機械的特性は、印刷時の密度が99.94%で、標準的な応力除去サイクル後のZ方向の伸びが32%となっています。シンタビアのC103パラメーターセットの完全な性能データは、当社のウェブサイト(www.sintavia.com/materials-guide/)をご覧ください。

シンタビアの技術工学担当バイスプレジデントであるパブロ・アールは、次のように述べています。「ニオブは融点が非常に高いので、宇宙推進アプリケーション、特に反動制御スラスターや姿勢制御スラスターに対する優れた材料として広く認知されています。今回の開発により、シンタビアは業界をリードする機械的特性を具現化するコンポーネントを宇宙産業のお客さまに提供できるようになりました。シンタビアのC103パラメーターは、同様にクラス最高の自社の設計・付加製造能力と組み合わせることで、お客さまにとって極端な温度でのアプリケーションに適した高品質で信頼性の高い産業用ソリューションとなります。」

アールは、シンタビアが現在、航空・防衛・宇宙産業で使用する他の耐熱材料の専有的規格を開発中であることを付け加えました。

シンタビアについて

シンタビアは、航空宇宙・防衛産業の顧客向けに高度な推進・熱力学システムを設計・3D印刷しています。付加製造事業者グリーントレード協会の設立会員であるシンタビアは業界最高水準の品質基準の追求に傾倒しており、Nadcap認証など複数の航空宇宙認証を取得しています。詳細情報については、http://www.sintavia.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Sintavia, LLC
Lindsay Lewis
+1 954.474.7800

Sintavia, LLC



Contacts

Sintavia, LLC
Lindsay Lewis
+1 954.474.7800

More News From Sintavia, LLC

北米初のnLIGHT搭載型AMCM M290-2 FLX産業用プリンターをシンタビアに納入

フロリダ州、ハリウッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界有数の完全デジタル航空宇宙部品メーカーであるシンタビア合同会社は、nLIGHT AFXビーム・シェーピング・ファイバー・レーザー・システムを搭載した北米初のマルチレーザー産業用3Dプリンターを導入したことを発表しました。AMCM M290-2に搭載された最先端の1.2kWツインレーザーにより、産業用3Dプリンターのオペレーターは、ビームスポットのサイズや形状をパワーや材料密度を損なうことなく調整することが可能です。これにより、生産性が向上し、材料の無駄を削減できます。 シンタビアの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるブライアン・ネフは、次のように述べました。「この新たなプリンターの導入を嬉しく思います。今後数年にわたり、この新技術を開発・応用することで、材料特性を損なうことなく、150µm以上のレイヤー厚で部品を造形できるようになると考えており、当社の導入済みプリンターの生産性が大幅に向上することを見込んでいます。nLIGHTシステムの最大の利点は、十分にテストが完了すれば、最小限の新規設備投...

シンタビア、スティーフル・ノース・アトランティックAM-フォワード・ファンドから1,000万ドルの劣後債投資を受け入れ

フロリダ州、ハリウッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界有数のデジタル航空部品メーカーであるシンタビア合同会社は、スティーフル・ノース・アトランティックAM-フォワード・ファンド(当ファンド)から1,000万ドルの劣後債投資を受けたことを発表しました。この投資は、最近設立されたSBICファンドの第1号案件であり、資金は既存の設備ローンの借り換えおよび事業の一般運転資金として活用される予定です。なお、取引の詳細な条件は公開されていません。 シンタビアの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるブライアン・R・ネフは、次のように述べています。「新たに設立されたスティーフル・ノース・アトランティックAM-フォワード・ファンドの最初の投資先として選ばれ、身の引き締まる思いです。スティーフルが、収益性が高く、成長を続ける積層造形技術の活用企業に積極的に投資していることを大変心強く感じています。この新しいファンドは、業界全体に大きなプラスの影響をもたらすことを確信しています。」 スティーフルの完全子会社であるノース・アトランティック・キャピタルのマネージング・ディレ...

カーチス・ライトとシンタビア、積層造形インペラを導入した初の潜水艦部品を納入し、米海軍艦艇へ搭載

ペンシルベニア州チェスウィック--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- カーチス・ライトのEMS部門は、米海軍艦船へ搭載用の、積層造形(AM)インペラを導入した初の潜水艦用部品を納入したことを公表しました。 ペンシルベニア州ベスレヘムを拠点とするカーチス・ライトのエンジニアド・ポンプ事業部(EPD)、ペンシルベニア州モンロービルのベクテル・プラント・マシナリー(BPMI)、フロリダ州フォートローダーデールのシンタビアが手を組み、適格の金属積層造形部品を利用した初の潜水艦用部品の開発、製造、試験、供給を行いました。重要な防衛用積層造形部品の設計・製造の大手であるシンタビアは、徹底的な認定プロセスを経たAMインペラを提供しました。このインペラは、ペンシルベニア州ベスレヘムにあるカーチス・ライトの施設においてポンプへの組み立ておよびテストが実施されたものです。 積層造形技術は、これまで製造が困難でコスト高であり、遅延が生じることも多かった製品や部品の開発に対する解決策となります。この技術の利用により、信頼性の高い高品質の部品の国内調達先が確保できるようになる一方、製造...
Back to Newsroom